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2 - Episode01「夢の終わり」

♥

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2025年04月14日

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倒壊した建物。燃える木造住宅。割れた大地

泣き叫ぶ子供の声。消える灯り

何もかも壊れたこの街に彼らは嘆く


「神様…私たちは何か悪いことをしましたか?」

数日前

🇯🇵「ハァ…何徹目でしょうか…」


毎日毎日残業の日々。心も体も疲れ果てていた社員は呟く


🇺🇸「よぉJapan!また徹夜か?隈がひどいぜ?」


🇩🇪「お前達働かない連合のせいでな」


🇮🇹「ioにとってぴっつぁとぱすたぁを食べることは仕事なんね!」


🇺🇸「日本がやってくれるって言ったからやってるだけだしー」


🇬🇧「ハァ…私はどこで子育てを間違えたのやら」


🇫🇷「安心して、君の息子だからこんなになるんだよww」


🇬🇧「そう…(💢)」


🇨🇳「お前ら真昼間からうるさいアル。さっさと仕事しろアル」


🇨🇦「ロシアも呼べばいいのにねー」


🇯🇵「あの人は外回りしてるんですよ…」


🇺🇸「外回りという名のサボりだろ」


🇮🇹「この前居酒屋で酒飲んでたって🇬🇷が言ってたんね!」


🇩🇪「少しは日本を労る気持ちもないのか?」


🇯🇵「強いていうなら仕事以外で労わってくれたら最高です」


🇺🇸「なら俺の家に来ないか?俺がお前のことたくさん慰めてヤ((殴られる音」


🇨🇳「お前のことアル。下心バレバレアル」


図星を突かれたのか、中国と口論するアメリカ


それを高みの見物するイギリス、フランス


頭を抱えるドイツ、カナダ


ぼーっとしてるイタリア・くすくすと笑う日本


なんも変哲もない日常…だった。


この日までは

🇯🇵「もう18時ですか…」


🇺🇸「定時過ぎてるぞ」


🇯🇵「仕事終わらない…(泣)」


🇩🇪「俺終わったから手伝うぞ」


そうドイツが席を立った瞬間



地震です 地震です


全員のスマホから一斉に大地震の警告音が鳴る


🇯🇵「えっ!?」


ゴゴゴゴゴ…

言葉を発する間もなく、会社全体が大きく揺れ始める


🇺🇸「ちょっとJapan!これ結構大きくないか!?」


🇯🇵「うっ…6ぐらいありますかね…とりあえず机の下に!」


ガタガタガタガタガタ!

激しい横揺れにより、コーヒーカップが溢れ落ち、割れる


🇮🇹「怖いんね…ドイツ」


🇩🇪「くっ…早く机の下に隠れろ!(ドイツと同じ机の下に入れる)」


その大きな揺れは30秒も経っても収まる気配はない。さらに地震の30秒は余計長く感じる


下に隠れて机の足を掴むも、揺れが大き過ぎて掴んでも効果がないように感じる


収まらない地震。彼らは感じる

」の可能性を


そんな時


🇫🇷「ちょっとイギリス!自分の命を大事にしてよ!」


彼は昔の大英帝国時代の思い出アルバムを必死に取ろうとし、手を伸ばす


🇬🇧「あれは私の栄光だけではありません!

私の大切な子供達の写真が詰まっているんです!

酷いこともしました…でも大切であることは変わりません!」


やっとの思いで掴み、壊れないよう必死に守りつつ、机の下に隠れようとする


🇨🇳「なんでこういう時だけ…」


すると


ガタッ


🇩🇪「っ!!上から屋根が!」


会社の屋根は机の下に入ろうとしたイギリスを目掛けて崩落した


🇺🇸「親父!」


イギリスは上を見て確信する

「死ぬ」と

しかしそこに


🇨🇦「危ない!父さん!」


激しい揺れの中すぐさま駆け込み

無理やりイギリスを押す

その数秒後に


ドスゥゥン…

カナダを巻き込み、会社の屋根は落ちた

それと同時に揺れはおさまった


🇺🇸「嘘だろ…?」



To be continue


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