テオside
アレから数週間キョウヤから連絡無いから何も困ってないのだと安堵をした。
束の間、別に相談が入った。
デウニーからサビ組で借金して助けて欲しいと。
全くホテルZといい、主人公の男の子といい、人を動かすの上手いなぁ。
まぁ、サビ組なら俺の手の内だけど。
先に2人が入った後に俺もサビ組に寄る。
門番もジプソもお疲れ様ですと話してくれるからおう、お前らも休めよって一言話す。
エレベーターを上がりカラスバとキョウヤがいる所に向かう。
エレベーターが開けばカラスバは嬉しそうにする。だが俺は以前真顔のまま。
そのまま真っ直ぐにキョウヤの隣に座る。
座ると瞬間カラスバは鬼の様な形相に変わる。
カラスバ「…話はある程度したんやけど……どないしてテオがそっちに座るん?」
テオ『そうだなぁ、お仕事の相手、間違ってるよ?キョウヤ君は俺のお気に入りなんだ、利子やらは俺に押し付けてもらっていいか?この子俺との子で大変なんだよね。』
キョウヤside
ちょ!!ダメでしょその発言はッ!!
明らかにカラスバさんテオさんの事好きじゃん!!何でそんなこと言うの!!俺も好きだけどッ!!
テオside
カラスバの形相が更に怒りに変わる。
テオ『なぁ、俺とてここはお互いの助け合いが必要じゃないの?だからカラスバはわざわざガイに助けてもらうようにしたんじゃないの?』
カラスバ「ほんで、何が言いたいんや。」
テオ『そうだなぁ、俺の推測だとホテルZの子達にお金を貸すとか言いながら、助けて欲しかったんじゃない?自分らじゃ出来ないって〜って、はは、あーあ。泣く子も黙るサビ組って聞いたけど案外そんな事ねェんだなぁ。ざぁんねん。』
キョウヤside
やめてやめてやめて!!!!
俺らの話なのにッ!
テオさんがサビ組の的になっちゃうッ!!
チラッとテオさんを見れば大丈夫、と優しい顔をしていた。
テオ『可笑しいなぁ?結局この子らにやらせます言ってるもんだよなぁ……?俺はそんなに使えないか?』
キョウヤはチラッとカラスバさんを見るとみるみる青白くなり。
カラスバ「今回の件は…俺らで何とかする…。」
テオ『違うよなぁ、言い方、また一から指導せんとダメ?』
カラスバ「…ッ!この件は、テオさんがしますさかい、キョウヤは帰ってええよ。」
テオside
テオ『なぁに?帰してよかったの?』
カラスバ「調べは着いとってん……、アイツがテオに好かれてるのッ!俺が!先に見つけたんに…浮気するんか?」
テオ『ははっ、俺はイーブイみたいな子を何時でも進化出来るようにしただけだ。俺はお前だけだよ。だからさァ、ね、いい子にしたんだ。お楽しみ取っておいてくれたんだろ?』
カラスバ「ホンマにッ!アンタってやつは!!」
それからは夜の営み、詳しく聞きたいなら作者にお願いしますね。






