荼毘『はぁ…』
荼毘が軽いため息をつく。
トゥ『何だ荼毘?悩み事か?相談乗ってやるぜ? どうせつまんない愚痴とかだろ!!』
荼毘『夏音ちゃんが冷たい…』
トゥ『…だいぶ弱ってるな!!』
荼毘『小さい頃はお兄ちゃんと結婚するとか言ってたのになァ…』
『言ってないし』
何処からか現れた夏音が指摘する。
だが残念。言ってたんだよ。
『自分の妄想突き立てないでもろて』←別に荼毘の妄想じゃない
荼毘『小さい頃は飛びついて来たのに…』
『話聞いてよ』
荼毘『かわい』
『こわ』
トゥ『何これ』
本当になにこれ状態。
兄弟愛ですね。
荼毘『お兄ちゃん世界一かっこいいとかさぁ…いつの間にかお兄ちゃん呼びなくなってたしよぉ…』
『かっこいいとか言ってないし』←言ってた
『今でもたまにお兄ちゃん呼びするし』←それはそう。
荼毘『お兄ちゃんの個性好きとかさぁ…それってつまり俺の事好きってことだろ?』←そういう意味ではないと思う。
『確かに火は綺麗だから好きだけどそれが荼毘好きになる意味がわかんない』←それな
トゥ『………全部言ってそぉぉぉぉ』←正解
『言ってないって』←不正解
コメント
1件
そりゃちびっ子な時の記憶なンて印象強いやつ以外残りゃァしませンよね…