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『これは俺の為の俺』
⚠️ちょい甘🔞
数週間後の、夜。
俺はまた、幻の家に居た。
「…幻。」
「なぁに?」
「……、」
「……いいよ。しよっか。」
「っ、はぁ……んっ、」
「」
幻は、口ごもる俺を察して、俺が何を言いたいのか、何をしたいのかを瞬時に理解し、俺が欲しい言葉を言ってくれた。
…これが、幻の才能。
「…っは、…」
「…キス、上手いな。慣れてるのか?こういうこと。」
「え?いや、まさか!千空ちゃんが初めてだよ。」
「千空ちゃんがいつこういうことしたくなってもいいように、イメトレしてたの♪」
「…ほーん。」
時間が経つにつれはだけていく服。
それに比例するように、ほんの少しずつだけ上がる体温。
全ての要素が、俺を高揚させた。
「…っん、…ぁ…」
「…」
キスで酸欠になり、息を吸おうとすると自然に出てしまう俺の声と
服のボタンが外される音、服の材質の音だけが
幻の部屋に響いた。
ぱちゅ、ぱちゅ、 ぎしっ、ぎしっ、
肌と肌が重なり合う音。 揺れでベッドがきしむ音。
音が鳴ると同時に、脳がビリッとする。
「ぁ”、…や、っ♡ん…っ、…ん、♡」
「っ、大丈夫?痛くない?」
「ぅ、っ…♡ぃ、ったく…ない…♡」
「よかった…」
「っ、ぁ”…♡あ、っ、…ぁん、っ♡」
「げん、っ…♡」
「…うん。」
返事は、たったの二文字。
だけど、幻が俺を見る目線は…優しげだ。
目線も、仕草も、口調も、全部優しい。
「ってめ、♡やさしすぎんだろ…っ、♡ぁ、…っ♡」
「……だって、優しくするのが、愛するってこと」
「…だと思うから。」
…なんでそんなに、
自信が無さげに言うんだ。
まるで、正解をなぞるみたいじゃねぇか…
幻が俺の前髪を撫で始めた。
指先から手首の動きまで、丁寧に完璧に優しく。
今の俺は、その撫でさえも快感に変換してしまう…変な感じだ。
「ちゃんと、っ…おれのこと、♡…みてるか、?」
「うん…ずっと、ずっと見てるよ。千空ちゃん。」
「…す、っ♡すきっ、だ…っ♡げんっ、♡」
「っ、んん、…っ♡……〜…っ♡」
俺が好きと言った直後、幻が少し黙り、キスで口を塞いだ。
「…〜はっ、…♡んん……っ!♡♡………!」
「…〜ぁっ♡げ、っ♡げん、っ…!♡げんっ…!♡」
頭が、チカチカする。
「んん”、っ…!♡ぃ、っ…♡いく、っ…♡♡」
事後。
俺は幻の隣に座り、寄りかかっていた。
「幻…ありがとな。」
「……え〜?なんで?俺も、『そろそろかな〜♡』って思ってたとこだし♪」
「…クク、そういう事にしといてやるよ。」
幻と初めて繋がれた日。
記念日にしたいくらい、嬉しい。
……本当の幻を知らないまま行為をして、心身共に繋がれたと言えるのだろうか。
…曖昧にしたくない。
「幻、テメーは本当の自分を”いつも通り”として、俺に出してるのか?」
「…」
…まただ。
俺にとって”いつも通りじゃない” 幻。
虚ろな目をしていて…機械的な幻。
「…何それ。」
「出してるに決まってるじゃん?♡」
「だって、千空ちゃんは俺の恋人で、」
「愛すべき人なんだから。」
はい!第三話 『これは俺の為の俺』
終わりです!!
次回まじで…楽しみにしてて欲しいです
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡550
色々あって、土曜日以外、0時から朝になるまでスマホ使えないのと、
明日部活の大会があるので、
明日550いったとしても、すぐに投稿できないかも!!です😭😭😭😭
追記〜〜〜〜〜〜
大会から帰ってきたら次回投稿します!!
(今までの情報をちょびっと整理して欲しい&余韻に浸って欲しい ので!!)
ではまた次回🙇🏻♀️🙇🏻♀️🙇🏻♀️
コメント
5件
まさか今日続きが拝めるなんて……😭😭😭✨✨✨ もうやばいです大好きです愛してます。((((( いいねたくさんするのでホントに任せてください!!!!!!逆にさせてください!!!!!! 明日試合なんですか!?!?!?!? 頑張ってください~~!!!🔥🔥 応援してます!!!😆💪🔥 続き出して下さるだけ幸せ感じてます。。 (試合勝てますように~~!!!!!!🙏)