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6Day
今日は、どこへ行けばいいのだろう。
気が付けば、病院の裏庭のベンチの近くに来ていた。
彼女はまだいなかった。
でも、いるような気がした。
「ば!」?
ゆあん「わっ!?」
びっくりした。
後ろから急に出てきた彼女はどこかやせ細っていた。
「ふふ、」?
彼女が笑う。
かわいいな。
ついそう思ってしまった。
「そこのベンチに座ろうか。」?
ゆあん「そうだね。」
「ねえ、ゆあんくん」?
ゆあん「なあに?」
「私たち、他から見たらカップルみたいじゃない?」?
ゆあん「かっ、カップル!?//」
「うん、だって、男女2人で楽しそうに話してるんだよ?普通じゃ、笑」?
途中まで話して僕の照れた顔をのぞき、笑った。
ゆあん「まあ、僕はそれでもいいな。」
ふいに言ってしまった。
「へ!?///」?
思いがけない言葉にびっくりした彼女が照れる。
今度はそれを僕が笑う。
ゆあん「あはは、」
本当に他から見たらカップルみたいに見えるかもしれない。
「ん~もう、」?
うれしそうな笑顔には少し悲しそうな笑顔が混じっていた_気がした。
「っ、時間だ。」?
ゆあん「もう?」
「うん、また明日、ね。」?
どこか苦し気な笑顔を不審に思いながら明るい笑顔で
ゆあん「また、明日ね!」
と送り出した。
7話
6Day