テラーノベル
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ずうっといっしょ
~キャラ~
りく(大学生) 彼女持ち 🚹 『』
あいる(高校生) 愛された経験がない 🚺 「」
しおり(大学生) りくの彼女 🚺 《》
第1話
2025年7月〜
「ねえ、りく」
『ん?なに?』
「充電させて…?♡」
『なんかいやな事でもあった?』
「今日ねりくが女の人と歩いててあいる悲しくなった」
『あれは会社の同僚だよ』
「あの人に目移りしてない?」
『する訳ないじゃん。俺にはあいるしかいないから』
『じゃあ風呂上がったら充電器挿してあげるから』
「うん♡」
「じゃあ今日泊まってく?」
『うん、今から駅向かっても間に合わないし』
ー次の日の朝ー
『ん、、あいるおはよう』
「おはよう」
『俺もう行くね。』
「うん行ってらっしゃい♡」
(今日も行ってらっしゃいって言えた…♡)
2023年6月〜
ーーーーりく視点ーーーー
大学生2年目。時間に余裕ができ、俺は彼女がいるのにも関わらず夜の街をふらつくようになった。
『今日も雨か…』
いつものお気に入りの通りを歩いていると公園のブランコに傘もささずずぶ濡れの少女が座っていた。俺は思わず声をかける。
『ねえ。君だいじょうぶ?』
「ん?あ、うん大丈夫。」
『どうしたのこんな所で、』
「いつもはパパに会ったあと、そこら辺のホテルに泊まるんだけど最近会ってないからお金無くて、どこ行こうかなって悩んでたとこ、」
パパ?ホテル?謎なところは多いが、俺の性格上困っている人は放っておけないタイプだ。
『良かったら俺ん家来る?ここから近いし、』
「会って数分だよ?積極的だね。おにーさん」
『いやならいいけど』
「ううん。お言葉に甘えて」
俺ん家に行く道中お互いのことについてはなした。どうやら少女の名前はあいるで、高校生らしい。高校生がこんな時間にあんな場所にいるのは不思議だったが聞かないことにした。
ーりくの家ー
『着いたよ。』
「りくの家意外と広いんだね」
『まあな。とりあえずあいる、風呂入れ。風邪ひくぞ』
「あぁ、うん。お風呂借りるね。」
「りくーー、、お風呂上がったよー」
『一応着替えは置いたけど…』
「ん?もう着ちゃった。着ちゃダメなやつだった?」
『あ、いや、べつに』
「ならよかった。」
『「……」』
「ねえりく。あいるの髪乾かしてよ。」
『なんで?自分でかわかせるでしょ。』
「んー…あいる今日手が痛いの」
『はぁ〜わかったよ』
((((ドライヤー中
「ねえ。りくは彼女いるの?」
『あー…まあ、いるよ』
「何その反応」
『いや、、最近会ってないから』
「だからあんなとこに居たんだ。バレたら彼女さん傷つくよー、」
『もう行かねえし』
「彼女さん、なんていう名前なの?」
『しおり。俺と同じ大学』
「しおりさんかー。可愛い名前だね。」
それから俺はあいるのホテル代が1週間分くらい貯まるまでという約束で、あいるを家に泊めることにした。
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