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下から音がする 。
きっと 母と 姉が 話しているのだろう 。
母は私に 目もくれない 。
泣き虫だし すぐ怒るし
そんな 私 を気にかけて くれるのは
お姉ちゃんだけだった 。
どうせ 可哀想 とでも思って 嘲笑っているんだろう 。
そんなことを 考えてしまう 。
泣き声が聞こえる 。
何かあったのだろうか ?
と しゅんは 下へ降りる 。
そこには 姉を 叩き 強く叱っている 母と
いつも 笑顔な 姉が 泣いている 姿 。
しゅんは 驚いた 。
お母さんは 何をしているの ?
お姉ちゃんは なぜ 泣いているの ?
分からない 。
酷く怯えている 姉を見ていると
こっちまで怖く感じてしまう 。
早く この状況 から 逃げ出したい 。
そうだ 。
ねぇ 何をしているの ?
と声をかける 。
母が はっとなる 。
大丈夫なのかな
お姉ちゃん
どうしちゃったのかな
悪いことしちゃったのかな
可哀想
痛そう
私が守ってあげなきゃ 。
そんなことを思っていた 。
興味本位で 姉の部屋に入る 。
そこには ひとつの 日記があった 。
ダメとわかっていたが 覗いてみた 。
《××月××日
今日は お友達と 遊んだ 。
喧嘩 ごっこ を した 。
いっぱい 殴られた 。
でも 大丈夫 。
私が 笑っていれば 全てが 解決する 。
お母さんたちも
きっと 其れ を 望んでいる。 》
という内容 。
しゅんにはとても残酷な内容に見えた 。
誰がどう見ても 可哀想 に見えるだろう 。
ただ にこ は そう思わなかったらしい 。
このような毎日に慣れてしまったらしい 。
そんな 姉を 救いたいという 気持ちは
どんどん 強まっていき
同時に
どんどん 歪んで いった 。