コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そーま)ん…うぅ……んぅ…
桜彩)!!そーまやっと起きた!?
そーま)あれ……ここ…
桜彩)近くの公園だよ、あのまま目を覚まさなかったからクロシロにおんぶで近くの公園まで運んで貰ったの、虚無にコーヒー買ってきてもらってるから待ってて
膝枕しているそーまの頭を撫でると「そっか……ごめん、迷惑かけた…」と珍しくしょぼくれた
桜彩)いーよいーよ、それよりも私の方が謝りたいよ、ごめんね、無理に付き合わせて
と、話していたら虚無が「あれ、起きてたんすか?おはよーございます」と言いながらコーヒーを差し出した
そーま)うぅ……まだ気持ち悪い…
そーまはのそのそと起き上がってコーヒーを受け取った
桜彩)ゆっくりでいいから休みな?
そーま)そうする……
暫くして
そーま)フゥ……帰るか
桜彩)元気そうで良かった笑
そーま)ほら、自転車乗って
桜彩)うん!
そーまの自転車に座ろうとしたらミツナリに抱っこされみつなりの後ろに座らされた
桜彩)……はえ?
ミツナリ)そーまに苦労は掛けられないから桜彩の家にそのまま連れてくよ
桜彩)え、でも……分かった!そーま私の家に今日泊まりな?
そーま)いやいや、悪いよ…
桜彩)さすがに一人部屋のマンションに寝っ転がるだけじゃあんまり良くならないよ、私の家においで、お茶出してあげるから
そーま)そ、そう?
桜彩)うん笑多少遠くなるかも知れないけどその分ゆっくりさせてあげるから
そーま)ありがと、桜彩
桜彩)次いでにミツちゃんもおいでよ
ミツナリ)ほんと?じゃあお邪魔しますね〜
桜彩)フフッ虚無達はまた今度ね、ミツちゃん行こ
ミツナリ)はーい
虚無達はしょぼんとしていたが今は着替えとかも何も無いし…
桜彩)ミツちゃん達の服は今日のままになっちゃうけどいい?
ミツ)大丈夫〜、それよりもそーまの顔が真っ白でちょっと怖い…
桜彩)それは……分かる…後で休ませなきゃ
桜彩家着
桜彩)そーまはリビングに行ってな?ソファに寝っ転がってていいから
そーま)自転車は……
桜彩)いいよいいよ、私が止めて置くから!あ、そうそう!気持ち悪くなっちゃったらトイレに行ってね、場所はわかる?
そーま)い、一応…
桜彩)トイレに1番近いのがリビングだからリビングで寝ててね……ごめんね、後で布団かけてあげるから
そーま)わ、わかった……
そーまは顔色を真っ青に変えながらよろよろとした足取りでリビングに向かった
ミツナリ)そーま……大丈夫かな
桜彩)わかんない……自転車止めたら早めに傍に行ってあげて?
ミツナリ)分かった
ミツナリは自転車を止めたあと直ぐに鍵を掛けて家の中に入った
桜彩)よいしょ…私も早く行かなきゃ
私もそーまの自転車を止め鍵をかけてから鍵を抜いて急いで家の中に入る
リビング
桜彩)そーまー?大丈夫?布団持ってきたよ
そーま)あぁ……悪い……
先程よりも更に顔が青白く…本当に何時死んでもおかしくないぐらい顔色が悪い
桜彩)えーっと…取り敢えず胃腸薬渡しておくね、あとはポリ袋
ソファの目の前の机に薬とポリ袋をおいて暖かい湯を渡す
桜彩)ちょっとずつ飲んでね
そーま)分かった……
頭を撫でて「眠っていいからね」と優しく声をかけたら「じゃあ…ちょっとだけ……」と言って眠り始めた
桜彩)ミツちゃんの飲み物入れてあげるね、ちょっとまってて
ミツナリ)!!ありがと