道の両サイドには桜の木が 咲いている
桜の花は道に落ちてまるで桜の池のようだ
学校が見えてきた
らんは足を止めた
「あれが…夢学園」
夢学園とは沢山の芸術、技術を生かす学校
有名人とかが大体この学園を卒業している
ここに入学するには才能が無いと駄目
元々子役やってた人とかなら入れるけど
よほどの才能の持ち主じゃないと入学できない
(俺は…受験の時…勉強とかで行けたけど、この先学園生活大丈夫かな…)
らんの頭の中はこの先の学園生活への不安ばかりだった
学園には満開の桜ばかり
そして…有名人ばかりだ
(凄い…皆んなテレビで見たことある…)
らんは戸惑っていたら
「ねっ君」ポンポン
肩を軽く叩かれ、後ろ振り向くと
「もしかして…不安って感じ?」
そこには可愛らしい子がいた
「!?」
「あ”ぁぁぁぁ!?」ドンッ
びっくりしてしまい壁に頭をぶつける
「だっ大丈夫!?」
その子は手を差し出した
周りも驚いている
「大…丈夫…あはは…ごめんね」
その子の手をつかみ起き上がる
「つい可愛い女の子が目の前に居たからびっくりしちゃった」
「えっ//」
その子は頬も耳も赤くする
「おっ男だよっ…//」
「えっ…えぇぇぇ!?」ゴンッ!
らんは驚きもう一度壁に頭をぶつけた
「あぁ…」
「本当に…男…なんだ」
らんはまだ少し怪しんでいる
「そうだよw」
その子はらんの行動に笑う
「あっ名前は?俺は桃桜 蘭」
「雨乃 小雨!よろしくらんくん!」
2人は速攻で仲良くなった
「あっこれクラス発表の紙じゃん」
「本当だ!俺たちのクラスは…あっ!こさめと一緒だ!」
らんが嬉しそうに喜ぶ
「1年A組だね…行こ!」グイッ
こさめがらんの手を握り廊下を走っていった
「この教室だね!それではレッツ…オープンザ・ドアーーー!」
こさめが勢いよく開ける
教室には沢山の有名人だらけだった
「おぉ…有名人だらけ…」
らんが一歩引く
「席は…あっここか」
こさめは普通に対応
(凄…あと怖)
らんが色んな意味で引く
「えっと…俺があそこか…」
コツコツコツ
ガタッ
(あっ隣の人に挨拶しなきゃ…)
「えっと…よろしく……」
その瞬間息が止まるかのように喋れなくなった
何故かって?だってそこに居たのは
「…?」
元人気子役の暇那津が居たから
「なっなつくん…?」
顔立ちがそうだイケメンな顔で金髪で赤い瞳で
72のヘアピンをつけている
「…そうだけど…」
塩対応だ
(あれ…小役時代はめっちゃ可愛かったよね…?『みんな大好き』とか言ってたよね?あれセリフか…でもキャラ違いすぎない!?)
「えっ?あえっ?んん?」
らんが慌てる
「…キャラ違いすぎて引いただろ?」
なつは無愛想に言う
「いや…これこれでよし!ドSっけ出て好きだよ!」グッチョブ!
「…そっ」
やっぱり塩対応
「俺ね!なっちゃんの事好きだよ!ほら!ロック画面なっちゃん!」
那津の泣き顔写メだった
「おいっ!?何で持ってんだよっ!//」
恥ずかしそうに言う
「ふふっ…」
コメント
2件
たぶん初コメ失礼します! えぐ尊いです!ノベル作品でこんな尊いって思えたの初めてです!!
神作の予感カタ((((꒪꒫꒪ ))))カタ 猫天使さんはいつも 癒しの提供を ありがとうございます! マジで助かります!!!!!