⚠️注意⚠️ ハイキュー腐です
及→岩を前提とした国岩未満です
国岩ってよりか、国→岩 かなぁ……
地雷さんはバック
自衛をお願いします
では、どぞ
岩泉さん
どした?
愛してます、
なんだよ、急に…
俺も、俺も愛してるぞ、瑛
…み!…国見!!!!
「…ん、…?」
「お前何練習中に寝てんだよ!
コーチに怒られるぞ!」
「…」
「?なんだよその顔」
「( ᷄ᾥ ᷅ )チッ…金田一かよ…」
「は!?お前、起こしてやったのに
その態度かよ!?」
「いい夢見てたのに…」
俺は国見 英 青葉城西高校1年生
バレー部のレギュラーだ
「んだよ!」
この目の前で騒いでるらっきょ…
長いのは金田一、
こいつとは、中学からの仲で
鈍感な天然なので俺が世話をしてやっている
「おい、何してんだ?」
「あ、岩泉さん」
「岩泉さん…」
この人は岩泉さん、
うちのバレー部の副主将で
青葉城西いちの男前。(性格的な意味)
俺が密かに恋している人。
「俺が寝てたから起こして貰っただけです」
「だけってなぁ、お前寝んなよ…礼言ったか?」
「…」
「国見、親しき仲にも礼儀ありだ」
「ありがと」
「おう、」
「ん、よろしい」
「じゃ、気張れよ」
「はいっ!」
「えぇ…」
「ははっ頑張れ!」
「「うっす!」」
「あ、金田一は矢巾とあわせとけ
国見は後で及川んとこ来い」
「…?はい、分かりました。」
及川さんはうちの主将だ、
青葉城西いちの美形で
岩泉さんの幼なじみの、
凄まじい努力家だ。
そんな主将からの
お呼び出しだ、…なんで??
なんで呼ばれたんだ…?なんかやったっけ
「国見、お前なんかしたのかよ?」
「してない…多分」
「多分ってなぁ、お前…」
「…まじでなんだろ、寝てたから?」
「それはいつもの事だし大丈夫だろ」
「は?」
キョロキョロと及川さんの姿を探す
あの人、自分から呼んどいて
すぐどっか行くからな
昔、呼ばれて行けば及川さんが
外に出ていたことを思い出しイラつく
あの人ほんと勝手だからな
あ、いた
岩泉さんに話し込んでいると
先に岩泉さんが気づいて
及川さんもまた顔をあげた
「あの、なんすか?」
「あ、国見ちゃん、おいで〜
岩ちゃん、向こう行ってて?」
「…? 」
「え?」
「ん?どしたの国見ちゃん」
「いや、俺お二人のとこ来いって
言われたから、岩泉さんもかと…」
「えっ、もー岩ちゃん
俺、別に俺たちっていってないのにっ! 」
「あ?なんで?」
「なんでって…岩ちゃんは 狂犬ちゃんと
勝負挑まれたって言ってたじゃん
そっち行くでしょ? 」
及川さんの言う狂犬…
京谷さんのことを思い出す
京谷さんは2年生で去年の3年生と
仲が悪く、 去年はほとんど部活にこず
サークルで練習していたが
3年が引退して、
及川さんと岩泉さんが
引っ張ってきた人だ
岩泉さんと勝負をして負けてから
腕相撲やら、サッカーやら
挑んでいるが連敗中だ
岩泉さんはやばい人なので
仕方ないと思うが、京谷さんも
やばい人なのでずっと勝負をしている
見ているだけで暑苦しい
というか、
あの人、また岩泉さんに勝負しかけてんのか
「んだよ、別にいいべ」
ぐっと口を閉ざしたかと思うと
眉間に深いシワをよせ
な?、と及川に呼びかける
1人除け者にされるのが相当嫌みたいだ
かわいいなぁ、と思いながら
俺にもやってくんねぇかな、袖つかんでと
真面目に俺は思う
「あっ可愛い〜♡じゃなくて、
眉間のシワまで可愛いって何??
食べちゃうぞコノヤロウ」
「きも」
うわぁ、及川さん気持ちわる
「うわぁ、及川さん気持ちわる」
「待って!!!!国見ちゃんまで引かないで!?」
「んでだよ、居てもいーだろ」
「だーめっ、さ、行った行った」
「さてと、あのね」
「なんすか」
「一緒にかーえろ♡」
「嫌ですけど」
「こういうときだけ
素晴らしく即答だね国見ちゃん!!!!
いつもそうだと及川さん嬉しいな!!!!!!!!」
「いーでしょ?話あるし」
「…ちっ分かりました」
「ねぇ今舌打ちした??ねぇした??????」
「気のせいじゃないですか」
「そっかぁ!?うん!そうカナ!?!?!?」
「………も…すか?」
「うん?」
「岩泉さんも一緒ですか?」
「…んーん、違うよ
岩ちゃんは別で帰らせる」
「…そっすか」
「なーに?凹んでんの国見ちゃん? 」
「は?なんでですか、違いますよ」
「そー?んじゃ、また放課後ね!」
なんだったんだと頭をかく
急に一緒に帰ろうって…
普通に嫌だし、嫌な予感がする
けれど及川さんの目があまりに本気だった
なんなんだ、及川さんがあんな目をするのは
バレーの話か、
それか、岩泉さんの……
んー、知りたくないことに
気がついたのように唸る国見が
背後からの視線に気が付くことはなかった
「及川さん」
「うん?」
「うんって…早くしてくださいよ
一緒に帰るんじゃないんですか、」
「うん、ごめんちょっとまっててね」
「はぁ…」
岩ちゃーんと岩泉さんに
駆け寄っていく及川さんをみて
思わずため息が出る、
昔だ、昔
軽々く呼ぶなと
心の中でおもっていた
岩泉さんに近ずくな、と
俺にも分からなかった
これは恐らく嫉妬だった、 及川さんへの
勿論今はそんなものを思わない
昔はこの気持ちが分からなくて
随分悩んだけど、今は自信を持って言える
愛しているから、岩泉さんを、
岩泉さんにベタつかないで、
近づかないで欲しい、極力
けど、及川さんはそれを許さない。
多分牽制とかの類いで
きっと俺は及川さんの毒をみる。
でも、思うことは罪じゃないと、
岩泉さんは言うと思うから。俺は___
「国見ちゃんおまたせ〜」
「…っす」
「まった?」
「めっちゃ待ちました」
「素直っっ、ここはそんなに
待ってないですよじゃないの!?!?」
「嘘はよくないじゃないすか」
「それはそうなんだけど、優しい嘘を…」
「早く帰りましょ」
「あっまってえぇ」
「話ってなんすか」
速攻で話をきりだす
会話を弾ませてから〜なんて
面倒な事はしたくない
「早くない?」
「長引かせても面倒なだけですし」
「それもそーだね」
けらけらと国見ちゃんらしいと笑う
及川さんに、まだ闇は見えない
「……。」
「あのね、国見ちゃん、
そんなに俺の事嫌い?」
思いもよらぬ問に拍子抜けする
及川さんが嫌いか?
そんな 嫌われてると思わせるような
行動しただろうか…?
したかも。
「いえ、違います」
事実を伝える
勘違いさせて傷つけたなら申し訳ない
「遠慮しなくていいよ?」
「…まじで、及川さんが
嫌いなわけじゃないです」
「…そう?」
「じゃあ、岩ちゃんとの扱いは?」
まるで、極力俺に圧を書けないように
及川さんは柔らかい言い方で
柔らかく笑う、それが
俺の圧を倍増させると知ってか知らずか
「及川さんが嫌いなんじゃなくて、」
すぅっと息を吸う
あぁ、嫌だ、この先の言葉を続けた後の
及川さんの顔を見るのも嫌だ
面倒だなぁ
「岩泉さんが特別なだけです。」
しーんっと思い沈黙が俺にのしかかる
及川さんの視線を感じる。
あぁ、嫌だ。
わかっていた、こんな言い方をすれば
及川さんが苛立つことも
それでもあの人のことで嘘はつきたくない
「ねぇ」
及川さんの声のトーンがひとつ下がる
背を這いずるような、ひきずるような声で
言葉は紡がれる
「それってさ、尊敬?」
「はい」
嘘では無い、俺は岩泉さんを尊敬している
敬愛している…そして愛している。
「国見ちゃん」
及川さんは先程から
変わらずのトーンで俺の名を呼ぶ
ゆっくりと息をすって
ゆっくりと言葉を紡ぐ
「…はい」
どんッ
及川さんの右手がコンクリートの壁に
刺さる、俺の顔の少し右斜め、
もう少し左
なら顔面に直撃するところだ
ため息をつく
及川さんをちらりと見て、
俺はもう 動かない。
「国見ちゃん」
「…手、怪我しますよ。」
「国見ちゃん!!!!!!!」
耳元で及川さんが叫ぶ、
うるせぇなと思っても
俺は耳を塞ぐことや特に動くことも無く
ただ返事をする
「なんすか」
及川さんが問う
「一が好きなの?」
俺が答える
「いいえ」
及川が問う
「ほんとうに?」
俺が答える
「はい」
及川さんはなにも言わない
「…。」
俺もなにも言わない
「…。」
嘘じゃない、本当だ
俺は岩泉さんを愛している、
岩泉さんに恋している。
「国見ちゃん、俺ね
岩ちゃんと付き合ってるんだ」
「そんなんですね。 」
自分が思っていたより何倍も素っ気ない声
心底興味のなさそうな声
演じて出しているわけじゃない
何故か自然とこぼれた声。
俺は岩泉さんを好きじゃないからだろう
俺は岩泉さんを愛しているから
今なにをしていようと興味はない。
冷静に考えてみれば
付き合っているというのも 嘘だろう
「それで?」
だからなんなのかと先を促す
及川さんはまだ俺に疑いと怒りと
警戒の眼差しをむけている
面倒だ
「だから、岩ちゃんに近ずかないで」
「先輩後輩として普通の距離かと
それより今の俺たちの方がおかしいですよ」
そう言ってまだ壁に手をついて
所謂、壁ドン状態で顔の近い
及川さんを見上げる。
互いの息が鼻にかかってむず痒い
「国見ちゃん…」
先程の敵意をかくして
色のついた声で及川さんが
俺を呼ぶ、なるほど、色仕掛けってか
意外だな、というかなんかこれ……
「可哀想…」
「は?」
思わず思った言葉がポロリと漏れる
またさっきの低いトーンに 戻った及川さんに
少し申し訳なくなる
「あ、すみません、本音が…」
「…。」
あー……さすがに先輩に対して失礼だったか
まぁ今からもっと失礼なこと言うけど
「俺を及川さんに惚れさせて、
岩泉さんを 忘れさせようとか、
やめてくださいね、 無駄ですし哀れです 。」
「……言うね、国見?」
及川さんの目が、 怒りが宿っていた声が
すっとさめていくのがわかる
不思議と焦りはない。
及川さんと目を合わせる
まぁ、強制的に
合わせられるの方が正しいけれど。
目をそらすことは許されない
きっと逸らした瞬間俺は食い荒らされる
だからこそ俺は怖がらず
及川さんに目を向ける。
なんだんだ、この人。
岩泉さんをもののように、
嗚呼、腹立たしい
まだ途中だし、ボツだけど
しばらく投稿しないと思うので
とりあえず上げときます……。
駄作をまた生み出してしまった……
またリベンジしたい……!!
コメント
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国岩ありがとうございます!及岩&国岩という最っ高のシチュでもうなんか、、天まで飛んでいきました(?) 及川さんに嫉妬する国見ちゃんと岩ちゃんへの愛が深い及川さん、萌えました...!!本当に素敵な作品を書いて頂き、ありがとうございました!これからも岩ちゃん受けを、どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m(長文失礼しました)
ぜひ続きを、フォロー失礼します