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晴彦「知らない天井」
カーテンの隙間から見せる夕日が晴彦には朝日とも思えた、だが、隣にある電波時計が間違うはずがない。
僕の身に何が起こったのか、医者が来るまで考えてみたが思いつかない。学校はどうなったのか。僕は角を曲がるが今日はいつ?もう何も分からない。
2日前
医者「車との接触事故ですね。幸い、命に別状はありません。数日すれば、意識も戻る事でしょう」
母「良かった…良かった!」
警察「轢き逃げですね。防犯カメラでナンバーも映ってます。絶対に捕まえます。」
母「ありがとう…ございます…」
泣きながら私はそう思うと同時に、相手への怒りを覚えた
2日後
晴彦「で、今に至るという訳か…」
医者「そうです。凄いことに相手は60km出ていたにも関わらず左足の骨に少し傷が入っただけで済んだのですから。しかももう治りかけです。」
早起きは三文の徳、というのは本当らしい
5話「電波時計」
次回へ続く