今回はちょっと凛ちゃんが可哀想?
凛side
『夢』
「お前はいつもそうやって!!ほんとに役立たずだな」
「お前のせいで母さんはッ」
「お前なんかいらない」
凛「ッ」
うるさい…うるさいうるさいうるさい!!!
潔「凛~起きろ~」
凛「うん…」
潔「今日はどこなんだ?」
凛「…忘れた」
潔「なんでだよ…」
潔「まぁいいや」
潔「今日は俺ら試合ないし」
潔「なんかあったら練習場来いよ!!」
凛「うん」
凛「わかった」
今日の夢変だったな…
もうアイツのことは忘れたはずなのに。
まぁ関係ないか。もうアイツと会うことは一生ないし。
ウィーン
凛「アンリさ~ん」
アンリ「凛くん!?今日はイングランドじゃ…」
凛「え、そうなんだ」
凛「ごめん、それ聞きに来ただけ…」
アンリ「そつか!!また分かんなくなったら聞いてね!!」
凛「ありがと」
今日イングランドだったんだ…
忘れてた。
凛「終わったぁ~」
凛「ていうかここ汚すぎだろ…」
凛「誰が片付けると思ってんだ」
どうせ暇だし潔んとこ行こ…
タッタッタッ
「……!!!」
なんか騒がしいな…
「凛くんッ逃げて!!」
凛「へ?」
ダッ
「やっと見つけたぞ…」
父親「凛ッ」
凛「はッ…なんで親父が…」
父親「ギュッ(首絞め)」
凛「ヒュッ」
凛「うッ…ぁッ…」
父親「おいッそこから動いたらコイツ殺すからな!!!」
アンリ「くッ…」
凛「カヒュッ…ぅッ、離せッ…」
凛「ぁッ…苦しッ」
父親「喋んじゃねぇ!!!」
凛「ぅッ…はッ」
凛「ヒュッ…カヒュッ…いぁ…」
凛「助けッ…」
凛「助けてッ」
父親「お前なんか誰からも必要とされてないッ」
父親「お前はただのゴミ作品!!!“欠陥品”が!!!」
???「欠陥品が」
???「消えろ……俺の人生に…ない」
凛「カヒュッ…ヒュッ…?」
誰だ…?なんかッ聞いたことあるッような…
分かんない…分かんないけどッなんか…
凛「悔しい…ッポロッ」
凛「悲しいッ…」
父親「はぁ?きめぇんだよッ」
父親「ッ…」
やばっ…殴られッ
凛「!!…」
凛「あれッ?」
氷織「なにやってるんです?」
氷織「ほんまゴミやな」
氷織「凛くん離してくれます?」
氷織「あなたはもう赤の他人でしょ?」
父親「バッ」
父親「チッ」
氷織「凛くん大丈夫?」
凛「はぁ~ッはぁ~ッ」
凛「ヒュッ…ポロッ」
氷織「…というか、お父さん?」
氷織「最初にあなた何て言いましたっけ?」
氷織「たしか…」
氷織「泣いて戻ってきても家に入れないからな」
氷織「とか…」
氷織「自分は泣いて戻ってくるなんてことないとか言ってませんでした?」
父親「それは…」
氷織「はぁ…」
氷織「ほんまさっさと消えてくれへん?」
父親「ゾクッ」
凛「ゾクッ」
アンリ「ゾクッ」
氷織「なんなら僕が消してやりましょか?」
潔「氷織!!」
氷織「潔くん…」
氷織「どないしたん?」
潔「いや…あれ、元お父さんじゃないですか」
黒名「元?」
黒名「…なるほどなるほど」
黒名「理解した」
黒名「凛、来て」
凛「ッ…ダッ」
氷織「さて、どんな罰受けさせよか…」
雪宮「裁判いけるんじゃない?」
潔「!!…雪宮」
黒名「確かに確かに」
アンリ「ちょっも…みなさん落ち着いて」
潔「落ち着いてられないですよ…」
潔「大事な人泣かされたんですから」
アンリ「ッ…分かりました」
アンリ「とりあえずは、こちらでやっときますので、みなさんは練習を」
潔「…ありがとうございます」
潔「凛、大丈夫か?」
凛「うん…」
凛「ありがと…」
凛「…あのさ」
潔「?どうした?」
凛「相談したいんだけど…」
潔「…いいぞ」
凛「…なんか、声が聞こえたんだ」
潔「声?」
凛「俺に向かって、欠陥品がとか、あんまり聞こえなかったけど」
凛「消えろ、俺の人生に…みたいな」
潔「…」
潔「なぁ氷織…」
氷織「そうやろな…」
凛「なんか知ってるの?」
氷織「いやニコッ」
凛「…ならいいんだけど」
なんか今回微妙でした…
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