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🍍「ぃ”やだっポロポロ」
「📢”ッッ、いかなぃで…ポロポロ」
📢「、、、そんな顔すんなや、笑」
「……..また会えるよ。」
📢「、、、、おい、ガキ」
🍍「、、、、?」
初めての出会いは、夜の街の路地裏。
俺がフードを深く被って座り込んでいるところを
当時18歳の📢に声をかけられた
俺はその時、まだ13だった
📢も同様、パーカーを深く被っていて顔があんまり見えなかった
🍍「………..」
📢「、、無視かよ、。」
俺はもう誰も、何も
全てが信用できなくて、声が出なかった…
、、、、、
いや、違うな
怖くて怖くてたまらなかったんだ
喉が震えて声が出なかった
まともに人と話すことが怖くて仕方なかった
📢「、、、、」
「お前さ、同類だろ。俺と」
🍍「、、、ぇ…..?」
少しだけ、空気が揺れるほどの小さな声
多分📢には届かないぐらい小さな声
📢「……….なぁ、俺の家、くる?」
それでも📢は俺のことを気にかけてくれた
正直、信用はできてなかった
それでも、もう家に戻りたくなくて
🍍「………….(コクッ」
頷いてしまった
📢「、、、、ん、じゃ…一緒に帰るか。(スッ」
🍍「、、、、」
震える手で、俺よりも大きな手を取った
その時、少しだけ目が見えたのを覚えている
黄色の綺麗な目が、俺をしっかりと捉えていた
🍍(ぁ、、俺のこと、みてくれてる……)
ガキながらに、それが俺は本当に嬉しかった
📢「まじ汚いけど、あんな路地裏よりはマシだろ」
マンションの1室に俺は連れ去られた
確かにお世辞にも綺麗とは言えない小さなワンルーム
当時の俺からしたら、ものすごく綺麗な部屋に感じたけれど。
自分の好きなものが詰まってるって感じの部屋
各所に積本がたくさんあったり、
服がたくさんあったり。
📢「家入ったらあっちいわ…」
そう言って📢は深く被っていたフードをぬいだ
🍍(、、わっ、)
美形。
ちょー美少年
優しい声色だったけど、顔面はなかなか強面の方かも
でも優しい
📢「、、、お前、名前は?」
🍍「………..」
🍍(な、まぇ….)
🍍「…………」
📢「…….ま、いいわ」
「そのフード、外せる?」
🍍「、、、、」
この人なら、、いいかな、
🍍「、、、(パサッ」
📢「、、、!」
「ははっ、かわいー顔してる(笑」
🍍「、はっ、、!?/////」
📢「、、、よし、やっと声聞けたし」
「飯食おうぜ、コンビニの弁当がまだあったはずだから」
お互いのことについてほとんど知らない
それなのに、、、、知らないのに、📢は俺に優しくしてくれた
🍍「、、、」
🍍「、、、、っ、」
📢「?」
「なんて?」
🍍「、、、な….🍍」
知らない人には名前を教えてはいけない。
母とも呼びたくない人からの教えを
当時の俺はまだ守らないといけないと思っていた
でも、
そんなやつよりも
目先の俺を助けてくれた青年の言うことを聞きたいと思った
📢「、、ほーん笑」
「いい名前じゃん、」
いい名前
そんなの初めて言われる
「📢」
「呼び捨てでいい」
🍍「、ぃ……い📢」
📢「ん笑」
この瞬間に俺は、全てがうまくいくと思ってた
全てが、幸せな方向に進んでいくんだと
そう
勘違いをしていた
数年後
🍍「📢〜!!!(飛びつく」
📢「ぅ”ッッ!?!!」
「お前なぁ、、、もう自分がそろそろでかいことに気づけや…..」
あれから俺はずーっと📢の家で暮らしていた
外には出ていない
📢は高校こそ行ってなかったものの、そこから独学で学び
今は学校の先生をしている
俺はというと
あの日から
特に何も変わっていない
勉強は📢にたくさん教えてもらってるけど
学校にはいけてないし
📢以外の人と話すのは怖い
俺はもう17歳
📢は22歳だ
、、、
やっぱ、働いた方がいぃ…..よな
📢「、、、」
「なー🍍??(ギューーーーーッ」
🍍「、!!!」
📢「余計なこと考えなくていいから….」
、、、全部お見通しってわけか、、
🍍「ん、ずっといっしょな!笑」
📢「なにそれ重〜笑」
🍍「はぁ!?ずっといっしょだろ!!」
📢「、、はいはい笑」
「ん、、そうだな….」
📢「んじゃ、いってきまーす」
🍍「いってらっしゃい!!」
📢「はーい、いつもの3点お願いしまーす」
🍍「そとにでなーい」
「インターフォンにもでなーい」
「、、、、ぃ、いじょう」
📢「、、おい、お前何回このやりとりすんだよ」
🍍「…….だ、だって……」
📢「ほら、、3つ目は?(耳元」
🍍「んっ、、、//」
「ひ、、ひとりで、ぇっち….しない/////」
📢「ん、よくできました〜笑」
くそが、、、、
満足そうな顔しやがって….
📢「じゃあな」
🍍「はーい、いってらっしゃ〜い//」
ピーンポーン
🍍「、、?」
誰だろう
宅配便とかかな……
ま、出ないんだけどね
ピーンポーン
ピーンポーン
ピーンポーン
🍍「な、、なに…..?」
怖いんですけど
ドンドンドンドン
「警察だ!!!!!ドアをあけ”なさい!!!」
、、、!?
け、ぃさつ、?
なんで?
なんで警察がいるの…
まって
知らない、
こんな状況、、知らない……
わ、わかんないっ
バンッ
🍍「ヒュッ…..」
大家さんから鍵をもらったのだろうか
警察がドアを開けて部屋に入ってきた
『君が、、、暇已🍍くんで…..あってるかな?』
🍍「、、、ぇ、、」
ゃだ、
こわい、こわぃ、
なに、なんなの、
📢っ、、
🍍「、、ぃ、、📢ぁ、ポロポロ」
『あぁ、可哀想に..もう大丈夫だよ〜』
いや、いやだ、
こわぃこわいこわい
🍍「📢ぁ”ッッ!!!📢っ、ポロポロ」
『、、被害者は、重度の”ストックホルム症候群”だと思われます、直ちに保護いたします』
すと、、
なに、それ
『ほら、大人しくして、大丈夫だからね〜(ガシッ』
🍍「や”ぁッッやだッ!?!!!ポロポロ」
🍍「、、、、、、」
どこだ、、、、ここ、
無理やり車に乗せられて、よく分からない施設に来てしまった
📢は?📢はどこにいるんだろう
狭い部屋にはカラフルな積み木や絵本、小さなテレビが置いてある
俺は、そんなガキじゃ、、、、なぃ
1人、女性がドアの方に座ってスマホを操作していた
にゅーす、にゅーす見よう
『速報です。』
『先ほど、紫樂📢容疑者の身柄を拘束しました。』
『警察によりますと約4年間、被害者の少年を誘拐していたとのことです。』
『被害者の少年は今保護されています』
ぇ、?
📢、が、?
どうして、
なんで
ぁ
ぁい、たい
🍍「📢ッッ!!!!!(ダッ」
『ちょ、待ちなさいッッ!!!!!』
とにかく走る
走る
走る
📢、会いたい
会いたいよ….
🍍「📢ぁ”ッッ!!!!!」
『!?!』
『止まりなさい!!!!』
📢「、、、🍍、、つ….」
数台のパトカー
周りには人だかりができていて、もちろん警察も多い
でかいカメラを持ってる人もいて
あぁ、テレビで生中継してるんだなって分かる
🍍「📢ッ、ポロポロ(ギューーーーーッ」
📢「っ、、」
周りの大人にどれだけ後ろに引っ張られようと、
📢をどうしても離したくなくて
懸命にしがみつく
📢はすでに前の方で手錠をかけられていた
🍍「お”れらのことっ、なんも…な”んもしらねぇ”くせにッッ!!!ポロポロ」
全国のテレビで見られてる
そんなの
もうどうだってよくて
🍍「📢は、お”れを…..たすけてくれたんだッ、ポロポロ」
あんなボロボロの
見窄らしい俺に
手を差し伸べてくれたのは
📢だけなのに
それさえも
🍍「それさぇも…奪うんじゃね”ぇよっ、ポロポロ」
🍍「おれにはっ、、もぅ..ポロポロ」
一瞬だけ
周りが静かになった
🍍「📢っ、いや……い”っちゃ、だめポロポロ」
「📢が、ぃないと”、、俺…また、ひとりぼっちだよ、ポロポロ」
警察が俺を引き剥がそうとする力が少しだけ弱まる
アナウンサーが何かカメラに向かって話してる
どうでもいい、、
どうでも、、、、いぃ、
🍍「ぃ”やだっ、ポロポロ」
「📢ッ、いかないで..ポロポロ」
📢「、、、そんな顔すんなや、笑」
「…….また会えるよ。」
『ほら、大人しくしなさいッ、(グイッ』
🍍「ぁ”、、、あぁポロポロ」
俺の、俺のせい、?
俺のせいで、、📢は、、
📢の、人生がッ
🍍「ごめっ、、なさぃ、ポロポロ」
🍍「ごめん……ごめん、な”さ、ぃポロポロ」
これは、後から知ったこと
施設の先生に教わった
日本ではもう18歳は大人なこと
どんな理由があれど、📢は当時、13歳の俺を誘拐した事実は変わらないということ
今の俺が17歳であろうと、当時13歳という幼い年齢での行為は
自分の意思がまだ分からずについていってしまったという話になってしまうこと
俺がどれだけ裁判で事の経緯を説明したところで、一種の精神障害としか見られないということ
それと
あの時の俺が叫んだ姿が生中継で放送された事で
たくさんの人の支持があったこと
ほとんど保護目的であったことから
📢は約懲役1年が言い渡されたということ
そして、最後にもう一つだけ
🍍「📢ッ、!!」
📢「、、、🍍、久しぶり、笑」
待っていれば
きっとまたすぐに
大切な人に会えるということ
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