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「なに”文句でもあるの」
「いや?そろそろボクの番だ…♧」
返事や自ら触れてこないクロロにアルアは
縋りついてる状態でクロロを独り占めしている
ヒソカはそろそろクロロと戦いたくなったのか
場所を交代して欲しいのだろう
だがまだアルアは落ち着たと言っても
顔はぐちゃぐちゃだし鼻はずびずびだ
「安心して殺しはしないからさ♢」
ヒソカはアルアに合わせるようにしゃがみ
目線を合わせる
そしたポケットからハンカチをだし
アルアの目元を触れながらそう言った
ヒソカの薄っぺらい優しさは
アルアにとって嘘くさいものでしかない
がアルアはヒソカに信頼は置いていたんだろう
無言でパクノダの方へ行く
マンガの最終章のような雰囲気
ヒソカはやっと戦えると興奮を
抑えられていない様子だ
「ずっと待っていたよこの時を」
アルアとパクノダは飛行船で待機していた
アルアは
ヒソカに何故か電話を
かけられ 出てみるとクロロとヒソカの会話が
聞こえてくる
「もうこんなもの必要ない」
そう言ってヒソカは背中のタトゥーを外す
「これでもう仲間割れじゃないから
遠慮なくやれるだろう?」
「ふっなるほど団員じゃないなら話せるな」
ジャッチメントチェーン
対象者の行動を制限することができる
しかしジャッチメントチェーンは
対象者の行動のみをジャッチするため第三者の行動には作用しない
だからさっきアルアがクロロに触れた際
ジャッチメントチェーンは発動しなかった
そして今ヒソカが電話を繋ぎ
旅団である者に話せない内容をアルアが聞いているそれはあくまで第三者であるヒソカの仕業でありジャッチの対象では無い
「俺はお前とは戦えない
というより戦うに値しないと言っておくか」
「俺はヤツのジャッチメントチェーンなる鎖を心臓に刺され」
「念能力を使えない」
その言葉でヒソカは固まってしまう
さっきまでの興味が嘘かのように
ヒソカは飛行船にぱっぱと戻る
「出発していいそうだ」
その言葉で飛行船が出発する
「どういうつもりなの?」
「僕なりの優しささ素直に受け取りなよ」
「優しさ、ね。よく言う」
「そろそろ
信じてくれても いいんじゃないか?♧」
その言葉でアルアは少し考えるとこがあった
「あと俺の本当の占いは
団長とのデートは火曜日のはずだった
そして僕が退団する時には
蜘蛛は半分になっている予定だったんだ」
「運命は少しづつ変わってきている」
雨の香りアルアとパクノダは
しんみりした雰囲気の中アジトに向かっていた
「団長は?」
フィンクスの声が耳に響く
みんなには行くなと止めといて
アルアは団長の元へ無断で行ったから仕方ない
「ここには来れない」
「は?ふざけろよ」
「ちゃんと説明しろ」
「返答次第じゃ」
そう言いフィンクスは骨を鳴らす
「大丈夫」
そう言いパクノダは 銃に念をこめる
「その代わり
フェイタン フィンクス マチ
ノブナガ シャルナーク フランクリン」
結成時のメンバーの名前をよぶ
パクノダは強く儚い目をしていた
「信じて受け止めてくれる?」
全てを受け入れていた目
アルアはこの目を知っていた
「おいお前やっぱりヤツに操作され」
そう言いかけるフィンクスにノブナガが
「フィンクス 信じろアレはパクだ」
そう言うノブナガの目はとても強い
「待ってパクやめて!」
アルアの声が
届いてもパクノダはきっと 意志を変えない
それは一番アルアがわかっている事だった
そして銃弾が飛び散る音が聞こえる
そして6人のこめかみに銃弾が打ち込まれる
その瞬間心臓にある念が変化する
「パク!!!」
そう言いアルアはパクノダに駆け寄り状況を
飲み込もうとアルアは努力する
念能力を使うのがジャッチの対象なら
発の時点でアウト銃弾は出ない
そう思った瞬間にアルアの頭の中で
走馬灯のような記憶が流れ込んでくる
「アルアありがとう 」
アルアはその言葉で涙を堪える
それは今までのように
感情を押し込めた訳じゃない
パクノダと最後涙でお別れしたくなかった
「パクもありがとう」
その言葉はパクノダに届いたのだろうか
「クラピカの
熱このまま下がらなきゃいいのにね」
「そうだなって今すごいこと言っただろ」
いつも通り息ぴったりに会話をするのは
キルアとゴン
「クラピカはもう旅団と戦っちゃダメな
気がするんだ」
そう真っ直ぐに言うゴン
それはキルアにも真っ直ぐ伝わる
アルアの声がオークション会場に響く
「お兄ちゃん!久しぶり」
そう言葉を放ったのは
おめかしをしていたアルアだ
先に来ていた兄は既に席にすわっていた
「あぁ久しぶりだな」
「お兄ちゃん何年ぶりに外出たの?」
「10年ぐらいだよ。
アルアはどうなんだよ
他の兄弟と会ったりしてるのか?」
スーツで格好を決めている割に
ポテチを片手に持っている彼は
上から2番目の兄のミルキ=ゾルディック
「うんキルアお兄ちゃんも会ってるし
イルミお兄ちゃんもよくあうよ」
「イル兄とも?」
「うんまあ見かけた程度だけど」
「ふーんキルアはどうなんだよ」
「後ろにいるじゃん」
後ろにはフェイタン、フィンクスそして
ゴンとキルアもオークションに参加していた
キルアもこっちにきずいていた
アルアのことは見えていないのか
ミルキにすごい量のガンを飛ばしていた
「なんだよあいつもきてたのかよ」
「そうみたいだね」