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コメント
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あのね まま聞いて .ᐟ
今日 お友達と 遊んだの .ᐟ
とっても 楽しかったんだ .ᐟ
あら そうなのね !
良かったわね〜 !
そんな 他愛のない 会話 。
母と父は それを 望んでいる みたい
遊びは 何を したの ?
…
と 考える
本当のことなんて 言える わけが 無い 。
にこは 黙り込んで 仕舞う 。
母 が 一瞬 こゎぃ 顔 をする 。
そんな 顔 しないでよ
早く 答えを 出すから
探すから
出すから
やめてよ
やめて
やだ
いやだ
怒られたくない
やめて
こわい
やめて
やめて
やめて
やめて
やめて
にこの 目から 涙が 溢れ出す 。
パンッ!という音が 部屋中に 響き渡る 。
いたい
やめてよ
笑うから
いい子にするから
ひどいことしないで
痛いことしないでよ
ごめんなさい 、 ごめんなさい 、ごめんなさい 、 ごめんなさい 。
必死で母に言う 。
母はそれを気にも止めず 手を 振り上げる 。
なに やってるの ?
妹のしゅんが 現れる 。
母 が ハッとする 。
ごめんね にこ
ごめんね
ごめんね
ごめんね
ごめんね
母 が 涙目 で 訴えかける 。
そんな 母 を 見て
にこは 思い出してしまう 。
友達に 散々 からかわれ 叩かれ 蹴られる
思っても いないのに 謝られる 。
自分は 謝ってしまう のに 謝られる のがこわい 。
謝られたら 謝ら返さないと いけない 。
たとえ 自分 は 何も していなかった としても 。
こわい という 感情で 頭が いっぱいに なる 。
笑わなきゃ
笑えば 全て 元に戻る 。
自分が 笑っていれば
何をされても 我慢すれば いい 。
にこ は 笑顔で
ぅぅん 、 私が悪いから .ᐟ
お母さんは 謝らなくて いいよ っ .ᐟ
涙を 堪えながら そう 言う 。
本当に 怖いのに 。
辛いのに 。
大人は 其れ を わかって くれやしない 。
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