お久しぶりです!!作者の村瀬です😸
実力テストもおわり 〜 夏休み に入ったので できるだけたくさん更新できたらいいなっておもってます!!
さいきん 暑いので体調に気を付けてお過ごしくださいね🐾
それでは すたーと
「クククク、ふふふっ(ニヤリ)」
『っ……、何が可笑しいのよ』
突然治くんの不気味な笑い声が部屋に響き渡った。
すると立ち上がって私の方へと一歩一歩歩いてくる。そして後ろの少し離れた位置に居るフョードルさんも立ち上がって前進してくる__。
「正直驚いたよ、まさか4日でバレるとは思ってなかった」
『やっぱり貴方が犯人…!この糞屑厨二病野郎ッ!!』
「随分と酷い言い草だねぇ。其れにしても善く判ったね」
『舐めるな!こう見えて高校生の時の通知表はオール5だ!』
「…5段階で?」
『否、10段階で』
「(え、普通……。)」
この人絶対今、普通って思ってるな…?ちょっと呆れた視線を向けられた。ムカつく。
『そんな事より、貴方の目的は何?』
「その前に〇〇ちゃん、君の推理は半分正解で半分外れだ」
『どこが外れよ』
「犯人は私ではなく、〝私達〟だ」
『─────私達…?』
ガチャッ
『…っ!?』
治くんが言い終わると同時に、私の右手首に何かが嵌められた。
『手錠っ…!?___フョードルさ、ん…?』
私の手首に手錠を嵌め、不敵な笑みを浮かべているフョードルさん。
───なにこれどういう事…?どうしてフョードルさんが私の手首に手錠を嵌めてるの…?
ガチャッ
『え、っ!?はぁ!?』
すると次は左手首にも手錠が嵌められた。____治くんの手によって。
「此れでぼく達は離れる事が出来なくなりましたね」
「今までは私達の距離が離れていたけど、此れなら直ぐ近くで〇〇ちゃんを堪能できる」
「そして此れからは演技する必要も無くなりました」
「遠慮せず堕とす事だけに集中できるこの時を待ちわびたよ」
『待って待って!!ねぇどういう事!?何なのこれ、説明してよ!』
2人に手錠を掛けられ、会話にも置いてきぼりにされて頭の中はパニック状態だ。
「貴女を此処に連れて来たのはぼく達です」
「つまり私とドストエフスキーは───〝共犯〟」
『は…?待って其れってグルって事!?』
「因みに今回の計画の発案者、私にこの計画を持ちかけて来たのは、
─────────ドストエフスキーだよ」
『!?……マジかよ…。』
予想外の言葉に唖然と立ち尽くすしフョードルさんに視線を向けた ___
治くんの口から衝撃的な発言が飛び出した。
── 私を誘拐して監禁する計画を治くんに持ち掛けたのはフョードルさん。
驚愕の表情で彼を見るも、不敵な笑みを浮かべたまま──
『待って意味わかんない!1から説明してよ!』
「私とドストエフスキーの利害が一致したから手を組んだ。__まぁ あくまでも此処から出るまでだけど」
『利害が一致?つまり貴方達2人の目的は同じって事?じゃあ目的はなんなの!?』
「貴方をぼくのモノにする事」/「君を私のモノにする事」
『仲良しかよ』
共犯って訊いた瞬間から、恐らく目的は私関連の事だろうと予想していたからあまり驚きはないけど時々声揃うの何なの?やっぱり仲良しなの?散々喧嘩してたクセに!
___と云うか、
『手錠外してよ!』
「其れは出来ないなぁ」/「其れは出来ません」
『………………はぁ。』
今の溜め息は、そう言う処だけ仲良しかよの意味と手錠を嵌められた状態で此れから過ごさないといけないのかと言う憂鬱な心情も籠った溜め息だ。
『そもそも私を自分のモノにしたいとか云ってるけど、私たち今日が初対面でしょ?治くんは迷惑メールを送り付けてきた厨二病野郎だとして、フョードルさんは……___』
─あれ、ちょっと待てよ…?もしかしてヤバ男って…
『ヤバ男ってフョードルさんなの!?』
「〇〇さん、此処でぼく達と最初に話しをした時の事を覚えていますか。」
『…どの話し?』
「貴女が迷惑メールに困っていると云った時、ぼくは心外だと云いましたよ」
『え、そんな事云ってたっけ?』
迷惑メールの事を話したのは覚えているけど其れに関しての返答をあまり覚えてない。多分返答を一々拾って覚えていられる程の余裕はなかっただろうなぁ
何せあの時は誘拐されて間もなかったし
『って事は、迷惑メール送り付けてきた2人はあんた達か!!善くもまぁ1ヶ月も私に意味判らんストーカーメール送ってきやがって!内容怖いし物騒だしどういうつもりであんな事したわけ!?』
こうなったら徹底的に話して貰わないと納得出来ない!
…まぁ訊いても納得出来る自信はないけども。
「私と〇〇ちゃんは恋人同士なんだよ?毎日メールするのは当たり前の事じゃないか。其れを迷惑メールだなんてあんまりだよ」
『_______は?』
変なとこで終わっちゃってすみません😿
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