テラーノベル
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本作品はsxxn様の二次創作になりますご本人様とは一切関係ありませんsxxn様の瑞様、桃様、緑様が女体化しております紫様、桃様クズ表現がございます浮気、不倫要素を含みます苦手な方、地雷の方はお控えくださいcp、プロフィール等はを1話ご参照ください
【天国と地獄】
in黄家
緑side:
目が覚めると私は黄先生の匂いがするベッドの中にいた
開いた扉の向こうからコーヒーの匂いが漂ってくる
黄「あ…緑先生起きました?、よかったです」
それで、とベッドの傍にしゃがみこんで私と目線を合わせる
キスできそうなくらい顔が近かった
黄「どうして家に来たのか…聞いてもいいですか?」
吐きそうになりながら今朝のことを必死に話した
家に桃さんのヘアピンがあったこと、保健室で変な声がしたこと、旅館の部屋を深夜に出ていった後帰ってこなかったこと
黄先生は私の話に耳を傾けて頷いてくれた
緑「…それで私、紫と…離婚しよう、って…」
そう言った瞬間、
がばっ
布団越しに黄先生に抱き締められた
今までみたいな穏やかなのじゃない、縛り付けるようで苦しかった
そのまま左手で恋人繋ぎをして…
からんっ
私の薬指にはめられている紫との結婚指輪を外された
結婚指輪は弧を描き床に音を立てて落ちた
黄「なら…緑先生、」
黄先生の顔が段々近くなる
カラスの声も踏切の音も全てが遠く聞こえた
黄「俺と、結婚してください」
in紫家
紫side:
緑に離婚を告げられてから俺は緑の行きそうな場所やよく一緒に行っていた場所を探し回った
が、どれも不発
いつの間にか深夜になっていて仕方なく家に帰った
紫「嘘だろ…」
メッセージもブロックされたのか既読すら付かない
もう無理だと思い、震える手で離婚届の続きを書いた
ぴんぽーん
太陽が登り始めた頃、家のチャイムが鳴った
緑が帰ってきたのかと思い、俺は喜んで玄関の扉を開けた
紫「緑!」
が、次の瞬間…俺は地獄へ叩き落とされた
「警察だ、紫…お前を、」
「児童福祉法違反により逮捕する」
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