テラーノベル
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「僕彼女できたんだ」
息子の彼は朝食を食べながらそう伝えてきた。
「彼女⋯おめでとう」
彼も思春期なのだから仕方がない。
沢山恋愛をすればいい。
「彼女、めちゃくちゃ可愛くてさ!この前初めてキスしたんだけど〜」
「キス、?」
「うん!あんまり上手にできなかったけど⋯」
「⋯そうか」
気分が悪い。
「結婚、もしかしたらあの彼女とできるかも⋯なんて、へへ」
幸せそうに微笑む彼。胸が苦しくなる。
なんでだろう、素直に喜ぶことが出来ない。
「彼女、とは最近どうなんだ?」
「ん?いい感じだよ!優しいし!」
(⋯残念だな)
不覚にもそう思ってしまった。
「父さん⋯」
学校から帰宅した彼は涙を流していて、少し怪我をしていた。
「どうしたんだ⋯その怪我⋯」
「彼女が浮気してて⋯僕もう⋯うう⋯」
「浮気⋯?⋯辛かったな、おいで」
手を広げると彼はすぐに飛び込んできて、泣きじゃくった。
「僕いっぱい愛していっぱいキスしてサプライズもしたのに⋯なにがだめだったのかな⋯」
「彼女が悪いよ、お前は悪くない」
「うう⋯父さん⋯ぐすっ⋯」
(⋯良かった)
彼を抱きしめる力が段々と強くなる。
「父さん、痛いよ⋯」
「ああごめん⋯」
「ううん、大丈夫 心配してくれてたんだね」
「⋯」
「父さん」
「?」
「大好きだよ 僕にはもう父さんしかいないもん⋯へへ」
その発言は普通異常だと思うものなんだろうが、
(嬉しい)
何故かその時はすごく嬉しく感じた。
「父さんすきだよ」
「⋯」
彼と口付けを交わす。
柔らかい唇に興奮して、もうちょっと過激なものが欲しくなる。
「父さん⋯えっちしよ」
耳もとで囁かれる。
もう戻れない。
「へへ、やった⋯父さんとえっち⋯♡」
寝室に移動してベッドに倒れ込む。
数分もすればぐちゃぐちゃとした音が響いてお互いの呼吸と体が乱れていた。
「父さん⋯っすきっ⋯」
下で喘ぐ彼と、彼の上で腰を振る自分。
彼のものが奥へ奥へと入っていく。
親子なのに、体の関係を持ってしまった。
「父さん、中にだしていい?」
「⋯っ」
「あっでる⋯んっ⋯」
了承を得る前に彼はまた絶頂して、中が彼の精液で満たされる。
「父さん⋯あかちゃんできちゃう?」
俺の腹を撫でてそう言う彼に、また少し興奮した。
「父さん」
妻に対する罪悪感が今更ながらも襲ってきた。
「もう僕以外のこと考えないでいいよ」
彼に頬を触られて、キスをされる。
舌を絡めて頭がおかしくなりそうだった。
「父さん⋯」
行為を愉しむ彼。
「愛してるよ」
その言葉に俺は返答すること無く意識は途絶えた。
コメント
7件
あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ大好きです。愛してます。😍😍😍一生らぶらぶしててくれ。
らぶ!!!!!!!!!!…!!!、怪我大丈夫か!!!?????????救急車ーーーーー!!!!!
てぇてぇ…てぇてぇすぎてこれは奥さんも応援しちゃいますね