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______次の日
1年A組では、皆が体育祭に熱くなっている中一人だけ真剣な表情でスマホを見つめている者がいた。
皆さんご存知上鳴電気くんである。
昨日ウキウキで下校したあと、クラス聞きそびれたァ!!!と気付き連絡しようと思ったが、指が動かない……
と一人で悩んでいたのである。
「上鳴〜、何スマホ見つめちゃってんの〜?」
そんなところにピンクの肌と角が印象的な女の子、芦戸三奈が到来した。
「あ、芦戸!?な、何でもねぇよ」
「ははーん、さては彼女か??」
ニヤニヤしながら聞く芦戸に上鳴はちげぇよ!と否定する。
「そうだそうだ!!上鳴に彼女なんか一生できねーよ!!」
二人の間から口を挟んできたのは、峰田実。
その頭、生まれた時から?と聞きたくなるほど特徴的だ。
「余計なお世話だ!!てか、お前の方ができねーつーの!!」
芦戸はつまんなそうにちぇっと顔を顰めると、じゃあ片思いか!!といい、スマホを覗き込む。
「ふーん、如月若奈ちゃんね〜ww」
「うわ、お前見るなよ!!」
焦ったようにスマホを取り返すとそのままシャットダウンする。
「さっきからギャーギャーとうるっせぇよッ!!クソが!!」
後ろからBOMBOMと爆発させながら迫ってくる爆豪から、ものすごい勢いで逃げる。
「爆豪!!それはやべえって!!」
ヒーロー科1年A組も”今日は”平和でした。
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「へー若奈、体育祭出るんだ」
『暇だし』
「普通経営科って試合見ながら分析とかするんだよ??」
『なんか……めんどい』←
「なんで経営科入ったのか分からんわwww」
上から順に、うっちゃん(卯月桜),むーちゃん(睦月一),やっちゃん(弥生三月)。
流石、ツッコミが上手いですなァwww
「まあ、わいらはでぇへんから応援しとくわ」
『皆……応援してくれるの?』
「あ、ごめん無理。焦凍君しか勝たんから。」←
「卯月最低w」
前言撤回、卯月桜。ツッコミ解任
「うそうそ、応援しとくよ!二番目に☆」
「明らかに嘘じゃないじゃんww」
「ほら、うっちゃんがそう言うこと言うから若奈が不貞腐れちゃったやないか!!」
『今日はいい天気だな』
「「どこが?」」
「嘘ついたわ、すんまへん」
今日は、ボケ日和だね☆