テラーノベル
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そのキラーだけは何も喋らなかった。
いや、喋れなかったのだ_
そのキラーと睨みつけてるあいだに、
ラウンドが始まった。
なぜかtwo timeだけは
ラウンドに参加しなかった。
“お前は誰だ…何者だ!!”
“…(覚えてないのか、two time)”
two timeが、泣いた。
なぜかはわからないが、泣き続けた。
あの日の事を思い出して、泣いた。
(あの日の頃)
“ねえ!two time!”
“ん?どうしたの?azure。”
“一緒に花冠を作らない?”
“…いいよ。”
この頃からtwo timeはazureを
殺すことを決めていた。
殺すことを決めていた上で、
仲良く花冠を作ることは泣いてもいいんだ。
だからtwo timeは泣いた。
“…泣”
“ん?どうしたの…?two time”
花冠を作った後に殺すなんて、
そうそうできることじゃなかった。
“two time…?”
“ごめんね、azure。”
それが彼を殺す前の最後の言葉だった。
グサッ…!!
タガーが彼の心臓を貫いた。
two timeは泣いた。ひたすら泣いた。
彼の死に様は、とても儚くて、美しかった。
(回想終わりますた)
“azure…”
“…!”
彼は気づいてくれたことが
嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
だが、そんな時間も束の間。
azureがそう考える頃には、
帰ってきたchanceが
azureの胴体を貫いた。
azureが思った。
“…(なんて僕は不幸なんだろう。)”
azureは苦しかった。泣いて、泣いて、
泣きまくった。声も出せないわ、
撃たれるわ、散々だった。
“chance…?なんでここに…”
“ばーか、殺されたんだよ、言わせんな。”
他にもnoobやShedletsky等がいた。
“chance、一番最初に死んだよな。lol”
Shedletskyが言った。
“黙れ!お前だって死んでる!!”
noobが言う。
“まぁまぁ、二人とも落ち着いて…”
“うるさい!黙ってて!!”
noobが半泣き状態だ。
“…泣”
“!?”
2人は焦りまくった。
noobが泣いたら、2人はボコされるからだ。
“じょ、冗談じゃないか!noob!
飴あげるから、ね!?”
“僕はそんなおこちゃまじゃない!!泣”
azureとtwo timeはそんなこと言ってる間に
どこかに行ってしまった。
さて、どこに行ったのだろうか…
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