テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
今回も病院がテーマかな?
START
※🦇🐻❄です、死ネタ注意
病室は、驚くほど静かだった。
機械の音だけが、しゅうとの生きてる証みたいに規則正しくなっている。
syu🐻❄ 「……かざね、」
弱々しく呼ばれて、俺はベッドの横に身を乗り出した。
kz🦇 「ここにいる、逃げねぇよ」
そう言うと、しゅうとは少し笑った。
昔みたいに、いたずらっぽくじゃない。
覚悟を決めた人間の、穏やかな笑い方だった。
syu🐻❄ 「ねぇ、、俺さ、ちゃんと生きられたかな、?」
その言葉が胸に刺さる。
ふざけんな、って言いたかった。
十分すぎるほどだって、怒鳴りたかった。
でも、喉が詰まって声が出なかった。
kz🦇 「俺にとっては、しゅうとは全部だった」
しゅうとの手を握る。
骨ばった指が、もうあまり力を返してこない。
syu🐻❄ 「…そっか、笑」
しゅうとは目を細めて、俺の名前を呼ぶ。
syu🐻❄ 「かざね、俺さ、幸せだったよ、笑」
やめろ、そんなこと言うな。
kz🦇 「…ずるいんだよ、置いてく側のくせに、」
声が震える。
しゅうとは、少し困った顔をしてから、精一杯の力で俺の手を握り返した。
syu🐻❄ 「ごめん、でも、最後にさ…、」
kz🦇 「…何?」
syu🐻❄ 「俺のこと、忘れないで、(ポロッ」
しゅうとの目から、涙が零れる。
その願いが、どれほど残酷か、分かってるくせに。
kz🦇 「…忘れるわけねぇだろ」
syu🐻❄ 「ありがと、、かざね、(ポロポロ」
kz🦇 「…ん」
syu🐻❄ 「大好きだよ、!(ポロポロ」
kz🦇 「っ、、!」
精一杯の、出せる声で、しゅうとはそう言った。
kz🦇 「…俺も、愛してる」
そう言った瞬間、しゅうとの呼吸が、ひとつ、途切れた。
kz🦇 「……しゅうと?」
返事はない。
機械の音だけが、やけに大きく響く。
俺はしゅうとの額に、自分の額を押し当てた。
kz🦇 「なぁ、名前呼べよ、(ポロッ」
何度も、何度も。
kz🦇 「しゅうと、しゅうと、しゅうとッッ、、(ポロポロ」
俺の目から、涙が零れる。
もう二度と返ってこない声を、俺は一生分呼び続ける。
ーーだって、忘れないって約束したから。
コメント
4件
感動した!涙出た(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)