テラーノベル
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テテ🐻
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響き合う心音季節は巡り、教室の窓から見える景色は緑から赤、そして白へと姿を変えた。
二人の活動は、もはや「趣味の範疇」を超えていた。
「『まひてる』のコンビネーション、マジで神がかってるよな」
「まひとの喋りと、あの無言の連携のバランスが癖になる」
ネットの海で、彼らの名は確実に広まっていった。まひとは相変わらず場を盛り上げ、てるとは言葉を発する代わりに、誰よりも正確で、誰よりも優しいサポートプレイを貫いた。
てるとにとって、ゲーム画面はただの遊び場ではなかった。そこは、自分の感情を唯一解き放てる「居場所」だった。まひとが作り出す明るい空気の中で、てるとの心はゆっくりと、確実に解凍されていった。
ステージの熱狂
そして、迎えたのは大規模なゲーム実況者イベントの舞台だった。
会場を埋め尽くす観客、無数のペンライトが揺れる景色。二人は並んで配信席に座っていた。
「……すごいな、てるくん。俺たち、こんなところまで来ちゃったね」
まひとの声が震えている。彼にとっても、ここは夢の舞台だった。
てるとは大きく息を吸い込んだ。喉の奥にへばりついていた過去の恐怖は、今はもう、かつてほどの重さを持っていない。隣にはまひとがいる。その事実が、てるとを強くしていた。
ゲームが開始され、激しい攻防が繰り広げられる。二人のプレイに、会場からは地鳴りのような歓声が上がる。最後の敵を撃破し、勝利の文字がモニターに躍った瞬間、会場は歓喜の渦に包まれた。
紡がれる未来
イベント終了後の控室。興奮冷めやらぬ中、まひとは椅子に深く腰掛けた。
「あー、最高だった……! てるくん、今日、本当に凄かったよ」
まひとは満足げに笑ったが、その表情にはどこか安堵と、少しの切なさが混じっていた。てるとは、そんなまひとの隣に座り、真っ直ぐに彼を見つめた。
てるとは、ゆっくりと、震える唇を開いた。
かつて自分を縛り付けていた鎖を、自らの意志で引きちぎるように。
「……ま、ひと」
その声はかすれ、途切れ途切れで、決して大きくはなかった。けれど、その一言は、誰の言葉よりも強く、まひとの鼓膜を、そして魂を震わせた。
まひとは目を見開き、驚きで言葉を失った。そして、こらえきれない涙を浮かべて、クシャクシャの笑顔になった。
「……うん。聞こえてるよ、てるくん」
二人はこれからも、日本を代表するゲーム実況者として走り続けるだろう。
まひとの軽快な語り口と、てるとの確かなプレイスタイル。そして、ようやく紡がれた「二人だけの言葉」。
てるとの世界は、もうモノクロではない。まひとと共に歩む道の先には、鮮やかな未来が広がっていた。彼らのゲーム画面には、これからもずっと「最強の二人」の物語が刻まれ続けていく。
どうなんでしょうかっw
下手すぎますね、、、すんません
良かったらリクエストといいね
お願いします
コメント
3件
うわあ、よかった……! 第2話、読ませてもらいました。てるくんが口を開く瞬間、胸がぎゅっとなったよ。ずっと感情をゲームの中でしか出せなかった彼が、まひとの前で「ま、ひと」って——その一言に全部の伏線が回収された気持ちになった。まひとの「聞こえてるよ」も優しすぎて泣ける。二人の信頼関係が積み重ねてきたからこそ、あの舞台上の歓声以上の重みがあったね。謙遜しなくていいと思う、十分伝わったから。次も楽しみにしてる!