テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
422
286
#誰でも大歓迎
こむぎ@多忙/たまに書いてる
1,272
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
大学生活は何かと物入りで、ノブオは仕方なく居酒屋でアルバイトを始めた。
酔っぱらいの相手をするのは不愉快なこともあったが、賄い飯が美味しい ので、ノブオはこの仕事を気に入っていた。
ある日店に新しく若い女の店員が入って来た。
悦子というその女は、ぽっちゃりしていた。
ノブオと同い年で、昼間は美容師の専門学校に通っていた。
顔立ちはイタチのような小動物を思わせたが、化粧をばっちり施して、流行りの髪型にセットしており、服装もお洒落だった。
悦子は賄い飯をたくさん食べた。
小鳥がついばむように少食だった澄子に見慣れていたノブオは、驚いた。
いつもツンとすましていた澄子と違って、悦子はよく冗談を言ってノブオを笑わせた。
また、悦子はよく気が付く性格で、客からの評判も良かった。