テラーノベル
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「」←とおるくん
『』←紅葉
()←とおるくんの心の中
君との出逢はここから始まった。
俺は高校の入学式に遅れそうで急いで走っていた。
次の曲がり角を曲がれば学校が見える。
曲がろうとした時、1人の”女の子”とぶつかった。
『きゃっ、』
可愛らしくも透明感のある艶やかな声が俺の心臓を速める。
「すっ、すみません!大丈夫ですか?」
ふと我に返り必死に女の子に謝る。
同じ高校の制服を着ている。彼女もここの学校の生徒なのだろう。
『大丈夫です…!』
そう言う彼女の声を聞きながら俺は初めてちゃんと彼女の方をまじまじと見る。
まるで黒曜石を瞳に埋めたようにキラキラと輝く瞳。
髪の毛は腰まである艶やかな黒髪ロング。
恐らく160もいっていないであろう小柄な体型。
雪のように白い肌。
俺の心臓は再び鼓動を速める。
時計をみると入学式はもう始まっている。
「すみません、俺入学式遅れそうで!また会えたら!」
俺はそう言い残し、学校へと急いだ。
(おかしいな、なんでこんなドキドキするんだろ、普段は女の子に何も思わないのに…)
俺は自分でいうのもなんだが、モテる。
中学のときはいつ女の子に周りを囲まれていて、毎朝教室に辿り着くのに一苦労だった。
今まで女の子なんて山ほどみてきたつもりだったが、今出会った女の子は何か違う。
あの子をみるとすごくドキドキして、息が詰まる。
こんな気持ちは初めてだ。
「あぁ、早く会いたいな…」
そう俺は小声で呟き、入学式場の体育館へと向かった。
どうだった❔❕
紅葉にしてはがんばった方だよね😿💗
感想ください✋🏻💞
コメント
5件
めっちゃ すき 🫢🩷 紅ちゃん 書くの 上手すぎ ❕🥲 流石です パイセン 😉✨
え‼️ まってめっちゃ上手い🥹 表現の仕方とかほんとに上手すぎる🥹🥹💗