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今日は日曜日。
久地先生と不倫を始めて
一週間。久地先生には、あのあと家まで送ってもらったが、その時から頭がホワホワする。
ガチャ。ドアが開いた。
「ねぇ、あなた」
妻が部屋に入ってきた。
「最近なんか変よ。ボーッとしてるし、目の下のクマもすごいし。」
「そ、そうかな?」
実は最近、久地先生のことしか考えられなくて、夜もあまり眠れないのだ。
「何か悩みでもあるの?」
「いや、特に無いよ。僕は大丈夫だから。」
「そう?なら良いけど……。そうだ!今度GWあるじゃない?その時にどこか家族旅行行きましょうよ!」
それより、久地先生に会いたいのに。だけど、心とは裏腹に、僕は「いいね、行こう行こう!」と言った。
そう言うと、妻は満足したように
部屋から出ていった。
自分は久地先生のことしか頭にないはずなのに、胸がズキンと傷んだ。(第八話に続く!)