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「ライ、一緒にお風呂入りませんか?」
唐突に星導にそう言われた。
なんだこいつ、急に一緒に風呂に入ろうだなんて…
オレと星導は恋人同士で同棲もしているが、風呂に一緒に入ったことなんて無い。
『やだ…』
疑いの気持ちを隠せず、眉を顰めて星導を見て言う。
「そんな嫌な顔しなくても良くない?泣くよ?」
『泣いとけ』
「ひどすぎるでしょ」
いつものようなやり取りをしてそのまま部屋に逃げ込もうとするが、捕まってしまった。
「ねえ〜ライ!なんで逃げるんですか!」
『だって!星導のことだからどうせなんか企んでるんでしょ!怖いんだよ!』
「わかったって!何もしないから!!」
『お、言ったな?』
「え、一緒に入ってくれるんですか!?」
『入ってやるよ』
ということで、一緒に風呂に入ることになった。
体と頭を洗い、湯船に浸かる。
流石に男2人にとって湯船は狭くて、オレは仕方なく星導の脚の間に座った。
…さっきからずっと視線を感じる。
裸なんて行為の時に散々見られてるだろと言われればそれまでだが、風呂に一緒に入るのが初めてだからかかなり恥ずかしい。
『…あんま見ないで』
「なんでですか」
『いいから見るな!』
「もしかしてライ恥ずかしがってるの?」
『……。』
「かわいい」
たしかに“変なことするな”って約束しかしてないけどさ…
星導からずっと視線を感じるし、変なことを言ってくるせいでちょっと…変な気分になってきたかも。
ここまできて何もしないなんて逆にムカつく。
オレは星導の方に体の向きを変えて手首を掴み、上目遣いをする。
『ホントに何もしなくていいの…?』
星導の目が見開かれた後、恍惚とした表情に変わる。
「………それって、なにかしても良いって事ですよね…?♡」
『ん゛う゛〜〜〜♡♡、あ゛っあっ♡ほしるぇっ♡♡♡』
「なあに、ライ」
『ん゛♡おふろでっ、するの…?///っ♡♡』
「ダメ?」
『だってぇ♡、なかに、お湯はいっちゃう、っあ゛♡♡///』
後ろから抱きつかれるような体勢で、ナカを星導の長い指で掻き回されて声が漏れる。
まさか風呂の中でそのままヤるなんて思っていなかったので焦って星導に聞くが、このまま続行する気らしい。
浴槽内の水がオレのナカに入ってきて変な感覚がするし、水のせいでグチュグチュとした音がいつもよりも大きく聞こえて恥ずかしい。
それにお風呂は反響するからできるだけ声を出したくない。
だけど我慢なんて出来やしないから、反響した自分の声に恥ずかしくなり、こんなにはしたない嬌声を星導に聞かれているという事を意識して興奮してしまい、また甘い声が出てしまう。
そんな最悪のループを繰り返し、頭がぼーっとしてきた頃、ナカから指が抜かれた。
「ライ、入れるね♡」
『え、まってっ、だめ、』
星導の人間離れした大きさのソレが容赦なく突っ込まれる。
『〜〜〜〜っ!?♡♡♡』
ナカに水が入ったまま挿入され、声にならない悲鳴をあげる。
『あ、だめっ♡♡、うごいちゃ…♡♡』
突かれるたびにお腹の奥の水と空気が掻き回されてグポグポと音を立てる。
『るべ♡、これほんとにっ…♡♡』
「なに?気持ちいんでしょ?」
『ん゛っ♡あ〜〜♡♡、やらぁ♡』
星導の言うとおり気持ちよくはあるのが悔しい。
ていうかこれは大丈夫なのか不安になってきた。こんなに腹の奥の方まで水が入ったままで、お腹壊したりしないかな…
それでもオレの開発されきったナカは快感をしっかり拾って、気持ちいいしか考えられなくなってくる。
『あ゛〜〜ッ♡♡、あぅ♡るべ…♡♡』
あんまり動くと浴槽の水が溢れてしまうので、星導はゆっくりと、オレの身体を揺するようにして動く。
それがもどかしくて、自分から腰を動かしてナカをきつく締めてしまう。
『んっ♡あ♡、ん〜ッ、♡♡』
「っライ……足りないの…?♡」
『んぅ〜〜♡、だって、いつもッ…♡、おまえが…もっと激しく、ぁ♡するからぁ…♡♡///』
「ふふ、可愛い、じゃあこっちも触ってあげるからね♡」
そう言って星導はオレの乳首をぎゅっと摘んだ。
その刺激に、意図せずに甘い声を漏らし腰が揺れ、ナカを締め付ける。
『ひゃっ!?♡♡、あ〜〜〜っ♡♡♡るべぇ♡♡///』
「ッ、ライ、ナカ締めすぎっ…♡」
ずっとお湯に浸かりながらヤってるせいで、のぼせてしまってクラクラする。
ふわふわする思考と溶けた滑舌でひたすら喘ぎ続ける。
『んっ、んぅ…♡やっ…ひっぱんないれぇ…♡♡///』
「嫌なの?ほんとは気持ちいいんでしょ?♡」
『うんっ、きもちぃ……ひぅ!?♡♡♡』
いじくり回されて感度が高まったそこは、撫でられるだけでも声が出てしまうくらいに快感を拾ってしまうのに、強く摘まれて全身に快感が巡る。
『ん♡♡るべ、あっ…♡///、もぉ、むり、♡』
「ん、イっていいよ♡」
『あ♡♡らめ、れちゃうッ♡♡っ、〜〜〜〜♡♡♡♡』
とうとう我慢できずに浴槽の中に吐精してしまった。意識と視界がぼんやりと滲む中、上がった息を整える。
中のモノを抜かれ、前立腺を擦られる快感に身体を震わせる。
『んぁ…♡♡』
「ライ、ここだとあまり動けないから、やっぱりベッドに行きましょう」
『ん……♡』
星導の言っている内容も理解しないまま返事をすると、軽々しく抱き上げられる。
「俺はまだイってないから、沢山相手してくださいね♡」
身体が濡れたままでそのまま運ばれる。
あーあ、今夜は寝れないんだろうな。
ひんやりとした廊下の空気に晒され、覚めてきた脳みそでそんなことを考える。
星導の首に手を回し、体温を感じながら身体を預けた。
おわり!
あとがき
のぼせてふにゃふにゃになっちゃう&反響した自分の声に恥ずかしくなっちゃうのを書きたかったのですが、あんまり生かせませんでした。かなしい( ; ; )