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前回参照
ci視点
突然シャオロンに告白され、キスをした
唇は離した時に気づいた、あれ?俺、口に血ぃ出てなかったっけ?
うん、そうだ、少し昔話をしよう(?)
俺の家系は代々男子が生まれにくかった
その男子は少し特殊で、その血を飲むと怪我や呪いが解けるのだ
その血は1人にしか作用しないし、口に含まないと駄目なため俺はまだ使ったことがなかった
「まぁシャオロンならいっか」
「チーノ、どしたん?突然」
「あのな、俺の血な少し変なんよ…」
「えっ?どゆこと…?」
「その…呪いとかの類が治ったり、怪我が治ったりするんよ」
「!!!!!マジで!!?」
「マジやで…?」
「ッッ!!!!ほんっとにお前大ッッ好き!!!!」
「そんな喜ぶ?」
少しむず痒かったが変な目で見られたりしないのは嬉しかったし安堵した
「俺の人狼化が治るなんて!!」
「マ!?」
「「…へ?」」
突然大先生の声が聞こえた
横を見てみると木の隙間から大先生と部長がいた
大先生はあっという顔で、部長はこいつやりおったなという顔だった
少しの静寂が訪れたところでシャオロンが口を開いた
「…どこから見てた…、?」
「、シャオロンが走ってチーノのとこ向かうとこから」
「まぁ最初からってこっちゃな」
俺はシャオロンの方を見た
不思議なことにシャオロンもこちらを見ていた
彼は顔が真っ赤になっていた
多分俺もだけど…
「ま、まあ…成立おめで、とう?」
「せ、せやな」
「無理にフォローせんくてええよ…」
「記憶は…、?」
「大丈夫やで」
「…い、一旦帰らん…、?」
「エーミールも来とんねん」
「わ、わかった」
〜〜〜
正直誰とも顔を合わせられなかったけど頑張って歩いて車まで到達した
座るとどっと疲れがきた、
疲れたなぁ
「…、誰か俺を褒めてくれ…」
「チーノは偉いよ」
そう隣にいたシャオロンが言ってくれた
口にでてたのか、外交官として駄目だなと思いつつ褒められたのが嬉しかった
顔を赤くなっていることが伝わってきた
「ありがとう」
そう言うとシャオロンも顔が赤くなった
「イチャイチャやな」
「「う、うるさい!!!!!」」
エーミールだけがきょとんとした顔をしていた
それに気づいた大先生が、
「あ、せやエーミール。チーノとシャオロン付き合ったんやでww」
とエーミールに言った
「…え?」
「エミさんフリーズしてるやんww」
「ほんまやww」
「って?エーミール?」
「前!!前!!」
「エーミール事故とかおもろいなww!!」
「部長それどころじゃないんだがー!!!」
rb視点
シャオロンとチーノが帰ってきた
あとエーミール、鬱、コネシマが
「お前ら勝手に出てって、車壊して何しとんねん!!」
帰ってきた矢先にトントンから雷が落ちた
「「ごべんなさい…」」
「で、でもトンち!!その代わり、シャオロンの人狼化治ったんやで!!」
「!?まじか!!」
「治ったらよかったじゃないか!!面白いんだゾ!!」
ああ諸悪の根源グルッペンが興味持っちゃったじゃん、なんて他人事でやり取りを眺めていた
それと同時になぜそうなったのか気になった
俺がいくら調べてもわからなかった人狼化の治し方を
「どうして治ったん?」
「ん?チーノとシャオロンがキスした!!」
「あ、シッマそれは言わないでー!!!!!!!!」
「え、!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
「「「「「「「「えーーーー!!!!!!!!!」」」」」」」」
そっか、そっか
もう実らない恋”だった”んだな
まあもうしょうがないか…
わかってたじゃないか
この涙はきっと
きっと
きっと
嬉し泣きだな!!!!
橙と黄のkiss fin
やっと完結しましたね
もっとなんか感動する予定だったんです…
この後は想像におまかせします
ちなみに最後に”だった”となってますがずっと自分が負けヒロインだったという意味です
てか元々ロボロさんの立ち位置、ショッピさんでした
でも都合が悪くてロボロさんになりました
あと大人の都合で題名が変わりました
題名が書いてくうちに趣旨から逸れてっちゃったからですね〜
読んでくださった方、ありがとうございます
これにて長編第3弾を閉幕したいと思います
いいね、フォロー、コメントよろしくお願いします!!!
ではまた👋