俺は凪。俺はここのNo.1ホストをしている。普段はファッションやアクセサリー、人と付き合うのなんてまったく気を使わなかった俺が何故ホストなんかをしているかと言うと___。
『*なーぎ♡またきちゃったっ!*』
この店に居るそこら辺のホストなんかよりずっと顔が良くてホストになったら絶対1位取るだろうな、と嫌でも思わされる整った顔の持ち主、今話しかけられた御影玲王に出会ったからだ。そんなレオとの出会いはというと___
『お前、大丈夫か?』
『だ、大丈…おぇっ』
今日初めて合った大学のサークルの先輩から無理やり飲み会に付き合わされて飲むだけ飲ませて帰らせられた帰りだった。
『見るからに大丈夫じゃないだろ、、、ほらっ袋持ってるからここに吐け!』
『うぅ、、、』
今にも吐きそうな俺を助けてくれて、しかも意識が朦朧としてる俺を自分の家に上げてくれた。それがレオとの初めての出会いだった。
(まあ、目覚ました時に見たことない天井で周りを見渡すと全てがキラキラと輝いて一目で相当な値段だろうと分かるような家具がぞろりと置かれていて驚くどころじゃなかったけど。
まあ、そんなこんなで出会って、その恩返しに御影コンポレーションが運営するホストで働く事になった訳。と言っても俺は玲王専用のホストで他の客は取らない、という事で玲王が来る時しか店にいないからあまり表沙汰ではNo.1ホストなんて言えないけど、玲王1人で俺をNo.1ホストにできるぐらいレオは毎月俺につぎ込んでいることは言わずと知れた事だろう。
(まあなんせ総合7000億を超える御影コンポレーションの一人息子、なんならもうすぐ会社を継ぐであろう有名かつ誰もが憧れる人だしね。
なんて考えていると隣からおーい、と声がした。『わざわざ俺が来たってのに何考え事してんだよ!』と頭を撫でてきた。
『あんまりくしゃくしゃにしないでよ、玲王の為に今日は髪の毛綺麗にしてきたのに、、、』
そんな事を言うとレオは『ははっ!!お前やっぱホストの才能あるんじゃね?』
なんて言ってきた。こんな事するのも言うのも玲王にだけなのに、、、。
『まあせっかく来たしドンペリ3本いれよっかな!あとブラックパールと、、、シャンパンタワーも今日気分だしいれちゃう?w』
『だーめ。今月はもう余裕でNo.1なんて行ける額だし、ブラックパールって、、、1000万するお酒をノリで頼んじゃダメって言ってるでしょ?今日はドンペリ1本で我慢してくださーい』なんて言うとレオは拗ねた顔をして
『えぇ、、、せっかく今日上手く言って3億取り立ててきたのに、、、1000万ぐらい大丈夫だっての、、、』なんて言ってきた。やっぱり恐ろしい。
『そんなに入れたいならアフターしてよ。もっと長く玲王と居れるし俺的にはそっちの方が嬉しい』
『アフターだとあんまりお前に貢げないじゃん、、、長くいれる方が俺的にも嬉しいけどさ、』
なんて言ってくるからこれいけるなって思って
『俺玲王にはあんまりお金使わせたくないんだよね〜、なんなら店通さなくてもいいし』
なんて言うとレオは嬉しそうな悲しそうな顔をして『でも、お金払わなきゃお前と一緒にいて満足させられないかもしれないし、』なんて言ってきた。そこで俺は何かがブチッと切れるような音がして玲王にぐんと近ずいてこういった。『じゃあ今からここ抜け出そうよ。俺が玲王の事どれだけ好きで、どれだけ一緒に居たいか分からせてあげる』そう言って手を握ると玲王は顔から首筋まで真っ赤になって、心の底からかわいいと思った。
『俺はお前と一緒に居たいだけだよ。玲王。
だから覚悟しといてね?』そういって自分の財布から金をだして玲王を引っ張り店を出た。
どこに行くのかって?そんなの決まってるじゃん、一晩中玲王に俺の愛を分からせられる場所だよ。だから
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コメント
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土曜日ぐらいになります(((((すみません