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かめちょん
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コメント
1件
枕元からアラーム音が聞こえ
手を伸ばして止めた
もう朝か…
未だ重い瞼をゆっくりと開け
日が差し込む窓の方を見つめた
すると
玄関からチャイムが鳴った
こんな時間から誰だろう…?
いそいそと起き上がって
玄関の方へ向かい
インターホンを覗いた
「え…?」
そこには警察が2人いた。
(どうして、警察が…?)
不安に思っていると
「ごめんくださーい、警察の者なのですが少しお時間よろしいでしょうか?」
「あ、はい…!大丈夫です…!」
恐る恐る扉を開け、警察の方を見る。
「すみません、実はですね…」
警察の1人がゆっくりと口を開いた
「昨晩、この近くにとある男性が何者かに捕食されてしまいまして…」
「えっ!?そうなんですか!?」
被害者は女性が多かったのに
今回は男性…
朝にもかかわらず大きい声で驚いた
「はい、小さなことでもいいんでもし目撃したとかなにか情報があれば教えていただけませんか?」
「あ…すみません。その時間帯は家にいたので、分からないです…」
申し訳なさそうに僕は答えた。
「いえ、それだけでも大丈夫です。ご協力ありがとうございました。」
「くれぐれも外出には気をつけてください。」
とだけ言い残し、去っていった。
「はぁ…この近くとか怖いなぁ…」
僕は、昨日見たニュースを思い出してしまい、頭を横に振った。
気を取り直して
準備をして家を出た
「こんにちはぁ~」
「こんちわ~」
「もうお昼か、こんちわ」
「挨拶くらいちゃんとしてよ~」
「はいは~い」
「もうっ!」
「まぁまぁ涼ちゃん落ち着いて」
「む…そういえば朝、僕んとこに警察が来てさ」
「警察!?」
「涼ちゃんなんかしたのか…?」
「なんもしてないって!」
「それで、なんでだろうと思ったら、僕の家の近くに例の事件が起きてたんだ」
「え、あの事件?」
「そう」
「しかもね、捕食されたのが男性だったんだ」
「男性…確かにいままでの被害者は女性ばかりだったけど、今回の事件の被害者が男性とはこれまた珍しいな」
「ね、びっくりしちゃったよ」
「もしかして、ケーキとかフォークって男女関係ねぇんじゃね?」
確かに若井の言うことに一理ある
「さすが若井、それはあるね〜」
「ふふん」
「うわムカつく」
「ムカつくってなんだよ!」
「こわーい!涼ちゃん助けてー!」
「え〜…」
ギャーギャーと騒ぐこの光景は
いつまでも続いてほしいなと思う僕だった
「はぁ〜撮影終わった〜…」
「いやー、今回は俺とチームはセンス良かったわ」
「それ、自分で言うか?」
「元貴らしいね」
「おつかれ〜」
僕は元貴たちに手を振り
帰りは久々に電車で帰ろうと 駅へと向かった。
この時間だろうか人が多い
なんとか空いてる座席を見つけ座る
…?
(なにか視線を感じる…?)