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水 × 赤 です
芸能人パロ
R あります
♡ 、” 、/ 苦手な方 🔙推薦
5行 下から はじめます 。
僕の彼氏は芸能人 。
それも結構有名な人 。
最近はドラマの主演を務めたり 、歌番組に出たり色々してる 。
遠征のロケも多くなってきていて 、一緒にいられる時間が少ない 。
慣れてはいるので寂しいとは思わないけれど 、やっぱり1人だと少し心細い 。
そんな気持ちを紛らわすために僕は1年前くらいに配信業を始めた 。
最近そこそこ有名になってきていて 、結構稼げるようになった 。
とは言っても 、まだファンは少ないので小遣い程度しか稼げない 。
なんて考えてたらスマホが小刻みに揺れた 。
画面を覗くとそこには 「 くに 」と言う人からのメッセージが表示されていた 。
くにおとは最近出会って 、仲良くなったばかり 。
出身地が同じ北海道で帰省中に何度か会って遊んだことがある 。
DMの内容は今日配信するかの確認だった 。
今日は枠をとっていないので 、しないつもりと言うことを伝えると 、
コラボをしよう 。と誘われた 。
今日れるは帰ってこないし 、ちょうどいいと思いOKした 。
自分のアカウントでコラボの告知をして配信の準備を始める 。
今日は質問を答えるだけらしく 、特になにも準備するものはないが 、
念の為 、ゲームなどの準備もしておく 。
配信が始まり 、ふとコメント欄を見ると 、いつもより多めにコメントが流れている 。
やっぱりくにおはすごいな 。なんて思いつつ 、本題に入る 。
コメントに流れてるものを拾うらしく 、選ぶのは全部くにおに任せることにした 。
橙 「 え ー っと 、 」
「 お二人の年齢はいくつですか ? だって 」
赤 「 何でそんなの拾うんだよばかか ! w 」
「 答えれるわけないだろ !!! w 」
橙 「 w w w 」
「 だそうで ー す w 」
赤 「 だそうで ー すじゃないのよ w 」
「 もう 、ちゃんとして ? w 」
橙 「 ごめん ごめん w 」
なんてわちゃわちゃしながら答えていると 、
いつの間にか配信を始めてから1時間ほど経っていて 、
時間的に次の質問が最後にしようと言う話になった 。
橙 「 え ー 、お二人は好きな人とかいますか ? いたら教えてほしいです 。 」
「 あ 、俺ね ー 、最近気になってる芸能人さんいてさ 。 」
赤 「 え 、恋してる ? w 」
橙 「 そんなんじゃないから w 」
「 え 、みんなさ 、れるくんって知ってる ? 」
そう聞かれて 、フリーズしてしまう 。
やっぱり彼は有名だから 、コメントを見ると知ってると言うコメントが多い 。
それを見て 、少しもやっとなる 。
赤 「 やっぱり知ってる子多いね 。 」
橙 「 ちむは知らないの ? 」
赤 「 僕テレビとかあんまり見ないし 。 」
橙 「 いや 、だとしてもだろ w w 」
「 って 、え ? 」
「 れるさんいたの ? 」
その一言を聞いて肩が跳ねる 。
コメント欄にれるさんが ?
そんなはずない 、だってれるさんは今収録中で … 、
色々考えていたら 、だんだん頭が痛くなってきた 。
みんなにそのことを伝えて寝ようと思ったけど 、
どうも嫌な予感がして寝つけそうにない 。
とりあえず配信は終わりにしてもらってソファーに横になってみたが案の定寝付けそうにない 。
部屋で横になれば寝れるかもしれないが 、れるが家にいない時は部屋で1人になると不安になってしょうがないので極力部屋には近づかないようにしている 。
赤 「 はぁ … 、 」
「 薬 、あったけ 、 」
動こうとする度に頭が痛くなっていく 。
れるに連絡しようと思ったけど 、迷惑かなと思ってやめておいた 。
くにおも今は作業中で手が離せない 。
他に頼れそうな人もいないので 、諦めて安静にしておくことにした 。
とは言っても 、ずっと安静にできるわけもなく 、気づいた時にはエゴサをしていた 。
みんな心配そうにしていたので 、なんともないから気にしないでね 。と投稿する 。
するとすぐにみんなからコメントが届いた 。
アンチも見かけるけど 、今はそんなこと気にしているほど余裕はない 。
なんて考えてると 、急に玄関の方から扉が開く音がした 。
こんな時間にれるが帰ってくるはずがない 。
けれど 、この状態で動く気にもなれず 、
そのままそっと目を閉じて寝たふりをする 。
電気のつく音がして少しだけ目を開けると 、
そこにはれるが立っていた 。
水 「 こんなとこで寝て … 、笑 」
「 何でそんな無防備で寝てるん 、? 笑 」
さっきまでの頭痛が嘘みたいに良くなった 。
そのおかげか急に眠気が襲ってきて 、気づいたら寝てしまった 。
赤 「 ん っ “ ?! / 」
水 「 あ 、起きた ? ♡ 」
赤 「 れ っ ” あ 、っ // ♡ 」
水 「 んは 、かわいい w 」
目が覚めたら何故かれるに犯されてて 、
抵抗しようとしても力が出ない 。
赤 「 ふ ッ 、 ぁ “ っ ん っ 」
水 「 え っ ろ 、w 」
赤 「 うっさ 、 」
「 んぅ ” っ ?! // 」
「 うるさい 」なんて言おうとしたら奥を突かれたり 、
れるにペースをかき乱される 。
足で蹴ろうとしても力が入らなくて 、叩いたりしたら腕を縛られたりした 。
赤 「 っ ま 、ッ 」
「 ぁ “ っ 、♡ 」
水 「 … はぁ 、かわええ 、♡ 」
「 、あ もうこんな時間 、 」
赤 「 れる 、ッ どうせ 、休憩中に抜けてきた 、んでしょ っ 、? 」
水 「 なんでわかんの ? w 」
赤 「 何年一緒にいると思ってんの 、 」
水 「 んは 、まぁそれもそうやな 」
「 … んま 、れる今日は戻るわ 」
赤 「 … うん 」
水 「 … 寂しい ? 」
少し甘めの声でそう問われる 。
肯定したら負けるような気がして 、反応できずに黙り込んでしまう 。
水 「 … 寂しいんか 〜 そっかそっか 〜 」
赤 「 僕なんも言ってない … 」
水 「 何年一緒やと思ってんの 」
「 このくらい返事なくてもわかるわ 。 」
不意にも少しときめいてしまって顔を逸らす 。
多分今耳まで赤いんだろうな 、
水 「 んは 、w 顔あっか w 」
赤 「 んも 、うるさ 〜 い っ ! 」
「 早く仕事戻れ っ ! 」
水 「 寂しくて配信してたくせに 」
赤 「 それは … 」
「 って 、え 、? 」
「 僕れるに言ってな 、 」
水 「 んなもん声聞けばすぐわかるわ あほ 」
「 あ 、やべ時間 、 」
「 … 帰ったらお仕置きやから覚悟しとけよ 」
赤 「 ぁぇ 、 」
水 「 返事は ? 」
赤 「 は 、い っ 」
久々に聞いたれるの低音 。
れるが低い声を出すのは基本的に怒ってる時くらい 。
黙って始めたんだから当たり前か 、とか思いながら 、職場に戻るれるを見送った 。