テラーノベル
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第1話。
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「 最近学校行くの辛いです。 笑 」
「 それでも頑張って行けてるのえらいよ!」
深 ) … ふは、、これ嬉し、、笑
スマホアプリEllmo 。
毎晩 0:00 ~3:00 までの間、自分の本音を投稿できる場所。
その投稿に最初に返信した人のみ、会話が続けられる。
顔も名前も知らない人だからこそ、本音で語り合える。
興味本位で始めた俺の投稿に、毎回最初に返信してくれるのは、同じ人だった。
「 いつも相談乗ってくれてありがとうございます、!! 」
「 いえいえ!T君の力に少しでもなれてるなら嬉しいよ !」
「 毎回俺ばっかり聞いてもらって申し訳ないです、笑 Rさんの相談も俺でよければ聞きますよ!」
「 俺はT君の相談聞きたくて聞いてるから!笑気遣わなくて大丈夫だよ!」
Rさんは、自分の事を何も教えてくれない。
そこがちょっと気になる所。笑
Rさんのお陰で俺は毎日学校に行けてるし、普通に生きれてる。
感謝しきれない。笑
俺は、今日もいつもどうり本音を投稿した。
「 最近、結構楽しくやれてるかも 。 」
今日も返信が来た。
「T君!それは良かった。笑 」
「 Rさんのお陰です! 」
「 ごめんね。相談乗れるの、これで最後。」
「 え? 辞めるんですか?冗談やめてくださいよ~、 Rさん辞めたら俺結構キツイですよ!笑」
「 応援してるよ!頑張れ! 今までありがとう 」
「 え?まじで言ってます?困りますって、笑 Rさん以外に俺の相談乗ってくれる人居ないですって 笑 」
それから、Rさんの返信は来なかった。
約 4ヶ月間 、ほぼ毎日話していた人からの返信が 急に途絶えた。
思っていたよりもRさんに俺は助けられていた様で、毎日が憂鬱になった。
深 ) … はぁ、。
目 ) … プリント。受け取ってよ。
深 ) っ、あ、ごめん 、
目 ) .. 最近ずっとそんな感じ。どーでもいいけど迷惑かけないでね。
深 ) … うん。ほんとごめんね。
目 ) … はぁ、。何?謝るの癖なの?
深 ) え、?
目 ) 俺が話しかけると毎回謝ってくる。え、俺怖い?
深 ) いやいや、そんな事はないよ、。ごめん、
目 ) だーかーら!はぁ、。
先生 ) 目黒~ うるさいぞ。
目 ) いや、深澤が。
先生 ) 人のせいにすんな~。
目 ) はぁ 、?
深 ) … ごめん、。
目 ) 何回謝んの、。
深 ) ..
目 ) … 放課後、空いてる?
深 ) .. え、うん、
目 ) ちょっと付き合ってよ 。 笑
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