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キッチンのお父さん、いつもの朝ごはんを作るおばあちゃん、いつもの校舎、いつもの友達いつもと何の変わりない日常だった…….


2月17日 午前7時30分


「…..ゆ……..ゆぅ………ゆう!!」


そんな呼び声にゆうは少しの間を持ち反応した。


「え、あ、お、おはよう」


ぎこちない挨拶が返ってくる。


「どうしたそんな暗い感じで、そんなことよりテストはどうだ?出来そうか?」


と由紀がそんなかんじで明るく問いかけてくる。


「そんなことよりテストはいけそうか?」


「まぁ、…..うん…..ぼちぼちかな……..」


いつもだったら


『あはは~やば~い何もやってないのだ☆今から教えてください!』


とか冗談ばかり言うのに……..まあゆうなら大丈夫でしょ。


しかしゆうは下にうつむき、暗黙の表情を浮かべて見せる。


あー!もう!ゆうがそんなんだと調子狂うなぁ…..。


「おい?ガキンチョ?大丈夫かー」


「う、うん」


すると後ろから聞きなれた声が聞こえた。


「おまえら何しみったれた顔してんだ??あ、そうだ俺またリスカしちまった★」


「お前何回すんだよww」


「……..」


それでもゆうは黙っている………..。


「なあ、ゆう大じょ…..」


由紀が言いかけたとたんにゆうが遮る。


「俺はもう大丈夫だよ!あのね、生きる理由を見つけたんだ!」


とさっきまでの暗黙の表情はどこへ行ったといいたくなるような転換に少し皆は驚くが少しの間を経て、ゆうが言葉を返す。


「え?! まじ、良かったじゃんおめでとう!」


「病み卒業しますわ」


言葉では元気だが少し抜けているかのようだ。まぁ気にするだけ無駄だな。


それを見て横にいた瞳が声を上げた。


「じゃあ助ける側に来い」


「いや、病んでる人と話したら余計病みそうになっちゃうからやめとくよ」


と冗談めかしにゆうが言う。それに乗っかるかのように由紀が答えた。


「私のお母さんが本当にうざいんよ…家出してもいいかな?家出していいと思う人!挙手!」


「またそれかよ、俺ははんたーいw」


それには皆がうなずき満場一致だった。ていうかこれ反対しないやつの方がおかしいだろ。


「んじゃ、俺トイレ行ってくるねー」


「じゃあ私もゆうについてこ」


「おいおい、連れションかー?」


そんな言葉が飛び交う。


「ついてくんじゃないw」


「なんだよその顔w分かったから一回離れて近い」


由紀の顔はここの数センチという近さだ。昼休み終わり…..ゆうは教室をすぐさまでて玄関まで走った。


やはりゆうは悲しげで寂しげで少し儚かった。


玄関で靴をしまおうとすると、廊下側の方から会話をしている声が聞こえた。


『なぁなぁ先生に出てけって言われたんだし出ても良くね?』


『それなwこれで冗談ってことがわからないのかって言われたらまじ俺キレるわ』


『だってあっちが出てけって言ったんだからね』


学校から去ろうとするゆうにはとても都合が悪かった。するとその会話の群れから一人が出てきた。


「あれ?お前ゆうだよな?やっぱそうだ!」


「あ……一樹先輩!?」


一瞬沈黙を開けながらもその後目を見開いて驚いた。


「なんだなんだ?お前も先生に荷物外まで取りに来いって言われたのか?」








と笑いながら言う一樹に沈黙の状態が続くゆう。その後ゆう同様一樹先輩も沈黙に陥る。


「「……..」」


「えっと、ごめんなさいえっと……俺これから用事があるのでさようなら」


と言い残し、すぐさま後をさる。


「え……あ…….いっちゃった」


「おーい一樹!先生に怒られっからはよ教室もどろ」


ゆうのあの対応に〈反応が違う〉という疑問を持った。


「お、おう….なぁひとつきいていいか?」


という疑問に一樹のクラスメイトの一人が答える。


「え?そう?別に俺には普通に見えたけど?一樹気にしすぎだよぉ….もしかしてあの子狙ってんのか?ww」


「そうかぁ普通ならいいんだけど…..って余計なお世話だ!」


あれから一週間が経過した。チャイムが鳴り4限が終わった。一気に弛緩とした空気が流れる。


ある者は机にうつ伏せ足で机をがたがた動かし給食を待ち遠しく眺め。


ある者はダッシュでトイレへ駆け込み、またある者は他の教室へと向かうこんな雨の日はちょっとだけ皆暗くなってしまうのだろう。


だから私は小説なり教科書也見て過ごすのだが読みさしの本は昨日部屋に置いてきてしまった。


「勉強でもするか」


枕草子の作者は…..平家物語。


それは作品じゃんか!自分のボケを自分でつっこむ。それくらい暇だった。


「よっ!」


聞きなれた声がしたので振り返ると颯がいた。


「ゆう最近来ないね」


「不登校にでもなったんじゃね?」


と張り詰めた空気を察したのか颯が軽いノリでそういった。

そのノリで打ち解けたのか颯の顔を見てから答えた。


「ゆうならあり得るな」


と笑って話していると、教室の黒板側のドアが開いた。


そこには顔立ちの整った見覚えのある顔があった。


「このクラスだっけな、あ、そこの子の君!」


と顔立ちの整った男は由紀に問いかけた。


「え?あっ、私ですか?どうしたんですか?」


そう、顔の整た男は一樹先輩だった。


「ゆうって子知ってるか?ここのクラスだと思ったんだけど」


「ゆうはこのクラスなんですけど、最近学校に来てなくて….」


「あ、一樹先輩じゃないですか!?」


と驚きの声を上げたのは颯だ。


「お、颯じゃんお前もこのクラスだったんだ」


「はいそうですね」


一樹先輩がこのクラスに来てからみんなゆうのことを心配し始めた。


それでも担任の先生はなにも言わない今日も休みですね..ただそれを言うだけ。


なんで何も言わないんだよ、少しは心配しろよ……まぁ大人なんて何を言ったってこういう人間なんだ。


何を言っても子供の言うことには耳を傾けようとはしないんだ。慇懃無礼という奴だろう。


「ねぇ今日も来ないかったね..ゆういつになったらくるんだろう..私ゆうがいないとまじ病みそう」


私がそう言うと颯は少しばかり考えるようにして瞳を閉じた。うんと小さく咳ばらいをし、口を開く


「あいついつから不登校になったんだっけ?」


「大体一週間前だと思うけど、前はあいつも元気だったんだけどなぁ。私たち何か気に障るようなことしたかな」


とそんな疑問が頭をよぎる。


そりゃそうだ一週間も来てないそれに私たちと話すとき何か隠しているようなそんな感じがした。


「今日あいつの家に行ってみる?」


「そうだね、一回行ってみたほうがいいかも。何もなかったらそれでいいし。…あ!あと一樹先輩?も呼んだ方がいいんじゃない?一応心配してると思うし」


私が問うと颯は


「ふむ」


と顎に手をやってしばし思案顔になる。


「わかったじゃあ一樹先輩も呼ぼう」


私たちは一樹先輩たちのクラスに行った。


先輩達のクラスは一年のクラスとは違って静かで少し寂しい雰囲気だった。


少し不穏な空気があって先輩達のクラスに入るまで時間がかった


「一樹先輩〜いますか?」


一気に先輩達の視線が颯に向く鋭いめが多かった早くここから抜け出したいくらいだった


「あれ?颯じゃん俺らのクラスに来てくれるなんて珍しいな〜wあれれ?前のクラスにいたこだね俺になんか用かな?」


「えっとゆうがずっと学校に来てないんですなので今日颯と一緒にゆうの家行こうと思ったんですが…一樹先輩も呼んだ方がいいのかなと思って…」


「あ、え、まじ?俺も連れてってくれんの?ゆうの家分からなかったからサンキューな」


そして私たちは授業が終わり終学活が終わる直前だ。


「これで終学活はおしまいです。ありがとうございました。さようなら」


「おーい颯行くぞ」


「え、また行くのかな」


「あの空気嫌いw」


歳下からみた年上はとても大きく感じる。


社会的な意味でも身長的な意味でも。


勉学的な意味でもすべてでだ。正直行くのは怖いな。


一斉に注目を浴びるのが余計に…..いや今はそんなこと考えてる余裕ないか。


そして意を決してドアを開く


「失礼します1年生の浅倉由紀です。一樹先輩に用事があり来ました。」


「あーちょっとだけ待って。先生にノートだけ見せたら行くから」


「分かったけど早くしてよね…ここにいるの結構つらいんだよ」


「わかったよ」


一樹先輩はノートを片手に先生のもとへ行き、ノートを提出した。


するとそそくさと用意をしてこちらの方へ小走りで来た。


「ごめんねぇ、みなさん。んじゃ行こっか」


私たちはかなりのスピードで行くことにした。みんな必死だった。


やはりゆうが心配……..心配にならない方がおかしいだって1週間だよ?そこまで休まれたら流石に心配にもなるだろ。


……..そして今ゆうの家の前にいる……..


怖い…..緊張より先に恐怖という感情が来る。なぜだろうもしゆうに何かあったらと思うと怖くてたまらなくなるのだろうか。


だが安全を確認するためにも私が勇気を持たなきゃいけないんだこの状況はみんな同じ。よし!


そしてドアの横にあるインターフォンを押した。


誰も来なかった。


恐る恐るドアに手を伸ばし引いてみると………………開いていた….


しょうがないか不法侵入になるけど今はそんなこと考えてる暇はない。


由紀が一歩また一歩と前進していく。


「ゆう?いる?」


「は?どこ行ったの?」


と疑問の声を一樹先輩が上げる。


そこにはいるはずのゆうがいなかった。


どこに行ったんだ?だって学校にもいないじゃあどこに?外?いやゆうはそんなズル休みしてまでどっか行こうなんて考えたりなんかしないゆう1人は嫌いだからどこもいけないはずなのに…


あれ?


親は?ゆうにはめちゃ優しいおばあちゃんとお父さんがいた気がする。


親は仕事だとしておばあちゃんは腰とか痛いからどこもいけないって言ってたしじゃあどう言うことだもしかしてほんとに家を間違えた?な訳…ちゃんと調べたし。


「ここであってるんだよな?」


と2度目の疑問の言葉を発する。


「ガキンチョのバックあるでだから多分この家はガキンチョの家だと思う」


「颯?ガキンチョいうの一回やめよ?」


そりゃそうだこんなやばい状況にもかかわらず有のいないところで悪口を言うのはいただけないものだ。


逆にもし私がこんなこと言っていたら後でもだえ苦しんで後悔しただろう。まぁこのつっこみはもういいとして本題はゆうがいないことと…..


「ゆうのおばあちゃんは?」


「くたばったか?もう年だもんなぁ」


そう一樹先輩が言うと周りの空気が一気に重くなった


「ごめん………..」


「一応可能性として受け取っておくよ」


「でも今の発言はちょっと許せないかな…..」


そう由紀が言うとさらに険悪な雰囲気へと変わる。


……..けどまぁ、人それぞれの感じ方があるのだろう。私は悪口は言うのはあるかもだけど流石に今のは許せない。


もしそれを私の知らない人が言ったら当然殺しかねないほどムカつくし、ひょっとしたら殺しにかかるかもしれない。だって大切な私の友達の家族だよ?怒らないわけない。


そう思うと少し涙が出てきた。


「え?!ごめんそこまでだったのか…….本当にごめん」


と困った表情をして一樹先輩がいう


「別に泣いてないし、ただ汗が目に入っただけ」


「そうか….わかったよ」


「ちょっと失礼かもしれないけど、中を調べて見よ何かあるかもしれない」


涙をふき取り由紀が提案をする。


ゆうの部屋はあまりものが置かれていない………


「痛っ!」


と一樹先輩が悲鳴を上げる。


「「「!!」」」


皆が一斉に驚く。


「あいつの家のリビングもの散乱しすぎだろ…..」


一樹先輩の踏んだものは床に転がっていた4つのでっぱりのあるブロック状のおもちゃだ。なんでこんなもの落ちてんだよ…….


他には……..飲みかけのお茶…..散らかったゆうの服…………いつのかわからないかびたパン………すごいことになってるな………。


そしてゆうの部屋へ行った……………………….


「おぉ..ゆうの部屋は案外きれいなんだな」


一樹先輩は感嘆の声を漏らす。


しかしほとんど物がないな。


まぁこっちとしちゃ何か手掛かりが見つけやすいからいいけども。


あれ?よく考えたらこれ逆じゃない?


………まぁ別に手掛かりがないと決まったわけじゃない。諦めず探そう。


「よし!お前ら!手掛かりを探せ!」


颯の意気込みとともに『『おーーー!!』』と由希と一樹先輩は掛け声をした。


まずはクローゼットか。


えーっと体操服と学校の制服とパジャマとカーディガン等々…..いたって普通だ。


「物は少ないけど他はいたって普通の部屋だな。」


初めてはいる一樹先輩と颯は物の少なさに驚く。


だってそうだろう机とベットはあるがまるで不要なものはいらないみたいな物言いの部屋なのだから。


すると私の視線にある一冊のノートが目に入った。


ゆうのいつも使っているノートだった。


ゆうのいつも使ってる机の上に何かのノートが置いてあったそっとそのノートを掴んだら少し湿っていた…なんでだろう裏には赤く血で名前が示されている


「ねね。ゆうの日記があるぜ見てみようぜ、見たらここがどこに行ったかわかるかも」


と一樹先輩が提案をする。


それには私も同意だ。


「でも見ないとガキンチョの居場所わからないよ?」


「わかった..みよう」


「日記は2月からだね..」


そういって一枚由紀はページをめくる。


そして。まだああなるとは由紀達は分からなかった。





2月4日

俺は今日から3月まで日記を書くことにした。どうしてかって言うと俺は3月になったら死ぬことを決意したんだ。俺はもう決めたもう嫌なんだもう何もかも捨てるんだ。決めたみんなには内緒で誰にも知らずに死ぬそれが俺に最後に託された使命なんだ


……….思わず皆顔を見合わせた。


「……」


「……」


「……」


驚きすぎて言葉が出ない……どういうことだ理解が追い付かない………….


なぜこうなったどうして……….どうして…..


そう思いつつ次のページを開いて読む。


2月5日

はぁ今日も学校つらかったなんで俺だけ責められなきゃいけないの?なんで俺だけ…俺はなにもしてないのに


……..えっと。微妙な空気になってきた中、ゆうの日記を読む



2月6日

今日は由紀がいつもよりも優しかった。俺やっぱ死にたくn…..いやこれはただの日記じゃない死ぬまでの俺の日常を書くんだ



2月7日

今日は友達に人狼というネットのゲームを教えてもらった。少しめんどくさい気持ちはあったけどやってみようかなって思った……村に入ればいいんだよね名前名前..憂鬱でいいかな…..


「ゆうはいつも人狼やってた。人狼のここと知り合いの人に聞けば何かわかるかも!」


とにかく今最大限活用できるものをすべて出す!


今までであった厄介ごとの中で一番厄介だが結局最後はいつも安心して終わることができた。今はその可能性を信じるしかない。


「まぁリアルよりもネットの方が話しやすいのもあるけどね」


「ゆう…言って欲しかった一応先輩なのにな….」


私たちはそれぞれのスマホを出し人狼をやってみることにした。


そしてゆうのことについて聞いた。


〈人狼チャット〉


由紀「すみません、憂鬱って人知ってますよね。前に話したことがあると思う由紀です」


憂鬱のネットの友達「はい、えーっとこんにちは~」


「「こんにちは」」


と一樹先輩と颯も挨拶をする。


そのゆうのネットの友達とはこちゃまるさんという人だった。


颯「えっと女子?男子?」


変なボケをかましてくる颯………


何言ってんだこいつ今とても大事な話してるのに…….


由紀「颯たちはいま黙ってて」


颯・一樹「「はい」」


とリアルの方でも謝罪をし、頷いて応じる。


こちゃまる「えっと人狼します?」


由紀「いえ…..その一つ相談があるんです。憂鬱が行方不明になって今模索しているんですよ」


こちゃまる「憂鬱ですか、最近来てませんね。でもなんか最後にあったときはちょっと暗かったような気がします………私も何があったのかちょっとだけ心配なんですよ」


由紀「そうですよね。あ!そういえばこちゃまるさんって憂鬱と同じとこに住んでましたよね?」


こちゃまる「はいそうですが……….なんとなく察しします。○○駅でいいですよね?」


由紀「話が早くて助かります。はい夕方4時くらいにそこの駅で待ち合わせをしましょう」


こちゃまる「了解です。それじゃあ私は支度をしますので。一回落ちますね」


由紀・一樹・颯「はい」


由紀「それじゃあお願いしますね」


とそこで人狼オンラインを切る。


よしこれでとりあえずの現状だけは分かると思う。なにかほんの少しでも分かることがあればそれでいい。


髪を掻きながらそっと「よし」とつぶやく。


初めてネット上の人と会うからやっぱ怖い。どういう人なんだろう……….


そんなことを考えつつ、ゆうの家を一度出る。


そして○○駅へと向かう。


「ここだよな?」


と一樹の問いに由紀が答える。


「ここであってると思う。時間は…..あと5分か」


「お前ら良く緊張しないでいられるな」


と颯が安堵の声を漏らす。


「いや緊張してるし、今も震えそうなくらいやばいから」


緊張している由紀が心中ともに答える。


顔も名前も知らないのだから緊張して当然だ。


逆にこの状況で緊張しないと思う?思わないよね?


という気持ちを込め由紀がぎょっとした目で颯を見る。


すると何か逃げるかのように視線を逸らす。


すると駅の方から女性が声をかけてきた。


その人は肩まで髪のあるセミロングで、透き通った肌にキャミソールを着てその上からモダンな感じのカーディガンを着用し、大人の感じを醸しだし、一瞬で分かる綺麗さだった。


その女性は困ったかのような顔でこっちを見る。そして意を決したかのようにこっちにすたこらと向かってくる。


「えっと由紀さんと一樹さんと颯さんでいいですか?」


「そうですけど、……..まさかこちゃまるさんですか?!」


少しばかりその美しさに見とれていた。あまりにも美しいのだ。


この人彼氏いるんだろうか……….ってそんなこと今聞いてる場合じゃないか。


とにかく事情聴取を……そう頭を掻きながら由紀は言葉を発する。


「憂鬱はこちゃまるさんにどんな悩みとかされましたか?どこか行くみたいなあるいは行きたいって言ってませんでしたか?」


「憂鬱からはたくさんの悩みを聞きました..行きたいってよりももうそこにいるみたいな口調でしたよ?」


とちょっとぎこちないような感じで答える。


「近くに何かあるとか言ってませんでしたか?」


「ここでは言いづらいです」


「そうですか………では一回あそこのカフェにでも行きましょう」


そうゆうは近くのカフェを指さし提案をする。


そこではいろいろ話を聞かせてもらった。


憂鬱とこちゃまるさんは仲がとても良く、いつも話していたこと悩み事なども包み隠さず教えてくれたこと。だがしかし、その会話の中に手掛かりとなるようなものはなかった。


そして話が終わり、それぞれ解散する。時刻は8時33分、かなり時間食ったな。


早く電車に乗らないと間に合わないか……….


全力ダッシュで駆け込み何とか間に合った。


今は電車の中だ。


状況を整理しよう……ゆうは…..ま……..ぁ………..


「は!」

と由紀は声を出し飛び起きる。


ここは……….電車か私は……寝てしまったのか。


横には一樹と颯がいた。


そして一樹が相変わらずの声で


「お!やっと起きたか。終点の一駅前くらいで起こそうと思ったんだがな手間が省けたか」


「うんおはよう」


その由紀の応答に対し颯が


「お前詰め込みすぎだ、一回家に帰って休め、いいな?それで明日またゆうの家に行く」


そういうことで皆家に帰って明日に臨むことになった。


そして今私たちは2度目のゆうの家の前にいる。


一応玄関の右上にあるインターフォンを鳴らすがだれもいない。そして昨日と変わらずドアが開いていた。


そして3人はすぐさまここの日記に手を伸ばしゆうが読み始める。


皆無言だ。今は一刻を争う状況だ。だからゆうの家に行ったら誰もしゃべらないということにしておいた。


2月8日

帰って人狼するのが楽しくなってきた。学校で悪いことあったらここに癒しをもらいに行こう。ネッ友の方が話しやすい


2月9日

なんでわかってくれないの共感しないでよ。俺のなにも分からないくせにわかった風に言ってんじゃねぇよ。わかってから言ってよ


2月10日

ボイチャ?しゃべれるのかな…俺の声変だけど少しだけ喋ってみよかな…わぁみんなイケボだしカワボだいいなここに俺が入っていいのかな?少しだけ喋ったらカワボって言われた…少しだけ嬉しかったでもお世辞だと思って聞き逃しただって俺の声はみんなから嫌われる声だもん


誰もしゃべらずただただ由紀がゆうの日記を音読していく。


それはまるで母親に服従する子供のようだ。


黙って聞いている。本当に静かに……


そして


2月11日

みんなとおしゃべりするのが楽しい新しく仲良くしてたくさんの人と喋って毎日毎日楽しい….でも………今日は疲れた早く寝よう


2月12日

今日は休みだ。朝起きてる人があまりいなかった…暇だったからテンション高めではなしたら「憂鬱は扱いにくい」って言われたなぜかとても心にグサッってきて心が痛かった俺はそんなに扱いにくい人間なのだろうか…これについて由紀に相談してみたそしたら由紀は「私がそいつ殺しに行くわ」って言ってくれてとても嬉しかった。


2月13日

今日は由紀とドッキリをしようと計画を立てた。喧嘩ドッキリとても面白そうだと思った..瞳にドッキリなんてできるかな、初めてなんだよね..ドッキリって演技が大事だよね..喧嘩練習しよ


2月14日

よし本番だ..ちゃんと計画は立てた。俺がなんかいつもと違う感じで由紀が心配してくれてるのに俺は逆ギレしてきて由紀はせっかく心配してくれてるのに俺が喧嘩売って由紀はその喧嘩を買って机を蹴ってそれで筆箱が落ちるようにする。落ちたら俺が怒って台パンして立ち上がって由紀の胸ぐら掴んで「は?なに、別にいつもと同じなんだけどいちいちうるさい」っていう。….うん完璧だ.


2月15日

早く学校行って由紀と練習しないと…俺は頑張って由紀とドッキリを1時間目から5時間目まで続けた..友達と喋りたいけど我慢してドッキリを頑張った少し笑いそうになったけど..最後までやった………..なのに…….みんなわかってた……ドッキリってわかって聞いてた…


2月16日

学校行きたくない…何故か…どうしてなんだろう心が痛い…みんな言ってくれればよかったのに。なんでドッキリってばらすかな?バラしたら意味ないじゃん..2日前から計画立てて設定考えて頑張ってやったのに…全部意味がなくなった…周りから見ればそんなことで悩むことじゃいって言うでもそんなことじゃないんだ..とても裏切られた感じで嫌なんだ


「ガキンチョ…ドッキリで悩んでたんだな」


「ゆう.わかるよ..みんなにはそんなことで済まされることだけど私たちにとっては簡単に忘れることができないもんね…」


「そんなことがあったんだ..分からなかった..部活では元気だったなのに..」


2月17日

でも冬休みまであと2日だから2日ぐらいはちゃんと行かないと…..今日は席替えがあった…いつも先生が決めるのになんでよりによって今日くじ引きにするんだよ….それに….席は一番前の席で隣はいつも俺をいじめてくるやつで後ろは一回も喋ったことなくて班の人みんな俺の知らないやつといじめてくるやつしかいない….誰も頼る人がいない…もう学校行きたくないよでもあと1日だからちゃんと行かないと…


2月18日

なんで俺ってこんな人間なんだろうみんなからの評価が気になる。学校では誰も頼れる人がいない。独りぼっち救いの手を差し伸べてくれる人はいない…だって俺はみんなから嫌われているから。今こうやって救いの手が来ても振り解く。もう誰も信用できないから。みんなが楽しそうに話してたり幸せそうにしてると泣きたくなる。なんで俺だけ..なんで俺たちだけ..俺らがこんな辛いのにみんな幸せそうでも羨ましいな..別にその幸せを壊そうとは思わない..ただ俺もそうなりたいだけ。


「なんで私を頼ってくれないなんで私がいるということを認識しようとしない。ゆうは間違っている。何もかもが。何もかもを。全部全部全部全部!!」


…….間違ってるんだ…….


そしてまた続きを読む。


2月19日

俺上手に笑えるようになったよ?演技上手いからね、みんなに心配かけず笑えるよ?俺が笑わないとあの子も笑えないから。みんなが幸せなら俺はどうでもいいんだ。あの子が元気になったら無理してでも笑ってないとあの子に心配がかかる。もしあの子をみんなで助けてこの病みから抜け出せたら俺は弱音を吐けない。あの子の方が辛いはずなのにそれより下の俺が弱音吐いたらあの子が弱音吐きづらくなる。あの子が弱音吐いてみんなが助けてくれてやっと元気になったで終わる。その後また俺があの子と同じように弱音吐いたらみんなからめんどくさいとか扱いにくいって思われる。それだけは避けたい、俺の周りには誰もいない死にたいでも死にたくない。生きたい…でも死なないと楽になれない。


「だから私がいる…….私を頼れ、死ななければいけないという思想は間違っている。」


2月20日

誰もが俺を迷惑って思ってる。誰にも同情されてくないどうせわからないくせに…あっちは悪気があって言ってないんだと思うけど俺はとても嘘に聞こえる全て何もかも嘘に聞こえる。大丈夫?どこを見たら大丈夫って言えるの?そりゃ大丈夫?って言われたら大丈夫!って言うしかないじゃん..この嘘の大丈夫は誰にもわからないあの子は分かるかもね..


2月20日

学校ってなんであるんだろう。学校があるからこそ勉強ができ新しい出会いがあり友達がたくさん作れる。でもね….逆に学校があるからこそ嫌なことがあるんだよ?学校で嫌なことあっても親に言えないし..親に言ったところで何も変わらないどうせとにかく学校は行けって。みんな優しくて好き。でもねだからこそ、その優しさが俺の心を痛みつけるんだ。俺を心配してくれて嬉しい..でも君を巻き込みたくないんだ。俺が全部抱え込まなきゃないも変わらない。今はあの子と俺で分け合ってなんとか生きていられるけど、このままなんてずっとなんて無理だよ….いつかは爆発する。だからそのいつかが来る前にあの子の苦しみを全部貰って俺が全部抱え込む。そうすることで丸く収まる、これでいいじゃん!俺はやっぱ天才だな…あははこんな勉強も運動も性格も悪いやつといてくれて嬉しい、ありがとう。逃げる場所なんてない、俺はみんなが大切だ嫌いなやつだって、たまには優しく接してくれて全部悪いわけじゃない。


2月21日

今日はオールをした。とても辛くてなにもしたくなかっただからこそ寝れなかった…暇だったから音楽を聴いたとても落ち着いてとても穏やかな曲優しい曲とても包まれる感じで少し落ち着いた…それだけでよかったそれなのに俺はコメントを見てしまった気になった…この優しい音楽を聴きながらコメント見ていると自然に涙が出てきた何故だろう…自分はそんな悲しいわけじゃないのにあはは…涙がどんどん溢れてくるみんな辛そう俺よりも辛そう生まれた環境がダメな人だっている親が暴力的な奴がいる


2月22日

音楽聴くととても落ち着く何もかも忘れられる感じで自分が作った夢の世界に行ける….どこまでも続く広い広い世界今日は1日中音楽を聴いた最後に聴いた曲が号泣したな…こんなに泣くとは思わなかった..寝ようと思って最後に聞いた曲なのにコメント見ると俺より辛い人がたくさんいて….それでもみんな頑張ってるんだって思って自分はなにも頑張ってないんだなって実感した..やっぱ夜が一番辛いんだね..寝れなくて怖くて朝になったらもう全ての自分がなくっていますようにって願いたい..由紀に相談なんてできないし,俺より辛そうにしてる。毎日学校で病んで…慰めてやりたいけど俺にはなんもできない.俺が相談したらで由紀はもっと自分の思いを溜め込む….


「そして、細かに読み進めていく。どれも自分を非議するようなものばかりだった。」


2月26日

怖い誰か、誰かそばにいて助けて、分かんないよ、誰でもいいからそばにいて、ひとりにしないで、怖いよ、、甘えたい、誰かに甘えて休みたい。誰でもいいから、お願いだよ、心の鎖を外してほしい、自分の力では外すことができない。みんなが羨ましい簡単に開けることができる。一回も開けてない鎖は錆がついて簡単には外せない、誰でもいいから俺を助けて、、、自分の感情がよくわからないよ。怖くて泣きたい悲しくて泣きたいでも泣けない、こう言う時は泣けないのに音楽を聴くと勝手に涙が溢れてくる。急にイライラすることもある。どうして怒ってるのかわからない。辛いすらわからない感情がわからないだから笑ってる笑ってれば丸くうまく収まるどんなになっても笑ってれば周りに危害を加えることもなく生きてられる、死にたいでも死ねない怖い怖いで何もかも逃げる、誰か殺して自分を殺してほしいどんなやり方でもいいから死にたい楽になりたいもうこの人生が嫌だ


2月28日

2月の最終日あともう少しだ…もう少しで死ねるやっとだ….やっと俺に自由が手に入る..俺はこのひをずっと待ち浴びてた….今日から学校昼休みが終わる直前教室を出て行くんだ誰にも見つからず誰からも忘れ去られてしまうように….


3月1日

…..もうこんな時間か今これを書いてもなんも意味はないんだけどねこののノートとはもうおさらばだね…俺は海に行ってくるよそして死んでくるね….もしできたらでいいけど、最後のページ読んで….皆大好きだよ..


と、最後のページにはそうつずられていた。違う、そうじゃない、そうじゃない…….そうじゃないんだ。



「ゆ…ば……」


と由紀がつぶやく。


「ゆうのばか」


「ゆうのゆうのばかばかばかー!!!ばかばかばか!」


もう、その叫びは音にさえならなかった。


だからこの叫びは、私が心が感じたものをそのまま記しているだけ。


「あはは、その顔で分かっちゃった」


私の、そんな思いっきり崩れた顔を、ボロボロにこぼれる涙を見て一先輩と颯も涙が出てくる。

なんでそうなるの?私何かしたのかな私が悪いのかな、私が,私が,私が私が私が……….悪いのかな………………寄り添ってあげられなかったちょっとでも親身にいてあげれれば何か違ったのかな。


ごめん、ごめん何度でも謝るから戻ってきてよ。


3人は泣き崩れた。その皆の顔を見て晴はさっき昇華させたはずの後悔が、激しく押し寄せてくる。


きっと私のこの答えは間違っている。


もう今となっては、正直に言うべきじゃない。


『私のせい』なんて言うべきじゃない。


だって今そんなことを言ったって、ゆうはそんなことを望まない。


そして、今を生きてる人が、前を向いていた人たちが、少しだけ傷ついてしまうから。


それでも、それでも、それでもさ……….


しばらくの間、悲しいって気持ちと、あふれる涙が、止まらなかった。



「由紀」


「あ…………」


涙がおさまってから10分くらい後…………


しばらくずっと、颯、一樹先輩の前で膝を抱えて座り込んでいた私の背中に、透き通った綺麗な男の人の声がかけられる。


「何?ないてるの?」


「泣いてないし、そういう颯だってめまっかじゃん」


私の隣に同じように座り込むと、颯は、膝にうずくまった私の顔を佐多に下からのぞき込む。


もちろん、今の顔を見られるわけにはいかない私は、必死に反対側を向いたけれど


「まるで小学生じゃん…………これが現実なんだよ」


「うん……….そうだよね現実を見ないといけないんだ」


と由紀が言う。


そして続けて


「まだ最後がある。それを読もう」


「「うん」」


と二人が返事をする。


由紀へ

俺のせいで病ませちゃってごめんね、俺は由紀になにもしてやれなかった。由紀が家でどんなことされているなんて知らないどのくらい辛いのかなんて知らない。気持ちをわかってあげたい俺に相談してほしいでも、俺には心の余裕がないから由紀を助けられない…でも由紀のそばにいることだけはできる由紀は俺にとってとても大事な友達…いや…親友…由紀が笑顔でいてくれれば俺だって笑顔でいられる由紀が嬉しいなら俺も嬉しい悲しいなら悲しい一緒に分かち合ってきた。俺の気持ちなんて誰もわかるはずないと思ってたでもそれは違った由紀だけはわかってくれた。ごめんね最後にこんな謝ることしかできなくて…由紀は俺が一番に人間として信用した最初の人このこなら絶対信用できると思った。だから絶対にこの子だけは傷つけないって自分の心に誓った晴…いつもありがとね大好きだよ


「私のこと考えてくれたんだ…私とっても嬉しい私が病んでる間ゆうはずっと辛い思いをしてきたんだね…わかんなくてごめん」


颯へ

俺が病んだ時いつも相談乗ってくれた聞いてくれたありがとう俺は病みすぎてイラついて颯にあたっちゃって八つ当たりをしすぎた。ごめんね颯はいつも場の雰囲気を楽しませようとしてくれたり盛り上げてくれたどんな時でもヘラヘラしててすごいなって思う颯がリスカした時焦ったこれ以上誰も自分を傷つけてほしくなかった。悲しかった病んでるのは俺たちだけってことじゃなかったみんながみんなないってわけじゃないんだそれでも何故か疑問が生まれた俺たちが病んでから颯は病むようになった共感してきてるみたいでうざかった「わかる」とか「それな」とかわかってもないくせに言うなよって思った。でもほんとに颯はリスカしたいぐらい病んでるんだなって思った疑ってごめんね


「俺は……グスン…..みんなに共感したかった。そこから俺の病みが始まったでもどんどん人間関係が良く分からなくなってリスカをした彼女にも心配かけた….ごめんねガキンチョ」


一樹先輩へ

俺は一樹先輩にいつも支えられてばかりだ。だから一樹先輩に相談なんかできない一樹先輩は俺に生きる理由をくれたそれでも生きることは辛かった。俺が死んでも一樹先輩のせいじゃないだから俺はもう一樹先輩に迷惑かけない。愛莉先輩に怒られた時俺を庇ってくれた俺は一樹先輩のことが好きだったでも彼女がいたからアピールすることができなかった。これからもお幸せにね俺はずっと応援してる。一樹先輩が笑顔だったら俺も笑顔だし一樹先輩が幸せならそれを見てるだけで俺は幸せだからごめんね一樹先輩に一番迷惑かけた


「先輩として色々役に立ちたかった….俺は迷惑なんて思ってないよ…ゆうの気持ちはよくわかった…ありがとね….」


この先はクラスみんなと先生たち..ここの部活の皆へも書いてあった..全部合わせて7ページゆうはみんなのことをちゃんと見てた…ゆうには全部見透かされてたんだ。すごいなここは…


そこからゆうの日記を読み終わって3人でまた泣き続けた。


「あぁ…..もう目が痛いや」


と由紀が今の状況を発する。


「少し落ち着いてからまた話そうか」


そして私たちは落ち着くため、ゆうの家を出て、海へ向かった。そして少し落ち着くことができた。


「今日の目的はゆうがどこにいるかだ….」


と首をかしげて頭を触りながら颯は尋ねた。


「ゆうはまだ死んで…ないよね?」


一樹先輩は質問を質問で返した。


そういうことはもう考えたくないのに……….


しかし皆はそう思いつつもすこし動揺してしまう。


あの日記を読んだらその可能性も出てきちゃうんだよ……….


もう今は祈るしかないのだろう。


そして不安の中3人は解散した。


キッチンのお父さん、いつもの朝ごはんを作るお母さん、いつもの校舎、いつもの友達、ただ一つだけ日常ではないことがある。


いつものホームルームを始めていると何やら皆がそわそわし始めたそのそわそわした中、先生は言う。


「先ほど、廣瀬ゆうさんの死亡が確認されています」


と悔しそうな、悲しそうなそんな感じで言った。


え……………………….え…………………….


由紀は困惑ながら言葉を言う。


「え、あ、え…………..あ」


言葉が出ないほどに困惑している。


なんで、少し不安な気持ちはあったんだ。でもいざそのことを確証される言葉が来ると何も考えられなくなってしまう………どうして………….もう涙が出ないや…………


そしてクラスの生徒は、どんなに怖い生徒もどんなに話しかけても冷たくする生徒も泣いていた。それはそうだろう人が死ぬんだ、生命が絶たれるんだ。どよめくのは当然の反応だろう。


「…………………….」

「…………………….」

「…………………….」

「…………………….」


皆はもう言葉も出ないらしい。


先生は何も言わず教室から立ち去る。


そして1時間目のチャイムが鳴り数学の先生が、教室のドアを開け『では挨拶を』という。


何もなかったかのように授業が始まる。


所詮教師というのはそこまでの者だったのだ。


そして授業は終わり颯は一樹先輩のとこへ向かい、廊下の柱のとこに集まる。


そして何も言わず一樹先輩はカバンからあるものを取り出す。


「颯……..持ってきたんだ」


と一樹先輩は言う。


「何も言わずに見てほしい」


その一樹先輩の願いにが応答する。


「わかった」


そしてペラペラとページをめくって止まった先にあったのは



由紀、颯..多分これを今見てると思う。みんなに見せてほしい最後のページだけでいいお願いしますこれが俺の最後の願い



という1文のゆうの皆への願いだった。


「そっか…」


「みんな!話を聞いてくれゆうがみんなへいろんなこと書いてくれてるんだ」


「え、颯持って来たの?」


「いや..一樹先輩が…」


「じゃあ読むね」


颯は泣きながら読み続けた….最後までみんなに伝えることができた..これでゆうは救われたのかな………………………………………………….



いや


       これで終わりなんてさせない


            ゆうを傷つけたものを許さない


                 ゆうは復讐なんて望んでないのはわかってる……..


                         でも私が勝手にしたいだけだから許してくれ

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