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~授業が始める鐘が鳴る~
べ「はい。学活を始めます。今日は席替えですね。もう一度聞きますが、私が決めてしまっていいのですか?」
モブ女達「はい!」
モブ「はい。」
私「…」(相変わらずだな…)
べ「それでは、私は隣の空き部屋で席を決めて来ますね。皆さんは、自主勉強や本を読んで静かに過ごしてくださいね。」
私「…」(生徒会長が優しすぎる…)
[ガラガラ…]
私「何しようかな …」
ラム・ラ「すぅ…すぅ…」
私「…」(二人は寝たのか…本でも読むか)
麻「…」(ラムリの寝顔が可 愛い!)
私「…」
(モブ女達は何をやってるんだ…ろ…うっわ流石に引く…)
モブ女達「ねぇ、生徒会長いつ見てもかっこいい!生徒会長と恋人になりたいよ〜!(小声)」
私「ねぇ、麻耶(ボソッ」
麻「ん?(ボソッ」
私「あの人達の言ってさすんごい引くんだけど(小声)」
麻「めっちゃ分かる。(小声)」
私「…」
モブ女達「ねえ、私明日告白する!それでOK貰えたらいいな〜。(小声)」
私「…」(私の大切な恋人なんだから、 無理に決まってるし。)
モブ女達「お、マジ?!頑張れ!(小声)」
[ガラガラ…]
べ「皆さん。少々遅くなりましたが席が決まりましたよ。この紙に書いてあるので、皆さんそれぞれ見てくださいね。」 (綾乃さんの席の隣は私です♪)
私「一番後ろの隅か…」(よっしゃ!ん、私の隣は誰…成程そうきたか…)
モブ女達「えー、生徒会長の隣があいつか…どうせなら私とか隣が合うと思うんだけどな〜♪」
べ「では、皆さん席を移動させましょう。」
モブ女達「はーい!」
私「…」(今更だけど、何か…恥ずいな…)
麻(ラムリの隣だー!)
~席移動完了~
私「…」(待って…本当に緊張する…)
べ「はい。今日からこの席で過ごす事になります。」
~授業終わりの鐘がなる~
べ「それでは、学活を終わります。」
私「ふぅ…」 (顔が上げられない!助けて、麻耶!)
べ「フフッ♪」
私「えっとー…あの…生徒会長?」
べ「なんですか?」
私「その…なんで…私の顔見てるんですか?」
べ「綾乃さんの顔が、凄く綺麗だから見てます♪」
私「そ…そうですか…っ…」
べ「フフッ♪」(照れて赤く染まった顔もまた可愛いですよ♪)
モブ女達「アイツ浮かれてる?ウッザ、調子に乗んなっつーの。明日絶対に生徒会長に伝えて私の彼氏になるんだから!」