シェアする
1日後
結局入院らしい
医者「念の為に1週間ほど入院して行きますか?」
晴彦「お願いします」
流石に60kmの車との事故は怖かったため 念には念をと言うやつだ
だが…今は入院したことを後悔している
何故かって?
晴彦「お、美味しくない…」
そう、とてもご飯が美味しくないのだ
晴彦「病院食はまずいと言うのは分かっていたが…想像以上だな」
そんなぬるく美味しくないご飯を口に仕方なく運ぶ
ふと考える
誰か、学校の中で心配してくれてる人はいるのかな
あまり言うと失礼だが、うちの学校は陰キャが多い、だから学校一振られた回数が多い、というのは間違ってはないが、普通の男子中学生として考えれば普通なのかもしれない
…
今大勢を敵に回した気がする
だ、だからクラスに友達がいる訳も無いし、部活も帰宅部の為、先輩と仲良いという訳でもないのだ
そんなことを言いながら味噌汁を最後まで飲みきる
晴彦「ご馳走様でした!」
…声出しすぎた
集団の部屋だからな、声には気を遣わないと。
6話「美味しくない味噌汁を」
次回へ続く