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2 - メイノア / GL

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2026年01月28日

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メイノアです、嫌な話…なにこれ…

なぜかノアがちょっと歪んじゃった…異世界ってことにして…


「初めまして、先輩」


裏路地出身の私が、まさか翼に、L社に入社出来るなんて思っても居なかった。

私は懲戒チームというところに配属されるらしい。ただ、福祉チームに先輩が居るんだと。

だから、挨拶をしにきたのだ。


「…先輩?」

「うるさい、忙しいのが見えないのか。お前に目はついていないのか?」

「うぇっ!?」


急に嫌味なことを言われて焦っていると、彼女は別方向へと歩き始めた。

せめて名前だけでも聞かねば。


「せんぱーい!名前は何ー!」

「名簿を読め」

「名前ーー!!」

「…メイソン・フィリップス」

「ありがとー!!!!」


あまりの嬉しさに飛び跳ねている私を置いて、この青い空間から出て行ってしまった。

あぁ、なんて人なんだろう。口も悪くて、お高くとまっていて…なんとも、可愛らしい女の人だった。

実は、正直言って少しだけ気になるのだ。

あの人に付き纏ったら、いつあの嫌そうな顔を笑顔に変えられるのか。

もしくは、一生嫌がられるのか。

…一度気になったら止まらないタイプゆえに、私はその日から隙あらば先輩…いや、メイソンに話しかけることにした。

初めのうちは適当にあしらわれるどころか、フル無視されたけど、だんだんと手で私を払い除けようとしたり、「黙れ」と言ってきたりするようになってきた。

私はそれが嬉しくって、さらに付き纏うようになった。


「やほー!メイ!」

「忙しい」

「えーん、やだやだ、話そうよ」

「少しだけな」


相変わらずだ。

多分、彼女は心を許した人には少しだけ甘くなるのだろう。そうでもなきゃ、エレナと私で露骨に態度を変えるのはおかしい…いや、エレナは"面白いおもちゃ"と認識してるんだっけか…まぁ、なんだって構わない。

これが、常に話しかけ続けた私の特権であり、他の人には出来ないことだ。

彼女のような人から、仕事以外の用で話しかけられるのなんて私とネビルくらいだろう。

本当に、それが嬉しくてたまらない。


「ねぇ〜、メイ。食堂行こうよ」

「あとでな」

「はーい、待ってる」


ほら見たことか、簡単に約束を取り付けることが出来るようになってきた。

楽しくて仕方がない。

初めは気になったから、という理由であったが、今私は心の底から「メイソンと友達になれて良かった」と思っている。

あぁ、本当に、過去の私はとても偉い子だ。もちろん、今の私も、だけど。



おわり!!!読んでくれてありがとう

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