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こんがり焼けた食パンにバター、インスタントのコンソメスープにくるみとキウイ。
jpの家に泊まった朝に出てくる、お決まりのメニューだ。
jpの部屋で目覚めることは何度もあった。
でも、昨夜のようなことは一度もなかった。
「はい、tt♡朝ごはんだよ♡」
「…いらん」
何もなかったかのように朝は来た。
俺はjpのベッドに座っている。
首輪を、、付けたまま。
細い鎖の先を持つjpは、いつも通りの格好といつも通りの人懐っこい笑顔で、よそったスープを俺の口元に運ぶ。
「食べないと倒れちゃうよー?」
「……いらんて…」
「えー、元気ないの?、、、心配だよ、、」
昨夜のこと、覚えてないのか?
いつもの朝食にいつものjp。
(あれはきっと夢やったんや。)
そう錯覚してしまうけど、手首に付いた縄の跡は、昨日の痛みと悲しみをまざまざと思い出させてくれた。
「…キウイなら食べられる?tt好きでしょ?」
jpは俯く俺の顔を心配そうに覗き込んだ。
相手のことを心から思いやり、寄り添うことができる。
俺はそんなこいつについてきて、信頼しあって歩んできたはずなのに。
ここから逃げ出したいけど…ショックが大きいみたいだ。
結局、キウイをひとかじりして朝食は終わった。
「やめろ!」
「大丈夫?こわくないよ?」
食器を下げたjpは、横に腰掛けたかと思うと俺を押し倒してきた。
力は俺の方が強いはずなのに、首輪も使いながら俺を組み敷いてしまった。
「ぉまえ、、ええかげんにせえよ、、!」
「はよここから出せや、、!」
「睨んでもこわくないよ。だってttだもん。優しくて俺を受け入れてくれる人だって知ってるからね」
「おまえは、ほんまに、、、!」
「かわいいね」
「ぁぁッ」ゾクッ
jpは俺の耳に口唇を当てたかと思うと、首筋にかけて丁寧に舐めた。
ジンとした痛みがある場所は、昨夜噛みつかれたところだろう。
そのまま胸まで移動し、突起を舌先で刺激された。
そのたびに、無意識に声が漏れ、体が跳ねる。
「、、、ンッ!ンぁッ、や、め、、ァッ」
「もっと聞かせて、、」
jpが俺の頬を撫でたその隙を見てjpをめいっぱい押し除けた。
「わっ」
「…ほんま、お前とはもう無理やわ、、、」
「お前を信じてきた俺がアホやった。…もう終わりや、ここから出してくれ。このことは誰にも言わんから…今後俺に関わらんといてや」
「…」
jpは何も言わず黙ってこちらを見ている。
本物の宝石みたいだと思っていた美しいターコイズブルーの瞳が、今は淀んでるように見えて恐ろしい。
「そっか…」
「ttは、俺から離れてくんだ?」
「!?」
グッ
jpは鎖で俺の首輪を乱暴に引き、ベッドの傍に立ち上がらせた。
「ぅぁッ、、カハッ、、ゃめ、、」
「離れられないように、やっぱり堕とさないと」
ググッ
腕を高くあげたjp。
体ごと引き上げられ首輪が喰い込んでくる。
「苦しい?ttをここで殺してもいいんだよ。それでも俺だけのttになるんだから」
グググッ
「ぐぅ、、ゃめ、、、」
「やめてほしい?」
「カ、ハッ、ゃ、め、ぇ、、、」
トンッ
「ぁ”っ」ドサッ
ベッドに思いきり倒れ込む。息が苦しくて頭がチカチカする。
必死で意識を保ち呼吸の仕方を思い出そうとした。
そんな俺を横目に、jpは棚からボトルのようなものを取り出した。
そのボトルからトロリとした液体を垂らし、自身のモノに塗りたくる。
俺を引き寄せ膝を床に付かせると、尻を突き出す格好にされた。
ズヌッ‼︎
「うぁぁぁ‼︎」
太くてゴツゴツとしたjpの欲望が、俺の秘部にいきなり差し込まれた。
ローションにより摩擦を受けないモノは、どんどん俺の中に潜り込んでくる。
「ぁぁぁ!ごめ、ごめんjp!謝るから、、!抜いてぇ!」
「…♡」
奥まで入りきった。
全身に鳥肌が立っているのに、全身に妙な汗をかいている。
押し除けようと手を伸ばすが、体が震えてうまくコントロールできない。
そのうち、昨日のように後ろ手に縛られてしまった。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、、ぁぁ、、ぁ」
「…tt、もっと反省して?」
「俺から離れようとするからだよ。ttは俺といることが幸せでしょ?」
「…これなーんだ」
「…?…!!」
jpの手には、昨夜から見当たらなかった俺の眼帯が握られていた。
「俺、の、、」
「そ、ttの眼帯。ttのここに着けちゃお♡」
そう言うとjpは、眼帯で俺のモノの根元を縛り上げた。
「ゃら、やめ、ぁあ‼︎」
「ちゃんと反省したら外すからね」
jpはゆっくり腰を動かし始めた。
ほとんど抜けそうなくらい引き抜かれたかと思うと、奥まで一気に突いてくる。
「ぁぁッぁッぁあッ!!」
「ハ、ごめんッ、なさい、j、p!ゆる、してぇ、、‼︎」
「ほんとに反省してる?」
「jp、ごめんなさい!ごめ、ん!なさいぃ!!」
「お仕置き1回目だし、これくらいにしとこうか」
「出していいよ、俺もttの、ナカに出す、、ねッ」
奥の奥に腰を力いっぱい押しつけられる。
それと同時に眼帯を解いたかと思うと、俺の先端に被せた。
「ぁぁーーーーッ‼︎」
「tt、、、、ッ♡」
「ハァァッ、、!ハァァッ、、!ハァッ、、!」
「…♡いっぱい出たね♡tt♡」
jpが目の前に持ってきたもの。
俺の精子まみれになった、俺の眼帯。
「、、、!、、、ッ、ぅぁぁぁぁあ!」
声を出して泣いた。
もうあの頃の俺には戻れないし、あの頃のjpはもういない。
2人で夢を見ていた暖かく愛おしい毎日は、この世界から消えてしまった。