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目の前の男はすっかり翻弄され目は砂糖を溶かしたように甘く、とろんとしていた。そんな中、俺はハッと顔を上げる。
「あ、風呂いくの忘れてた」
危ない危ない、1番大事な事を忘れていた。自分からやっておいて申し訳ないが背に腹はかえられない。俺は目の前のコイツの頬を軽く叩き意識を戻した。
「お前…自分から盛っといて叩くのはないでしょ」
「ごめんごめん」
軽く謝りながら横顔を盗み見る。
(うわあ、顔真っ赤)
自分のこんな顔を見る事になるなんて思わなかった、昔の自分はこんなにも初心だったのか。知らなかった。
「あー先入ってて、準備してくる」
「えっ道具とか持ってんの?」
「コンドームくらい誰でも持ってるでしょ、尻洗うのは手伝うから、先に適当に洗っといて」
「なんでお前が上なの確定させてんの?」
「え?だってさっき「はあ分かったよ、俺が下ですね分かりました」
アイツが風呂に行くのを確認してから、棚に隠してあるコンドームとローションを取り出し服を脱いだ。動画とか確認した方がいいのだろうか。女の子とは経験があっても、男と行為に望むのはこれが初めてだ。検索履歴に「男 SEX やり方」なんて残したくないが流石に相手が可哀想だろう。たとえ自分だとしても乱暴にするのは性にあわない。俺はGoogleを開いた。
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なんでこんな事になってしまったのだろう。弐十は風呂場でそんな事を考えていた。いつも通り敵を倒し、順調に勇者としての任務を消化していた末の出来事。神は俺を見捨てたのだろうか、誠実に生きていた若者にこんな仕打ちは無いだろう。
女の子とした事もないのにハジメテが男、しかも自分とだなんて。アイツもなんで普通に受け入れているんだ、未来の俺は感情のないロボットにでもなってしまったのだろうか。
そんな事を考えていると扉が空き、中に入ってきたソイツに俺はキレイにされ、風呂場から出た後、仕切り直しとなった。
「もう指、入れていい?」
「優しくするならいいよ」
「OK入れるね」
ゆっくりゆっくり、人の指が入ってくるのを強く感じた。風呂場で散々洗われたおかげか、痛みは全くなく、代わりに異物感が強く訴えてきた。ヌチャヌチャと水音が自分の尻から耳へ届いてくる、赤くなった耳を隠すため顔を枕へ強く押し付けた。
うつ伏せのまま尻だけ上へあげる、酷く卑猥な格好になってしまった。耳を晒す事よりその事の方が恥ずかしいのではないか、普通ならそう感じるはずだが羞恥心にその思考を打ち消されてしまっていた。
「あ゛っ !?」
突然感じた腰やお腹が痺れる様な何かに、一瞬頭の中がフラッシュした。少し遅れて自分が感じてしまった事に気づく。後ろでイクのと前でイクのだと感じ方が違うと、確か誰かが言っていた。今なら分かる、確かにコレは凄いことになりそうだ。身体の奥から震えるようにじんわりとソレが広がり、恐怖にも似た快感が伝わってくる。
「ああ、これが前立腺か。本当にあるんだ」
なんでそんなに余裕そうなんだよ…自分だけ乱れて、喘いで、まだ指1本なのに。前戯でこれなら、この後自分はどうなってしまうのだろうか。
「うあ゛っ?…う、んん゛」
波がドッと押し寄せてきて、慌てて唇を噛み締めた。シーツを強く握りしめすぎて手が血が出てしまいそうなほど痛む。イキたくない。その思いを踏み躙るように容赦なく指を叩きつけられている。痛みを軽く上回る快感が忌々しかった。
「あ゛ぅっ んん …」
トン、トン、と一定のリズムで押し付けるように前立腺を叩かれる、その度に腰が小刻みに動いてしまう、初めて味わう甘さに脳が焼かれるように溶けていきそうになる。もう体感だと10分以上は経っている、じれったい様な強すぎるようなよく分からない感覚に、足腰はもう力が入らず指で持ち上げられる様な体制になっていた。
「どう?気持ちいい?」
うるせえよジジイ、今は静かにしてくれ、返事をする余裕などとっくに無い。自分の声が漏れてしまっているかどうかすらも分からない渦の中で必死に尊厳を守ろうと堪えた。
先程までの少しぎこちなさの残っていた指の動きとは打って変わって、返事はまだかと言わんばかりの遠慮のなさに無理やり快楽を押し付けられ、涙が出そうになる。
「もうグズグズじゃーん、そろそろ大丈夫かな」
「ぅ……え?」
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長らくおまたせしてしまった上短くてすみません、待っている人がいるかどうかも分かりませんが…
前回のいいねが思っていた以上に多く書いた側も驚愕でした、よく分からない作品を見てくださって本当にありがとうございます
この調子で超マイペース投稿を続けていきますので首を長くしておいてもらえると助かります
リクエストは気力的によっぽど答えられないと思いますが、してもらっても全然大丈夫です、気が向いたら答えさせていただきます
お読み頂きありがとうございました