テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
_⚠ Attention !!_
ㅇ ご本人様に関係ありません。
ㅇド下手くそ&初投稿 注意
最初は興味だけだった。
整った顔立ちだな、と思った。
でも、ちょっとだけ辛そうで
ぱっと見じゃわからないけど、
悔しそうな顔をしている。
ほんの少し下唇を噛んで俯いて、
力を入れた手がぴくっと動いた。
さらさら小さく風になびく黒髪が
伏せ気味の目の下にある泣きほくろが
少し険しいのにそれでいて優しそうな瞳が、その佇まいが。
全部。
その全てに一瞬にして惹かれた。
僕と同じ青い瞳のはずなのに
もっと、ずっと。
綺麗で澄んだ色のように見えた。
それが恋だと気づくのにそれほど時間はかからなかった。
僕、あの子の事好きなのかも。
順位表をじっと見つめる瞳に
英語だけ点数の高い僕の名前なんて、頭のいい君の瞳には入らないだろうなぁ…
kn。
来年は一緒のクラスになれたらいいなぁ、なーんて。
僕が見とれている間も、友達の会話はどんどん進んでいく。
でも、その楽しそうな声でさえ
音としては聞こえていても言葉として頭には入ってくれなかった。
_kn視点_
あー、またか。また勝てなかった
廊下に掲示された定期テストの順位表を見て、また自分より上に
同じ名前を見つけた。
br。
なんでいつも眠そうにしているのに、英語だけは勝てないんだ。
他の教科なら全部勝っているのに
俺が勝手に認知してて、勝手に
ライバル視してるだけ。
そんなことアイツが知ったら
傍迷惑でしかないだろう。
それでもやっぱり悔しいものは悔しくて…
少し遠くでたくさんの友達に囲まれて、楽しそうに話しているアイツが。
少し…いや、大分憎らしかった。
kn「…悔しいなぁ…ッ、」
ぼそりと呟いた声は、窓から入った風によって流されていった。
ほんっとーに…
初めて物語書くので難しさを痛感しました。
語彙力磨き頑張ります!
恐縮ながら設定させてもらいます
【next…100♡, 1 💬】
何卒、よろしくお願いします!