テラーノベル
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⚠︎口調違い、解釈違い⚠︎
broooockと昨日あの約束をして、今日に。まぁあれがあったからといって学校は止まってくれはしない。今日もいつも通り授業を受ける。
しかし、いつもと違ったのは、broooockがしっかり授業を起きていられていること。
それは本当に珍しいことなので、先生を筆頭にクラスメイトも、もちろん俺もびっくりした。
そんな授業がおわり、昼休みになる。
俺はいつもと変わらずbroooockを弁当に誘った。
「…暑くない?」
と彼に聞く。なぜなら彼と距離が近いからだ。
「えっ?僕は大丈夫だけど…」
まぁいいならいいか…
「今日は屋上着いてかないからね」
彼の心情を察しておれは見抜く。
「…」
心做しかしょんぼりしていた。校則で禁止されているし、俺は何も悪くはない。
その日の帰り道は1人。broooockくんは誰かによばれたので置いて帰ることにした。
おそらく委員会のことだろう。
特に今日もこれといったことは無かった。しかしbroooockの件に着いてよく考えると訳が分からなくなる。そんなことをぼんやり考えていると家に着く。
何をしている時もbroooockの事でいっぱいで手につかない…ことはなく、普通に風呂に入り、勉強をし、寝る。
まだ、俺はbroooockの返事を決めれなかった。
次の日、急に視界を手で覆われた。
「だめだよbroooockびっくりするから」
「言う前に言わないでよー!もーきんさんったら」
「ごめんごめん」
「告白の方はどー?」
「まだまだ。ほんとに惚れさす気あるの?笑」
「くっそぉぅ〜」
彼は口を尖らせた。そう話が積もっていると、前に人がいたことに気づかず、思いっきり衝突してしまった。 支えてくれたbroooockの手を離し、口を開く。
「「すみませんっ!!」」
と、2人声が揃った。相手の顔色を伺うようにを見ると、
「…っえ?nakamu…?」
大きな目立つパンダのフードが着いたパーカー。クリっとした大きな水色の瞳。そしてさらに右目が髪で見えないのが特徴的な彼。nakamuだ。
「えっ?!きんとき!久しぶりだね!!」
「えっシャークん?!」
nakamuとbroooockの声が重なる。
シャークん?サメ?と思いnakamuの隣にいる人に目を向ける。小柄でつり目の男の子。
「おぉ〜!broooock久しぶり」
どうやらこの2人も知り合いのようだ。少しの間、再開に浸っていた。時計をふと見ると
「やばいもう30分だ!電車逃す!!」
俺の言葉にみんな時計を見て焦りだし、走る。
なんとか電車は間に合ったが、2人は反対方向の電車みたいで、改札に入って二手に別れた。 俺はnakamuの連絡先をGETできたので満足。
ギリギリ間に合った電車に足を踏み込む。
「あのnakamu?って人とどういう関係?」
「ん〜…まぁ幼なじみかな」
「ふーーーん…幼なじみね」
「そっちは?」
「僕も幼なじみ〜」
と積もらない話をしていると気づいたら目的地の駅に着いていた。
あっという間に4時間目が終わり昼休みになる。今日は珍しくbroooockから昼食に誘われた。
「そっちからなんて珍しいね?」
「いや〜恋人になっちゃうからね?」
「おい、まだ承諾してねぇよ」
「でね、昨日一緒に帰れなかったでしょ?」
「うん」
「告白されたの。昨日」
「うん。んん?どなたから?」
ただ話を聞くだけにしようとしたのにそれ以上の話が舞い込んできて意識がそっちに行く。
「ーーさん。B組の」
ーーさん……聞いたことないな……。どんな人なんだろうか。可愛いのかな?
「で、返事は?」
「付き合った」
「っえ……?」
今なんて言った?付き合った?
俺がいるから付き合わないなんて勝手に決めつけたその衝動が襲いかかってくる。
「……って言ったらどうする?」
彼は口角を上げて俺を覗き込む。
「……うざ」
「あせった?笑」
「だまれ」
本当にウザかったけどどこかで不思議と安心している自分がいた。
「でさ、今日遊び行かない?」
「放課後?うーん……」
頭で今日に用事が入っているかを確認する。
「……多分行ける。何する?」
「買い物行こ」
買い物って……JKみたいな感じだなぁ…
「おっけ」
「きんさん早くして!」
まだいまさっき帰りの挨拶をしたばっかりなのに目の前の人は俺を急かす。
「はいはい待って」
「時間が無くなっちゃう!」
さらに急かされて俺は急いでカバンに明日提出の宿題を詰め込む。そしてカバンをようやく背負ったかと思ったらbroooockに手を引かれる。
「え、何買うの?」
「未定」
「えっ未定?」
「衝動買いする」
「なるほどね…?」
broooock節が出て困惑するも、俺となればこのくらい理解は容易いものだ。嘘です分かりません。
ショッピングモールに着き、特に行先もなく2人でブラブラ歩いていると、少し開けた芝生スペースのようなところにキッチンカーが2、3台止まっていた。
「あ、クレープ……」
つい、気分のものが目に入ったので言葉に出してしまった。
「食べる?」
「食べる」
「僕が行ってあげるよ。何がいい?」
「え?ぁあ、ありがと、じゃあバナナで」
broooockは胸を張りベンチにカバンを置いて買いに行ってくれた。俺はカバンの横に腰を下ろす。彼の後ろ姿をふと見る。周りの人よりスラッと背が高くて、見えやすい。
俺はbroooockのことをどう思っているのだろうか。自分でもよく分からない。
……でも、broooockなら…
「はーいおまたせぇ〜」
そう言って手渡されたのはイメージと同じのクレープ。
「ありがとありがと」
少しクレープと睨み合い、口に入れる。
「ん〜うまあ」
「うまっ」
彼の手を見ると同じようなものが手の中にある。
「それ、何?」
「え?あぁこれ?いちご〜」
「うまそー」
「1口いる?」
「……いる。」
彼の手を寄せてクレープを自分の口に寄せる。 俺は少し思いとどまったが、すぐに口に入れた。口に広がるのは甘すぎないクリームとスッキリした味わいのいちご。そして見えるのは満面の笑みのbroooock。
「なんだよ」
「いやぁ〜なんかいいな〜って」
「はいはい」
俺の心臓の鼓動は少し早くなっていた。
「きんさん、好きだよ」
「なに、怖」
「ちょっとずつ言わないとね」
そう軽口をたたきながら、髪は夕焼けの光を受け、オレンジ色に染まっていた。
「じゃあねまた明日」
「うん、また」
と簡素な別れを交わし俺はドアを開け家に入る。
さっき何かが光を反射したのがちらっと見えた。誰か俺たちの会話を聞いていたのだろうか。学校の人だったらいいのだけれど。
と思いながら机に向かって勉強を始めた。
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