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『とある一家の御茶会議』
「…おや、」
「心配してくれるの…?反抗モードのレモンキャンディー。」
「大丈夫だよ。もう誰も彼も陥れたりだなんてしないから」
僕は角砂糖四つをカップに投げ入れてくるくる廻した。
会議室ではアプリコットティーやレモンキャンディー達が動き廻っている。
…安心した。世界は今日も廻っていると。
「ねえねえ、俺さ」
『ケーキも大好き、君も大好きだよ』
レモンキャンディーはそう言って金のフォークをカチカチと慣らした。すると僕は絡繰片目割れた人形とシャルウィーダンスしていた。
「…ねえねえ、レモンキャンディー。」
『僕のこと、嫌いになった? 』
「…ふっ」
…鼻で笑われちゃった
〖とある一家の御茶会議〗
次回⇨ブルーベリージャム