テラーノベル
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「ぜっっっっったいに!!!やだっ!!!」
詩葉が声を荒らげて叫ぶ。凜は「うるさ〜い」と耳を塞いだ。
「どどどど、同棲なんてっ!!初めて出会ったのにおかしいでしょっ!!!」
「でも〜、詩葉ちゃん困ってたみたいじゃ〜ん。それなら、俺が助けてあげよっかな〜って」
「それがおかしいでしょっ!!!」
詩葉は凜にビシッと人差し指を突き立てる。凜は首を傾げてその指をぎゅっと握った。
「ねぇ、お願い。お金とかは払わなくていいからさ〜」
「で、でも、、、」
「詩葉ちゃんにしか頼めないんだよ?」
凜は上目遣いで詩葉の顔を覗き込む。捨てられた子犬のような顔で。
「うっ、し、仕方ないな〜、、、」
そんな顔をされて断れるわけがない。それに詩葉には断る理由もほぼないのだ。
「やった。それじゃあ、これからよろしくね」
凜が詩葉の頬にキスをする。詩葉は顔を真っ赤にして凜のことを引き剥がした。
「うぅ、距離が近い!!」
詩葉は凜に文句を言う。凜はそんな詩葉のことを笑った。
「ふふっ、詩葉ちゃんもよろしくは?」
「うっ、よ、よろしく、、、」
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