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コメント
5件
続きって書いて頂けますか!?テラーでみたなかですっごい物語の設定がしっかりしてて言葉選びとかすっごい良くてはまちゃって
♡~1000にしちゃいましたわ♡
さいっこうですわ!(♡~♡)
小悪魔の続きです。
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「……ふふっ、じゃあ始めよっか──」
〇〇がふわっと笑って、ソファからすっと立ち上がる。
3人の目の前でスカートの裾をつまみ、すとんと床に座っている彼らの膝の間に腰を落とす。
「私だって……まけないよ?♡」
唇を尖らせて、涼架の胸に手を添えながら、ゆっくりと上目遣いで囁く。
「3人が本気出すなら……私も、ちゃんと本気で誘惑しちゃおっかな〜♡」
余裕な笑みを浮かべる〇〇は身体の向きを変えた。
そのまま、ちゅ、と音を立てて滉斗の頬にキスを落とすと──
「え、えぇ〜〜? こんなんで動揺しちゃうの? かわいい〜♡」
とんでもなく可愛い声で煽って、にっこり。
「ちょ、お前……」
滉斗がわずかに目を見開いて、頬を押さえると、
「……っく、やば……それ、マジで……」
涼架は喉を鳴らしながら、目を細めて苦笑する。
「え〜?どうしたの?私、まだ全然本気出してないよ?♡」
くすっと笑いながら、今度は元貴のシャツの裾を指でつまんで、小さく引っ張る。
「……ねえ、どう?これし続けてたら…ギブアップしそう? ちょっと顔赤いけど?♡」
「3人とも可愛いなぁ…♡いつもガツガツしてるのに…こーゆー時になるとほんと、。 ──ざ・こ♡♡」
あざとい声に乗せて3人を煽り、ひとつずつ甘いキスを額に、頬に、顎に──
3人に降り注ぐ〇〇からのキス。
いつもの仕返しだと言わんばかりに責め立てる。
「ふふっ……こんなんで照れてるなんて、私に勝てるわけないでしょ♡」
「ちょ、マジで……〇〇、それ言いすぎ」
「今すぐ押し倒して泣かせたくなってきた……」
「勝負って言ったのお前だよな……覚悟できてる?」
3人の目がぐつぐつに煮えはじめて──
“ざこ”発言が、確実にスイッチを押してしまった瞬間だった。
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「──あれ?顔真っ赤〜♡もしかして、私の勝ち?ねぇ、ギブって言ってみて?♡」
元貴の胸元に指を滑らせながら、わざと小首を傾げる〇〇の声は、甘くくすぐるように響く。
「こんなのに惑わされちゃうなんて……やっぱり、元貴たちってざこざこ〜♡」
「……はは、いい度胸だね、ほんとに」
元貴が低く笑いながら〇〇の手首をそっと掴み、そのままゆっくりと自分の膝の上に引き寄せる。
「俺らは負けないよ?それよりも、ちゃんと教えてあげるね…。“どうすれば、〇〇が降参したくなるか”」
「なにそれ、こわ〜い♡」
わざとらしく肩をすくめる〇〇の顎を、今度は滉斗がすっと掴んで引き寄せる。
「ほんとにこわいと思ってる顔してないけど?……ねぇ、その生意気な口、ふさいでほしい?」
「ん……♡べつに〜??滉斗のことももっと煽ってあげよっか?♡笑」
「……はぁ。こりゃ、ギブアップさせるつもりが──俺たちが堕とされに来てる気分なんだけど」
涼架がため息混じりに呟きながらも、腕を〇〇の腰に回して、背中へとしっかりと密着させる。
「けど……面白くなってきた。勝負なんだから、容赦しないよ?」
「“ざこ”って俺らに言ったこと、まじで後悔させてやるから」
「……覚悟して、可愛い小悪魔ちゃん♡」
三人の瞳が熱を帯び、〇〇の身体を真ん中にして、じりじりと距離が詰められていく。
「次に声、漏らした方が──負けだからね」
「ねぇ、〇〇。ほんとに最後まで煽りきれる?」
〇〇の誘惑の返り火は、すでに彼らの独占欲に点火され──
勝負は、甘さと執着が渦巻く、濃密な時間へと突入する。
「……あー、もう無理」
元貴が〇〇の腰に腕を回し、ぐいっと自分の胸に引き寄せる。
そのまま耳元に唇を近づけ、低く、ぞくりとする声で囁いた。
「ギブアップさせてやるよ──可愛いざこちゃん♡」
「ひゃ……っ♡」
耳にかかる熱い吐息と、背中をなぞる大きな手。一瞬で息が詰まるほどの密着。
そしてカプっと耳をかじられる。
「さっきから生意気ばっか言って……その口、塞いであげなきゃね」
涼架が唇を押し当てるように、〇〇の喉元にちゅっ、ちゅっと吸い付く。
「ざこざこ♡とか言ってた可愛い口も、刺激されるとよわよわになっちゃう舌も、今からぜーんぶ、甘く溶かしてあげるからね♡♡」
「〇〇……俺らからの反撃って、覚悟してた?」
滉斗は〇〇の足を膝の上に引き上げ、その細い足首に指を絡めながらニヤリと笑う。
「“3人を煽ったらどうなるか”、その身体に教え込む時間だよ」
「──動けなくなるまで、めちゃくちゃに甘やかしてあげる」
元貴の手がシャツの裾に忍び寄り、
涼架の唇がうなじを這い、
滉斗の手が太ももをなぞる。
「んっ、やっ……ちょ、ちょっと……っ♡」
〇〇の声が揺れる。自分が主導権を握っていたはずなのに、今や3人の愛に包囲されて逃げ場をなくしていた。
「さっきまであんなに強気だったのに、どうしたの?」
「……声が甘くなってきたよ?♡」
「そろそろ限界なんじゃない?♡♡」
──ぎゅっ、と誰かの手が〇〇の指を絡め取る。
──とろけるようなキスが、首筋に深く落とされる。
──じわじわと、優しく、でも確実に追い詰めてくる3人。
「ねえ、まだ“勝てる”って思ってるの?♡」
「だったら証明してごらん……その震えてる声で♡」
「俺たちが先にギブアップするなんて、ほんとに思ってたの??」
「「「ほんと…脳みそよわよわなんだから…♡♡」」」
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「……んっ、や……っ、も、むり……♡♡」
〇〇の声は甘く震えて、目尻からぽろぽろと涙が零れていた。けれど──3人は、そこでやめてくれるほど優しくはない。
「──ダメ。泣いたからって終わると思ってるの?」
元貴が囁いた声は、いつもの優しさとは違う低さを帯びていて、耳元にちゅっ……と深くキスを落としながら、さらに言葉を重ねる。
「それ、俺たちが引き出した涙でしょ?可愛すぎて止められるわけないよね?」
「……はぁ、ほんとに……泣いてんのに、そんな顔見せてさ……っ」
滉斗の手が頬を包み、頬にに残る涙を舌でそっと舐めとってくる。
「〇〇がギブするまで止めないって、俺ら言ったよね?……今さら、やっぱり無理とか……許さないよ?」
「むしろ、今からが本番だよ?」
涼架が背後からぎゅっと抱きしめたまま、耳元をやわく噛むようにちゅっ……と啄む。
滉斗が背中に回した手で腰をきゅっと抱き寄せ、耳元に舌先を這わせる。
「んっ……あ、やぁ……♡♡」
〇〇が反応するたびに、3人の手がさらに深く絡んでくる。
「泣いてる顔も、声も、全部……俺たちのもの。〇〇が壊れるとこ、3人で見ててあげるからね?♡」
「んぅ……っ♡や、だ……だって……ちゅー、ぎゅー……しすぎ……♡♡もう……むりぃ……っ」
「じゃあ、ちゃんと言って」
元貴が真っ直ぐに見つめながら、指先で唇をなぞるように撫でてきて、囁く。
「“3人に、愛されすぎて、もうギブです”って♡」
「さっきまであんなに煽ってたくせに、今じゃ涙目でぐちゃぐちゃ……」
滉斗の声は、どこまでも熱っぽく、底が抜けたような甘さで低く響く。
「そのまま、全部俺らに支配されて……?ほら、言ってごらん?」
「〇〇ちゃん、壊れるまで愛されるの、どんな気持ち……?♡」
涼架の声が耳の奥に溶け込んで、全身を愛撫するような囁きに、〇〇の身体がまたぴくりと跳ねる。
「も、う……やだぁ……♡♡や、めて……っ、こわいくらい……すき……っ♡」
熱に浮かされた声。とろける涙と甘い吐息が混ざり合い──
けれど3人の悪魔たちは、やさしい腕でがっちりと〇〇を包み込んだまま、逃がしてはくれない。
「じゃあ、もっと教えて。……〇〇が俺たちのものだって、身体に教え込むから。」
「俺らに愛されるってどういうことか……最後の最後まで、ちゃんと味わって♡」
終わりなんてない。泣いても、揺れても、震えても。
──3人の愛は、とびきり優しくて、悪魔みたいに甘くて、どこまでも深く、止まってくれない。