ink主役の物語（短編集

エラー視点

『エラー』

「どうシタ、インク」

インクが珍しく落ち込んでいる

いや、落ち込むこともあるがこんなにも辛い顔、出来ただろうか？

『あのね、好きな子がいたの』

あー、そうか、

『それで』

そのさきを言わないでくれ

『僕』

なにを言われても、傷ついてしまう

『告白したの』

やめろ

『振られちゃった…（笑）』

わかってる

もうやめてくれ

「そレは…あー残念ダったな、 」

こんなことしか言えない自分に腹が立つ

『うん… 』

泣き出してしまった、

なんて声をかければいい、？

『ぼく、ホントにｯすきでさｯ！』

「…あぁ 」

俺は最低だ

『こころがｯないからｯ！…ホントは好きじゃないだろってｯ！！』

「… 」

いま頭にある考えを止めろ

『…ｯごめん、めんどくさいよね…ｯ　

ただだれかにいいたかったの…』

「なあ、インク、 」

俺と付き合わないか、？

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