「3時のおやつにマカロン食べます‼︎」
ってなに言ってんだ私、この髪型が気に入ってるわけじゃないけど流石に人に言われて髪型を変えるのはどうかと思う。さてどうしよう。
「あの、美沙、流石に髪を切るのは、、、」
「でもその髪型気に入ってる訳じゃないでしょ?。」
なんでそんなことまでわかるんだ。私からオーラか何かが出ているのだろうか?
「確かに気に入ってるわけじゃないけど。」
「じゃあ買っちゃおうよ。イメチェンするって結構気分転換になるんだよ。」
「うぅ、分かったよ。」
〜髪を切り終わって〜
「似合ってるじゃん。奏音。いい感じだよ。」
「本当に?」
「本当だって。それじゃあマカロン食べに行こうと思うんだけど2人じゃつまんないでしょ?」
この人はなにを考えているんだろう。
〜カフェにて〜
「というわけで女子会に飛び入り参戦してみた〜!」
「というわけでじゃないよ!いくらこの人達が美沙の友達だからって初めましての人と仲良くなんて出来ないよ〜。」
「今日はスイーツ目当てなんだし気にすることないよ!」
「そう入ってもさ〜。」
「あっ、場所特定されると困るからツイートは控えめで!」
「分かったよ。こうなったらとことん楽しんでやる!」
「そう来なかっちゃ!」
〜女子会が終わって〜
「マカロンおいしかったね〜。」
「まあ美沙もなかなかいいお店知ってるじゃんて感じ。」
「可愛くないんだから。よしっ!二次会は五反田で焼肉ね!」
「いやいや、学生なのになに言ってんの?」
「あはは〜流石に冗談だって〜。」
「どうだった?自分が嫌いなタイプの人間になってみようってのは?」
「まあ意外と楽しかった。」
「そう、そうは良かった。」
「でも、私はやっぱり可愛さは求めてないなって思った。」
「どういうこと?」
「私には手招きされて尻尾振ってるような従順な可愛さは求めないで欲しいってこと。」
「その辺は安心して。奏音の気持ちは尊重したいって思ってるし最初から求めてないから。」
そう言ってもらえて嬉しいようなでもなんか若干複雑な気持ち、、、
「ねえ奏音。」
「何?」
「百年後もこうやって一緒に意味わからないことに付き合ってくれる?」
「百年後はみんないなくなってるんじゃなかったの?まあその時まで私たちが一緒にいたら考えてあげる。」
「随分と上からだなぁ。じゃあ改めてこれからもよろしくね。奏音。」
「うん、、、こちらこそ、、」
「なんで言った?ごめん。聞こえなかった。」
「もういい!」
コメント
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今回は理想の休日的な素敵な回になってると思います!楽しんで下さい‼︎