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倒壊した建物。燃える木造住宅。割れた大地
泣き叫ぶ子供の声。消える灯り
何もかも壊れたこの街に彼らは嘆く
数日前
🇯🇵「ハァ…何徹目でしょうか…」
毎日毎日残業の日々。心も体も疲れ果てていた社員は呟く
🇺🇸「よぉJapan!また徹夜か?隈がひどいぜ?」
🇩🇪「お前達働かない連合のせいでな」
🇮🇹「ioにとってぴっつぁとぱすたぁを食べることは仕事なんね!」
🇺🇸「日本がやってくれるって言ったからやってるだけだしー」
🇬🇧「ハァ…私はどこで子育てを間違えたのやら」
🇫🇷「安心して、君の息子だからこんなになるんだよww」
🇬🇧「そう…(💢)」
🇨🇳「お前ら真昼間からうるさいアル。さっさと仕事しろアル」
🇨🇦「ロシアも呼べばいいのにねー」
🇯🇵「あの人は外回りしてるんですよ…」
🇺🇸「外回りという名のサボりだろ」
🇮🇹「この前居酒屋で酒飲んでたって🇬🇷が言ってたんね!」
🇩🇪「少しは日本を労る気持ちもないのか?」
🇯🇵「強いていうなら仕事以外で労わってくれたら最高です」
🇺🇸「なら俺の家に来ないか?俺がお前のことたくさん慰めてヤ((殴られる音」
🇨🇳「お前のことアル。下心バレバレアル」
図星を突かれたのか、中国と口論するアメリカ
それを高みの見物するイギリス、フランス
頭を抱えるドイツ、カナダ
ぼーっとしてるイタリア・くすくすと笑う日本
なんも変哲もない日常…だった。
この日までは
🇯🇵「もう18時ですか…」
🇺🇸「定時過ぎてるぞ」
🇯🇵「仕事終わらない…(泣)」
🇩🇪「俺終わったから手伝うぞ」
そうドイツが席を立った瞬間
地震です 地震です
全員のスマホから一斉に大地震の警告音が鳴る
🇯🇵「えっ!?」
ゴゴゴゴゴ…
言葉を発する間もなく、会社全体が大きく揺れ始める
🇺🇸「ちょっとJapan!これ結構大きくないか!?」
🇯🇵「うっ…6ぐらいありますかね…とりあえず机の下に!」
ガタガタガタガタガタ!
激しい横揺れにより、コーヒーカップが溢れ落ち、割れる
🇮🇹「怖いんね…ドイツ」
🇩🇪「くっ…早く机の下に隠れろ!(ドイツと同じ机の下に入れる)」
その大きな揺れは30秒も経っても収まる気配はない。さらに地震の30秒は余計長く感じる
下に隠れて机の足を掴むも、揺れが大き過ぎて掴んでも効果がないように感じる
収まらない地震。彼らは感じる
「死」の可能性を
そんな時
🇫🇷「ちょっとイギリス!自分の命を大事にしてよ!」
彼は昔の大英帝国時代の思い出アルバムを必死に取ろうとし、手を伸ばす
🇬🇧「あれは私の栄光だけではありません!
私の大切な子供達の写真が詰まっているんです!
酷いこともしました…でも大切であることは変わりません!」
やっとの思いで掴み、壊れないよう必死に守りつつ、机の下に隠れようとする
🇨🇳「なんでこういう時だけ…」
すると
ガタッ
🇩🇪「っ!!上から屋根が!」
会社の屋根は机の下に入ろうとしたイギリスを目掛けて崩落した
🇺🇸「親父!」
イギリスは上を見て確信する
「死ぬ」と
しかしそこに
🇨🇦「危ない!父さん!」
激しい揺れの中すぐさま駆け込み
無理やりイギリスを押す
その数秒後に
ドスゥゥン…
カナダを巻き込み、会社の屋根は落ちた
それと同時に揺れはおさまった
🇺🇸「嘘だろ…?」
To be continue