最後にかけた言葉

ｶﾞﾁｬｯ

まろの部屋、ぐちゃぐちゃで、薬だらけ

桃[ごめんなぁ、ごめんなぁﾎﾟﾛﾎﾟﾛ]

そんなまろの机に、1つの紙が置いてあった

全員『なにこれ、…』

ペラっとめくる

そこにはまろが書いた手紙があった

黒[俺読む]

黒「みんなへ」

黒「まろより、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

全員『ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ、ごめん、ごめんね』

水『青くんが死んだほうが辛いよばかぁﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』

とても後悔した

辛い、悲しい

でも、

まろはもっと苦しくて、信じてもらえなくて辛くて、悲しかったんだろうな

…

青《ごめんね》

桃[ま、まろ…？]

青《ﾌｯ》

黒「あ、謝るから…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

消えていく

これは幻覚ではない

だが一瞬だった

最後にかけた言葉が

ふざけるな

だったこと、後悔してもしきれない

ごめんね

そう伝えたくても伝えられない

全員『今から、そっちに行くね、！』

六角形の星となり

“また”6人として生きてゆく

End