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第四十五話 全てはあなたのために
堕天使となった僕はあれからとある使命を受けました。
それは、堕天しかけている天使の負の感情を消し去ること。
具体的にいうと完全に堕天する直前の瞬間だけ、僕たち堕天使は天使の負の感情に干渉することができるんです。
だからそのタイミングで黒い霧に触れ、天使の堕天を防ぐんです。
堕天使はもうすでに負の感情を抱えてしまっているので負の感情に触れると打ち消し合いが起こるので。
….堕天しかけている天使を自分たちのように堕天してしまう前に防ぐ。
これが罪を犯し、堕天してしまったものの罪の償い方なんです。
5年間、僕はずっと人々の堕天を防いできました。
しかし、そんなある日のこと、桃天使学園でほぼ同時期に7人の生徒が罪を犯した。
本来なら僕がいち早くその生徒たちを見つけ出し堕天から救うはずだったんですが…僕が探してる間にttさんが先に2つの罪を解決していた。
まさかここでttさんが動くなんて思ってもいなかったので僕は焦りました。
no「このままだとまたttさんの身に危険が及んでしまう…」
だから僕はなんとしてでもttさんより早く大罪を解決しようと思いました。
けれど…先ほども説明した通り、堕天使の僕が彼らの負の感情に触れられるのは本当に堕天する直前。
どれだけ先に解決しようとしても僕が干渉できるようになる前に全てttさんが解決していきました。
hrくん、naさん、rnさん…3人の罪が解決され、流石に危機を感じた僕は自らttさんが大罪を解決するのを阻止することを決めました。
堕天使になった際手に入れた、本来は堕天しかけている天使に暴れ回られないために使用する力を駆使し、ttさんの動きを封じようとしました。
しかし…うまくいきませんでした。
tt「dn先輩を救うんやっ!!」
そう叫んで、ttさんは僕の力に自身の精神力だけで打ち勝ってしまったんです。
no「…嘘でしょ」
僕が思っていた以上に彼の人を救いたいという思いは本当に強かった。
結局そのままdnちゃんのこともttさんは救ってしまいました。
…残る大罪はあと一つだけ。
なんとなく…僕は察しました。
あと一つの大罪を解決したら、ttさんはキャパを超えてしまう。
絶対最後の一つだけでもttさんに救わせるわけにはいかない。
どんな手を使ってでも僕はttさんの動きを封じる必要があった。
…そう、どんな手を使ってでも。
だから僕はわざとjpさんに接触し、その嫉妬心を煽り、罪がより早く表に出るよう仕向けました。
誘拐は想定外だったんですけど…まあ結果的にttさんの動きが封じられて僕的にはすごく都合がよかったんです。
jpさんならttさんに危害を加えることはないと踏んでましたし。
…一瞬危ない場面もありましたけど。
それでjpさんが完全に堕天仕掛ける瞬間を待っていたんですけど…ttさんがやはり僕の想像以上に大人しくしていてくれなくて…結果僕はttさんを止めることができませんでした。
また…あの時と同じことになってしまったんです。
・・・
no「これが僕から話せることです」
noさんはふうと一息つく。
…だからnoさんは俺の嫉妬の罪をわざと煽ったのか。
俺を煽ることで俺の心のうちに眠る嫉妬の罪を促進させ、早く堕天を進めようとしていたわけだ。
そしてttでなく、noさんが俺を罪から救おうとしていたのだ。
彼は決して罪を犯したものを見捨てようとしていたわけではなかったのだ。
sv「一ついいか?」
するとsvさんがnoさんに向かって尋ねる。
sv「なんで今の今までそれを黙ってた?そもそも生きていたならなんで今まで俺らの前に姿を表さなかったんだ!?」
no「…ttさんは5年前の記憶が曖昧の状態です。僕が自分のせいで堕天してしまったことがよほどショックだっんでしょうね。僕は…彼に辛い記憶を思い出させたくなかった。それで彼に傷ついてほしくなかった。だからです」
sv「…そうか」
…この人は本当にttのことを思っているんだ。
それがはっきりとわかった。
tt「っ…うっ…」
jp「っ…」
今も苦しげにしているttに胸が痛む。
俺の罪を救ったことだけが原因でないのはわかっている。
でも、自分を責めずにはいられない。
だって、俺の罪を救ったことが最後のトドメとなってしまったのは事実なのだから。
jp「tt…」
俺は…俺はどうしたらいいんだ?
sv「っ…、noさん!あんた、どうにかしてttを救うことはできないのか!?」
no「僕が干渉できるのは堕天しかけている者のみです。“救いし者”であるttさんは堕天するわけじゃない。僕にはどうしようもできないんですよっ!!」
noさんは苦しげにそう怒鳴った。
初めて見せたnoさんの感情的に叫ぶ姿にその場にいた全員が息を呑んだ。
jp「…」
…ttを救えるのは、じゃあやっぱり俺たちだけだ。
どうするべきだ?
俺は一体どうするのが正解だ?
tt「はあっ…はあっ…」
jp「…ごめんね、tt」
俺のせいで…こんな状態にしてしまってごめんね。
…やっぱりこれは俺が償うべきだ。
俺がttを救わないといけないっ!!
好きな人がこれ以上苦しむ姿なんて見たくない。
俺は覚悟を決め、ttの手をぎゅっと握った。
続く
#じゃぱのあ
ゆき
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コメント
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じゃぱぱさんやめて!?
じゃっぴ⁉︎やめて⁉︎ そこにいる全員にちょっとずつ分けるじゃダメか…?いやダメだな…わからん!
え!?jpさん!? せっかく思いが繋がったのに… 続き、楽しみに待ってます!