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🎼🍍視点(📢🌸)
最近いるまとらんが付き合った。
…のだろうと思っている。
だって前より明らかに距離近いし。
「いるま〜!ねぇーそれいっこちょーだい!」
「はぁ?やんねーよ」
「なんでいいじゃーん」
「ちょ、くっつくな離れろ!」
まあらんが思いっきり絡みに行って、いるまにうざがられるのがテンプレだが。
その図は今までと変わらんといえば変わらんのだけど、なんかちょっと空気変わったよねって噂されてる。
まーどうせこの感じ、らんが告ったんだろ。
まさかいるまもらんのこと好きだったとは思わなかったなー。
ちょっとからかいにいってみるか笑
「ちょっとくっつきすぎじゃな〜い?笑
付き合ってんだろ、もうそれ」
「え!?な、なんでばれてんのっ?」
どうやらあたりだったらしい。
「いーじゃん。お似合いだよ。にしてもらん、よくいるま捕まえたよな〜。なんて告ったんだよ」
らんを小突きながら聞けば、きょとんとした顔をされる。
「え、告ってくれたの…いるまだよ?」
「え?」
いやいや、まさかこんな無愛想なこいつが…?
ないない笑笑
「いやいやうそつけー!」
「ほんとだってぇ…」
と、ここでチャイムがなったので一旦話は終わった。
告ったのはいるまだってらんはいうけど…
俺は信じていなかった。
___が、見てしまった。
中庭で、ふたりきりの、いるまとらんの姿を。
盗み見は悪いと思いつつ、気になったので陰から覗いていると。
「らん、お前さ、学校ではあんまくっついてくんなって言ったよな?」
「だってさみしいじゃん。せっかく好きな人とずっと一緒にいられる関係なのに…」
いるまがため息をひとつついた。
ほら、やっぱり。ちょっと冷たいかんじな?
「わかってる。らんが寂しがりやなのも不安になりやすいのもちゃんとわかってるよ。ゼロにしろとは言わない、けど、周りも考えろ。俺らがベタベタしてたら気まずいだろーが」
ん、あれなんかちょっと違ってきたな。
「まあそうだけど…」
しょぼんとしたらんを、いるまがそっと抱き寄せた。
俺は驚いて目を見開いた。
が、それ以上に、普段の彼からは想像できないことを口にした。
「え、」
「…俺だって、ちょっとでも目離したらお前をとられそうでこわいよ。ほんとは手の届くところにいてほしい…」
「えっ」
「学校以外でならいくらでも構ってやるから。だから、我慢してくれ。…これで」
そう言うと、周りもろくに確認しないで、そっとらんの唇にキスを落とした。
「!?」
「…愛してるよ」
「…//」
やわらかく甘く囁くいるまは、完全にらんしか見てない顔をしていた。
教室でなんてぜったい見せないような、やさしい表情。
彼の言葉通り、好き、なんてものじゃなくて、目の前のらんを心から愛してるオーラが溢れ出していた。
俺はそっとその場を離れた。
これ以上は、俺の心臓が持たない。
告白はいるまからっていうの___
本当だったらしい。
なんこれびみょー