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どもども、お久しぶりです(*^^*)
今回はぁまた彰絵名書いちゃおうと
この話は、同じ連載で書いた彰絵名の3ストーリーとは全く別の話です!その3ストーリーも見てないよって人は是非〜
東雲🥞が弱ります。 大丈夫な方は続きを
それではど〜ぞ〜
「はぁぁぁぁ…」
頭痛がする。 なぜだろうか、家族に風邪引いてたやつなんて…いねぇし。 最近は練習を多くしすぎてたか? でもあれくらいしないと成果は得られねぇし…
「っ、やべっ…」(フラッ)
…あれ? 考えごとしてるうちにこんな酷くなってたのかよ…
「っ!」
くそ、力が入らねぇ…この辺は人通りも少ないし、誰かくるまで待つしかねぇか…?
ダメだ。 そこまで待っていたら耐えられてないだろう。 家に誰かいなかったっけな…
「絵名…」
絵名…は、呼んでもいいけど絶対後でいじられるよなぁ… そんなこと気にせず呼んじまうか?
使えるものは使った方がいいだろう。 絵名には電話して…って
手にも力…入んねぇ…?
くっそ、これでどうしろってんだよ… やばい、目眩がする。 今は多分、ものすごい息遣いになっているだろう。
「あっ…ぁ…」
うまく声も出ない。 まぁそりゃそうだよな。
「彰人?」
その声を聞いた途端、俺はきっと安心した。 …のではないだろうか。
「ちょ、ちょっとこんなとこに座り込んでどうしたの?」
「体調が悪い」と伝えたいが、声も出ないし手に力が入らないから文で伝えることもできない。
「あぁっ…」
「やばいよね、これ。 とりあえず帰るよ」
は?このまま帰るのか? いやいや、俺は立てねぇし… あれ…?
なんで俺…立ててるのか…?
そうか。 やっぱ俺、絵名が来たときに安心したんだ。
「…悪い、肩だけ貸してくんねぇか」
「それくらい、言われなくてもするつもりだし」
ようやく家に着き、俺は自分のベッドに横たわっていた。
「彰人、大丈夫?」
絵名が心配そうにこちらを見ている。
絵名曰く、歩いていたのはほんの5分程度だったらしいが俺は1時間くらいに感じている。
「相当酷かったんだね…」
正直、俺自身も今は頭が回っていない。頭痛が酷く、近くにあるはずの絵名の顔もよく見えない。
「…一旦寝ていいか…?」
「そんなの許可いらないってば」
そうして俺は深い眠りについた。
目が覚めると天井が見える。視界もぼやけずはっきりと見えているしマシになったのかもしれない。というか俺はどのくらい寝てたんだ?
「────あ、ほんと?じゃあちょっと直そうかな」
突然、1人で会話している絵名の声が聞こえた。
「あ、彰人」
『えっ、弟くんいるの?やっほー!弟k…』
この状態じゃあ暁山のテンションにはついてけねぇな…
「ちょっと、今彰人体調悪いの」
『ほんとに?ごめんね〜』
「…なんで、こんな時間に、作業してるんだ…?いつも夜中、なのに…」
俺は力を振り絞ってそう言った。すると、すぐに絵名から返事が返ってきた。
「サークルメンバーの1人が、明日早いから夜中は無理なんだって」
『てか、体調悪いなら寝てなよ〜』
できるならそうしてるんだがな…っというか、なんだこれ…?
「あ」
「…?」
「それ、お母さんが買ってきてくれたゼリー。その体じゃまともにご飯食べれないでしょって」
あー、そういうことだったのか。てっきり絵名がわざわざ用意したのかと…
『嘘だ〜。えななんってばさっき、コンビニ行くって言ってなかったっけ〜??』
「っ!…それとこれとは別だし」
こいつ…
「…おい、病人の前で喧嘩すんな」
『「あっ…」』
俺はこいつらの会話を終わらせたかった。単にうるさいというのももちろんだ。寧ろそれが一番がしれない。 しかし、先程暁山が…
『嘘だ〜。えななんってばさっき、コンビニ行くって言ってなかったっけ〜??』
何故だろう。この言葉がとてつもないくらいに引っかかる。本当に絵名が買ってきてくれていたとしてもただ礼を言うだけなのに。それなのに…
自分のためにしてくれたのではという思考が頭をよぎって仕方ない。
そんなことされたって、普段の俺じゃ別に嬉しくもなんともないことなのに、今日はなんだか違って感じられる。さっきから絵名の顔も少し赤い。暁山に見られていたらどうなっていただろうか。
とにかく今は寝てないとな…明日の練習に穴開けるわけにはいかねぇし
にしても…
絵名、照れてんの…?
「あーーーもう!早く治したいなら早く寝れば!?」
「っせぇな病人の前で…」
これは当分熱が引かねぇだろうな