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こんにちは!ばなちです!

えー…ちょっと謝罪します

すみませんでした…

あの、前のアカウントが機能しなくなっちゃったんですよ…

ほんっっっっとにごめんなさい

それでは、行ってらっしゃい!














精神科


イギ「えー…日本さん…ですね?」

日本『そうです。』

イギ「確か、声帯結節で声が出ないんですよね」

日本『はい。なのでこのタブレットで話しても良いですか?』

イギ「ええ、構いませんよ」

イギ「それで、どうかされました?」

日本「……」カキカキ

日本『他の方々と同じように話せないのが少し辛いんです。』

日本『仕方がない事というのは大変承知しております。でも、私も皆さんと話したいんです』

イギ「ほぅ…なるほど」

イギ「今入院しておられるのですよね?」

日本『はい。』

イギ「ここに来て大丈夫なのですか?」

日本『はい。一応許可は得ています。』

イギ「そうですか。では、お話の続きをどうぞ 」

日本『ありがとうございます。』

日本『来月、手術するんです。』

イギ「ほぅ…」

日本『でも…私の担当医さんが声帯を手術するのが初めてらしいんです』

日本『その事も心配で…』

日本『それに、声が変わってしまう事もあると聞いたので…少し怖いなぁと』

イギ「なるほど…」

イギ「状況は分かりました。」

イギ「辛くなったらいつでもここに来てくださいね」

イギ「相手が 私ではない時もあるかもしれませんが、他の人達も優しいので安心して来てくださいね」

日本「ッ!…」ポロポロ

日本『ありがとうございます』

日本『ごめんなさい、すぐ泣き止みます』

イギ「泣いて良いんですよ。」

イギ「辛かったですよね…今までよく頑張りました」

日本「うッ…」(泣)


数十分後


日本『ありがとうございました。今日はこれで失礼します』

イギ「おや、帰られるのですね」

イギ「頼りないかもしれませんけど、とことん頼ってくださいね」

日本『ありがとうございます。ではまた』

イギ「はい。またお越しくださいね」



イギ(可愛らしい患者さんですねぇ)

イギ(声が出ない…ですか)

イギ「一度だけでも良いから、彼の声を聞いてみたいものですね」





病院

医者「日本さん、どうしたんですか?」

日本『なにがですか?』

医者「いや、なんか…悲しそうな顔をしていたので…」

日本『なんでもないですよ!大丈夫です 』

医者「本当ですか…?」

日本『はい!ご心配をお掛けしてすみませんでした』

医者「大丈夫ですよ」

医者「そういえば手術があと1か月後というのはご存知ですか?」

日本『はい、存じております。』

医者「そうですか。なら大丈夫です 」

日本「……」

医者「…声が元通りになったら、真っ先に伝えたい事がある人はいますか? 」

日本『はい。1人、自分の気持ちを伝えたい人がいるんです』

医者「ほぅ…それは誰ですか?」

日本「……」カキカキ

日本「…」チラッ

医者「なるほどねぇ…」

医者「とても優しそうな方ですね」

日本『はい!とっても優しいんです!』

日本『できる事なら…自分の声で伝えたくて… 』
























おかえりなさい! どうでしたか?

うちにしてはちょっと長くないですか!?(そうでもなかったらごめんなさい…)

それでは!

スクロールお疲れ様でした!

バイバイ

声が出せない日本くん。

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