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アネモネ3
テオside
目を覚ますとどこかの部屋で……。
周りを見ても俺の知った部屋じゃない。
ゆっくり起きてベッドから降りてドアノブを掴もうとしたら…。
ガチャ。
カラスバ「お?起きたんか?おはようさん。」
テオ『……カラスバ??何で?』
カラスバ「ほんまお前さんは…あない無理してアカンで、コレからは暫く俺がお前さんの面倒見るさかい。」
テオ『何でだよッ、俺は平気だってッ!』
カラスバ「そうやって無理するところアカンで、お前がどんだけ強いやつかも知っとる。ただ、それはポケモンバトルだけや、お前自身の事やない。」
何が言いたい?
カラスバ「お前さんは悪夢を見とる。それも質が悪い方のな。」
テオ『…悪夢?』
カラスバ「あっちでお前さんの婚約者居たやろ?」
テオ『…彼女の本音だよ。俺を憎んでる。』
カラスバ「ホンマにおバカさんやな!もしお前さんを恨んでるならずっと前から恨んでるはずや、なのに今更恨んでますよ〜、落ちて来い何て可笑しいやろ!それは向こう側が反転してるからや。」
テオ『反転?』
カラスバ「例えば俺が向こう側に居るとする。そしてテオを見て嫌いとか、苦手って言うことや。」
テオ『…カラスバ俺の事嫌いなんだ。』
カラスバ「だぁー!!違う言うてますやん!?俺はテオの事愛しとうッ!そりゃめっちゃ好きやッ!!でも異次元ミアレはちゃうねん。だからお前さんは消えんで、俺の隣歩いてやぁ。」
テオ『あの人は…俺の事ッ憎んでないの?本当にッ!?』
カラスバ「そや、憎んでない。寧ろ幸せやったろなあずっと苦しんで辛くても好きな人を思っえんねん。誰が嫌になるん?」
カラスバから話されて俺が生きていいのか?つて思う。
カラスバ「俺はお前さんと過ごしたいねん。ずっと好きや言うとったけど…そうやなァ、彼女さんのこともあったもんなあ。俺はお前と生きたい。なぁ。俺と生きてくれへん?」
プロポーズをされたのは初めてだ。でも。俺には彼女が居る。例え亡くなっても俺の心は彼女だけだ。
テオ『……、気持ちは嬉しい。でも、俺は彼女だけだ、そこは曲げない。曲げるつもりもない。』
カラスバ「……そうやなァ、男なら一途に愛してなんぼやんなぁ。でも、たまにメシとかお話する位ならええ?」
テオ『それなら良いけど。』
カラスバ「なら今度メシでも行こぉや、美味しい店知っとるさかい。」
カラスバside
いつか絶対落としたる。
未亡人じゃなくて俺と一緒になるんや。
覚悟しとき……。